いつもお世話になっている左官屋の社長様に内外装すべて「城かべ漆喰の家」が完成とのことで見せて頂きました。
デザインは、和風モダンといいますか、素敵なデザインで縦長の土地を有効に使った住宅です。
軒を大きくとり、庭の植栽も素敵で、漆喰の白さがそんなに主張しないデザインです。
ヨーロッパの漆喰など、近年はパターン仕上げが多いですが、この住宅は「日本の漆喰」の特長でもあるフラットな押さえで仕上られています。
中も見てください!とのことで、もうお住まいですが中も見せて頂きました。
玄関を入るとこれも漆喰の特長でもある大き目のアールを出スミに使い広さを感じさせる作りになっています。
アクセントにリクシルのエコカラットが張られ機能的にも漆喰との愛称バッチリ!
「白いですね・・・」
「高級城かべを使いました!」
なるほど・・・白さを強調させたいとのことで、今回内装には高級城かべを利用したそうです。
ちなみに、高級城かべは、「紙すさ」を使った漆喰で、城かべよりも純白でキメの細かい仕上げとなります。
しかも・・・高級城かべは、通常の城かべよりも本来漆喰が持っている「調湿機能」も優れています。
※調湿機能とは・・・珪藻土と同じく湿気をすったりはいたりする性能です。
で、本題に戻りますが、玄関です。
正面の窓も大きく明るく気持ちの良い玄関です。
「お邪魔します。」
玄関を上がって左が和室!ここも壁はオール漆喰ですが、白さは気になりませんね。
和室にも漆喰は合うんです。最近は、漆喰を洋風なイメージで使われることがありますが、もともとは「和」ですよねぇ~
で、次に行く前に廊下!
「かっこいいですよね、このフラットに押さえられた高級城かべ!」吸い込まれそうです。
掘りごたつと琉球たたみ!しかも床暖!
大きな開口でその前が奥様自慢のイングリッシュガーデンになるそうです。
もちろんここも高級城かべの押さえ!
でっかいテレビも小さく見えますね。
で、最後に2F、階段を上ると寝室と書斎、ベランダです。
まさにオール漆喰の家!
外部の塀にも城かべ漆喰を塗って頂いていますが、植栽付近は汚れるので撥水材を塗布!
今回使用した撥水剤は、テカリも無く、漆喰の風合いを無くさない撥水材です。