PEKI produced by 近畿壁材 | 匠に役立つ塗り壁ブログ
MENUメニュー

PEKIのお悩み解決ブログBLOG

「問題解決のご提案!」の記事一覧

2026/06/30(火曜日)塗り壁の「吸水調整」とは?DIYでも失敗しないための重要な下地処理を解説

一般の方でDIYをされているお客様より質問いただきました。

「古民家を購入しました。近畿壁材さんの補修マニュアルを参考に、自分たちでDIYで補修しようと考えていて、最終仕上げは漆喰にしたいと考えています。

古い土壁なので剥がれている部分も多く、凸凹しており、まずは古い土壁を強化剤で固めた後、凹凸を同じ土壁埋め、平滑するところまで現在すすみました。

ここで気になったのが近畿さんのマニュアルにあった【吸水調整】という作業。この作業がなんのために行い、またどの部分でする作業なのか教えてください。

ちなみこのあとの手順は平滑にした土壁の上に【島かべ砂漆喰】を施工し、最後に【島かべしっくい】で仕上げます。」

という内容でした。

 

吸水調整とは下地が水を吸いすぎないようにする作業です

 

【吸水調整】はその名のとおり、水の吸い込みを調整する作業ですが、塗り壁作業では下地が水を吸いすぎないようにする作業です。

塗り壁材には適度な水分が必要です。ところが、乾いた土壁やモルタルはスポンジのように水を吸います。

すると、塗った材料の水分まで奪われてしまいます。

その結果、

□材料が伸びない

□コテで整えれない

□ひび割れが発生する

□剥がれる

というトラブルが起きやすくなります。

そのため、事前に吸水調整材を塗って、下地が水を吸いすぎないようにします。

 

水の吸い込みが多い下地とは?

 

ご質問いただいたお客様の【吸水調整】が必要な場面は、土壁を塗って平滑し、乾燥した土壁に【島かべ砂漆喰】を施工する前。

もうひとつは【島かべ砂漆喰】を施工し、乾燥した【島かべ砂漆喰】の上に仕上げの【島かべしっくい】を施工する前になります。

なので、このお客様の場合、よく水を吸い込む下地は「土壁」と「砂漆喰(中塗り漆喰)」になります。

その他【吸水調整】が必要な水の吸い込みが激しい下地をお伝えすると、「モルタル」「珪カル板」「ブロック」「石膏プラスター」などがあります。

 

【下地】     【吸水調整】

土壁         必要

モルタル       必要

砂漆喰        必要

ブロック       必要

ケイカル板      必要

石膏プラスター    必要

 

吸水調整が必要な理由

 

今回のポイントをまとめます。

□下地が水を吸いすぎるのを防ぐ

□材料が塗りやすくなる

□ クラックを防ぐ

□剥がれを防ぐ

□材料ロスを減らせる

DIYで塗り壁を施工する場合は、「吸水調整」は決して省略してはいけない工程です。

 

今回ご紹介したような吸水調整には、当社の「島かべドライストップ」をご使用いただけます。


≫島かべドライストップはこちら・・・

土壁、モルタル、珪カル板など、水を吸いやすい下地の吸水を抑え、塗り壁材を施工しやすい状態へ整えます。

DIYのお客様にも扱いやすい製品ですので、これから塗り壁に挑戦される方はぜひご活用ください。

2026/04/04(土曜日)仕上げ材(漆喰や土壁)が部分的に剥がれた壁の塗り替え方法

仕上げ材だけの剥がれなら凹みは小さい

 

お問い合わせが続いたので少しご説明します。

壁一面のなかで仕上げ材(漆喰や土壁)部分的剥がれていて、剥がれていない部分はしっかり壁に定着している。こんな場合、どのように下地処理し塗り替えを行えばいいのか?というご相談です。

 

 

元々塗られていた仕上げ材(塗り壁材)の種類によっては塗り厚が厚く、凹みが深くなっているものもまれにあるのですが、漆喰や珪藻土壁(土壁)、砂壁など一般的に販売されている仕上げ材(塗り壁材)は塗り厚3ミリ以下であることが多いです。

塗り厚3ミリの仕上げ材が剥がれているということは凹み部分の深さも約3ミリ。一つの壁の中で3ミリ程度凹み部分が、点々と部分的にある状況です。

 

まずは壁全面にプライマー処理

 

このような状況の場合、まずは「島かべプライマー」を壁全面に施工してください。全面なので、剥がれて凹みがある部分、剥がれていない部分も含め壁全面です。

プライマーを塗布することで古い壁の表面を強化し、古い壁からのアクを止める役割があります。

 

