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PEKIのお悩み解決ブログBLOG

2021/03/02(火曜日)土蔵の補修|大壁土蔵の必需品!不陸調整に砂漆喰が必要。

砂漆喰について考える!

なぜ?土蔵の補修に砂漆喰は適しているのか!


土蔵の補修では、土壁が凸凹になっています。
そんな凸凹をフラットにするのが砂漆喰の役割で、土蔵補修には適しています。

出張先で土蔵の新築現場を見せて頂きました、この度はその現場をご紹介します。

現場の業者様も土蔵の新築は20年ぶりと言っていましたが、荒壁も、古い土と新しい土を混ぜて作ったそうです。

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大直しの後、漆喰を塗るにもまだ下地は凸凹!

そんな時に活躍するのが、砂漆喰(島かべ砂漆喰)です。

砂漆喰は、土壁やモルタルなどに漆喰を塗る場合の下地の不陸調整(真っすぐ)に使います。

漆喰下地は、上塗りが均一の厚みに塗れるようフラットにする必要があります。

 

砂漆喰は、漆喰上塗りを美しく仕上げる中塗り漆喰です。

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また新築の隣にもう一つ約60年前の蔵があり、木舞が竹ではなく針葉樹が使用されていました。

左官様も初めて見たと言っていましたが私も初めて見ました。

現場周辺は昔から林業が盛んで、もしかしたら竹よりみじかで手に入りやすかった為かな?と二人で話しておりました。

 

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2021/03/01(月曜日)砂漆喰 使い方|砂漆喰は屋根しっくいに使えます

本物の屋根しっくいの作り方


 

タイトルは、屋根しっくいですが、現場はお寺の「漆喰壁」。ちょうどお寺の改修工事で材料についての相談で現場を見せて頂きました。

古い漆喰を剥がしての漆喰改修中で、下地は小舞荒壁下地を改修中、ちょうど塗りあがった面があったので見せて頂きました。

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漆喰の改修とは思えない美しい仕上がり、土中塗り下地に砂漆喰をして、上塗り漆喰仕上げだそうです。
「島かべしっくい」はもちろん白ですが・・・改修工事なので、油と炊き糊を入れて少し色を変えたそうです。

 

あんまりピカピカにせず良い感じです。

 

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足場の下ではちょうど屋根屋さんが屋根しっくいを練っていました!

 

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大きなお寺で大量に使うので凄い量です。

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実は本漆喰の屋根しっくいは「島かべ砂漆喰」でつくれます。
つくり方は簡単!「島かべ砂漆喰」に「島かべ油」を入れて水で練るだけです。

練り加減、練り固さは屋根しっくい用としてお好みの固さに調整してください。
おすすめは壁に塗る場合よりも少し固め!理由は屋根は傾斜があるため、やわらかいとタレてしまうからです。

 

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壁の漆喰も屋根のしっくいも、日本の伝統文化!本物はいいですね。
当社もこれらも本物を絶やさぬよう頑張ります。

2021/03/01(月曜日)伝統の漆喰|価値ある建築に中国庭園「燕趙園」改修工事にも淡路島の漆喰!

「淡路島の漆喰」で建築の付加価値を高める!

島かべ練り漆喰は、昔ながらの漆喰!


漆喰壁とは何か・・・「淡路島の漆喰」が日本の漆喰を忠実に継承!

漆喰改修(塗り替え)の現場へ

この度外塀の漆喰の汚れや痛みが目立ってきて、塗替えになるかもしれないので一度現場を見た上で話しを聞きたいとの知り合いの設計士様よりご連絡があり打ち合わせに行ってきました。

確かに設計士の先生のお話のとおり、汚れとクラックからの雨水進入による浮き、剥がれが所々あり、場所によっては下からの雨水吸い上げによる黒カビが発生している箇所も見受けられました。ただ大半以上の既存漆喰壁はしっかり定着しており、それを踏まえた上でこれから先生と補修方法を考えたいと思います。

剥がれた場所、剥がれない場所の塗り替え!

カビは大丈夫そうです!

カビがあれば塗り替えには殺カビ剤が必要。

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美しく伝統の漆喰で塗り替えられた現場!


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漆喰の補修方法!

こちらの現場は古い漆喰壁が80%以上しっかり定着していたので、そのまま塗り替えします。

① まず浮き剥がれ部分を撤去してから水洗い清掃し、乾燥後島かべプライマー塗り乾燥!

② 固練り漆喰ベースで穴埋め不陸調整!

③ その後壁全面漆喰ベース二度塗りで島かべネット伏せ込みし、乾燥後文化財仕様の漆喰、島かべ練り漆喰で押さえで仕上げ!

こちらの現場ように既存の漆喰壁がしっかりしている場合は漆喰ベースが非常に便利です。

この度の工事は外塀部分の一部でしたのでまだ改修工事前の壁もあり、改修前と改修後の漆喰壁の違いがよくわかります。もし訪れる機会ございましたら、確認していただいてもおもしろいと思います。


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