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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2021/05/28(金曜日)三和土と書いて「たたき」と読みます!ご存じでしたか?

三和土(たたき)は土を押し固め強度を出す伝統工法


 

和土(たたき)には土と石灰とにがりが使われます。『三和』と書くには諸説ありますが、これら3つの素材を合わせたたいて完成させることから三和土(たたき)と呼ぶようになったようです。

 

石灰が高価で、手に入りにくい時代には、土とにがり(当時は海水)を混ぜ、たたき仕上げた二和土などもあったと言われています。

この歴史ある三和土は、セメントやコンクリートが無い時代、住宅土間や基礎をはじめ井戸枠や用水路など、広くみじかな建築に用いられていました。

 

 

相撲の土俵や土塀などもこの工法が応用されています。

 

長年使用することにより現れる苔なども実に風流で独特の味わいを持っていることから茶人にも親しまれています。

屋内においても台所などの土間によく利用されていましたが、梅雨時期などの湿度高い場合には、土が湿気を吸収し、逆に乾燥期には適度な湿気を放出し、透水性があり夏は涼しく、冬は温度低下を防ぐ作用もあります。

 

 

近畿壁材はこの伝統的な三和土を研究商品化し、忠実に伝統を継承した製品を提供しております。そんな伝統の土間たたき製品が気になる方は下記から資料請求お待ちしております。

 

 

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