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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2022/08/28(日曜日)土壁材料|微塵苆(みじんすさ)とは?

土壁上塗りに使われる藁すさ「みじんすさ」


みじんすさは文字通り、細かく切断された藁すさです。

なのでみじんすさは、仕上げ材に混入しても目立ち過ぎないのが特徴。

細かく切断されていても、すさとしての役目は損なわれません。

 

みじんすさは、水ごね仕上げに使われていた!

 

水ごね仕上げは土と川砂、それからみじんすさを混ぜ合わせ、1~2日ほど寝かせた土壁材料を使用します。

 

「みじんすさ」の製法

 

3㎜以下に細かく切断し、藁の節の部分を除去してふるいにかけます。

原料には、古縄や古くなった藁が使われることもあります。

仕上げ表面にすさがほとんど見えない、上品な土壁仕上げをお考えの方に「みじんすさ」をぜひおすすめさせていただきます。

2021/07/27(火曜日)ビニールクロスから呼吸する土壁へ塗り替えをお考えの方へ

 


 

ビニールクロスがしっかり接着しているならそのまま塗れる土壁がある

 

梅雨明け宣言も出て夏本番!今年の夏も本当に暑いですね。

開催中のオリンピックに出場中の選手達も大変です。すでに海外の選手からは暑くて協議に集中できないという声も上がってきています。

日本の夏は気温だけではなく、湿度も高いため、乾燥した気候に慣れている海外の選手にとってはかなり辛いのではないでしょうか。

この湿度を下げるのに土壁が効果的なのを皆さんご存じでしょうか?

もし知らない方は下の動画をご確認ください。

 

 

土壁は呼吸する壁材のため、このような良い機能があります。湿度を抑え快適な空間になります。

また、土壁は素材が仕上げ表面に見え、意匠性が高く、お部屋に高級感がでます。

 

 

 

そんな土壁を塗って、部屋の雰囲気を変えたいとお考えの方には、ビニールクロスの上に塗れる土壁をおすすめします。

 

 

 

ビニールクロスの上に塗れるため、施工は簡単!あとは塗るだけです。ぜひ土壁リフォームにチャレンジしてみてください。

2022/08/27(土曜日)土壁の素材 藁すさ|「まるなかすさ」とは?

土壁や漆喰の表情にわらすさを強調させる【まるなかすさ】


まるなかすさは長さは標準サイズですが、少し荒め(太め)のわらすさとなっており、稲色がきれいなのが特徴です。

土壁や漆喰に混ぜて施工すると、すさの繊維が少し太いので、仕上げ面の意匠、デザインとして強調性があります。

わらすさはつなぎ材として役割も有るため、亀裂(割れ)防止の効果も高くなると言われています。

アク抜き処理をしていないので、アクの味わいを出したい時には良いかも!

土壁や漆喰の仕上げ面にをわらすさを強調させると合う、和風イメージの店舗や和モダン住宅におすすめです。

是非、お試しください!

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