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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2021/07/05(月曜日)漆喰材料をメンテナンス|使いやすい材料に変える。

今お使いの漆喰壁に満足ですか?


近畿壁材では、お客様のニーズに合わせた材料のご提案ができます。

「美しい漆喰とは、現場で職人が使いやすい漆喰である!」

ということで、この度左官屋さんと使いやすい漆喰について研究をしてみた。

一口に漆喰材料と言っても国内、海外合わせると漆喰及び漆喰系材料は多くある。

そのまま使う方もいれば、糊やすさ、骨材などを混ぜて自分でオリジナル漆喰にしている方もいる。

そんなオリジナル漆喰を使っている職人さんにお話をお聞きし、現場で検証をして頂いた。

使いやすいの定義は人それぞれ、しかし重要なのは「糊」であることに行き着いてきた。

糊は糊でもMC(メチルセルロース)ではなく海藻糊であることが重要!

左官材料に使われる糊は、複数あるが漆喰という話になると海藻糊が重要である。

もちろん、焚き糊は最高だが、粉末の海藻糊でもその漆喰らしさはMCよりも数段良い!

>島かべ角又をいれて夏場の漆喰施工を乗り切ろう!

何が違うの?MCと海藻糊・・・

これは、実はメーカーにも分からない話、海藻糊の漆喰と化学糊の漆喰では施工性が違います。

もちろん、骨材(炭酸カルシウム)やスサ(麻すさ、紙すさ、樹脂繊維)でも違うが

やはりあの漆喰独特の「モチモチ感」「塗り付けの重たい感じ」「ぐにゅっと」伸ばす感じがMCでは出ないんですよね!

文章では伝えられませんが、

「さらっと」「するっと」した感覚はMCでは感じられます。また表面の「ねばねば」のような感じも強いのがMCですね。

ただ、鏝波を消す、消しやすいのは糊だけでは解決しません。

スサや骨材のバランスも重要ですね。

それ以外にも、チリ掃除やチリ周りの押さえしやすいのも海藻糊!

そんな海藻糊だけのスペシャルな漆喰を作りました!

 

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