≫島かべプライマーはこちら・・・

塗布後は6時間以上させてください。

 

 

 

次は穴埋め作業

 

次に行うのは凹み部分の穴埋めです。穴埋めは塗り替え用下地材「さっと」をパテ状に練って埋めます。

パテ状なので、塗り替え用下地材「さっと」を規定の練り水量より少ない量で、少し固い程度で材料を練って凹み部分を埋め、壁をフラット(平滑)にしてください。

 


≫下地材さっとはこちら・・・

 

穴埋めが終わったら24時間以上乾燥させてください。

 

壁全面に塗り替え用下地材を塗る

 

凹み部分を埋め、フラット(平滑)になった壁全面に、規定の水量で練った塗り替え用下地材「さっと」を壁面に施工してください。

「さっと」を塗る事で最終仕上げ材(塗り壁材)がスムーズに施工できるようになり、壁にしっかり定着するようになります。

塗り終えたら24時間以上乾燥させてください。

 

最終仕上げは漆喰でも土壁でも!

 

下地材「さっと」の上には、漆喰(しっくい)、土壁自由に選択する事ができます。

お好みの仕上げ材(塗り壁材)を施工しください。

 


≫おすすめのカラー漆喰・・・


≫おすすめの土壁仕上げ材・・・

 

以上がこの度は仕上げ材(塗り壁材)が部分的に剥がれた場合の塗り替え方法になります。

ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

2026/03/24(火曜日)古い壁の塗り替え|失敗しない下地処理のポイント

「古い壁をDIYで塗り替えたい」
「塗り壁に挑戦したけど剥がれないか不安…」

そんな方に向けて、この記事では
【DIYで失敗しないための下地処理のコツ】をわかりやすく解説します。

実は、塗り壁DIYで最も重要なのは【塗る作業ではなく「下地処理」】です。

検索でもよく見られる「塗り壁 DIY 下地処理」「壁 塗り替え 剥がれ 原因」
といった疑問をこの記事でご説明します。

 

なぜ下地処理が重要?【壁塗り替えで失敗する原因】

古い壁には以下のような問題が潜んでいます。

・ホコリ・油汚れ
・
カビ・藻
・
劣化した旧塗膜
・
下地の浮き・剥離

これらを放置して塗ると…塗り壁が剥がれる・膨れる・ムラになる

つまり、【下地処理をしない=失敗する可能性が高い】ということです。

 

下地処理の基本ステップ

ここでは基本的な工程を紹介します。

① 壁の清掃(汚れ落とし)

まずは表面の汚れをしっかり落とします。

・ホコリ → ブラシ・掃除機
・
油汚れ → 中性洗剤
・
カビ → カビ取り剤

見た目がキレイでも必ず清掃を行ってください。

 

② 劣化部分の除去

古い壁の弱い部分は取り除きます。

・ポロポロ落ちる部分 → 全て除去
・
下地の浮き部分→浮いている部分まで除去

ここをサボると後から確実に剥がれます。

 

③プライマー塗布

新しく塗る壁の密着を高める工程です。

・古い壁への吸水を抑える
・
古い壁表面の粉っぽくなっているのを固める
・
古い壁から上がってくる可能性があるアクを抑える

などの対策です。

 

④下地調整材の施工

一番重要な工程です。

・凹凸を平滑にする
・仕上げ
材の密着を高める
・
仕上げ材施工時の吸い込みムラを防ぐ

最終仕上げ塗り作業がスムーズに行え、仕上がりが美しくなります。

 

よくある失敗例

検索でも多い失敗がこちら

・下地処理を省略
・
いきなり塗り始める
・フィラーを使わない

結果… 数ヶ月で剥がれるケースも多いです。

 

プロが重視する「見えない工程」

実はプロの現場では【作業の6~7割が下地処理】と言われています。

つまり、仕上がりの良し悪しは塗る前にほぼ決まっているということです。

 

塗り壁を成功させるコツ

「塗り壁 DIY」「壁 塗り替え」を成功させるためには

・清掃を徹底する
・劣化部分をしっかり除去
・プライマーと下地処理材で下地を整える

【塗る前の準備が9割】これを意識するだけでDIYの仕上がりは大きく変わります。

 

当社ではDIYの方でも扱いやすい塗り壁材や下地処理に最適な材料のご提案も行っています。

「どの材料を使えばいいかわからない」
「この下地に施工できるか不安」

といった方はお気軽にご相談ください。

PEKIのお悩み解決ブログ

CATEGORYカテゴリー

ARCHIVE月別アーカイブ