一般の方でDIYをされているお客様より質問いただきました。
「古民家を購入しました。近畿壁材さんの補修マニュアルを参考に、自分たちでDIYで補修しようと考えていて、最終仕上げは漆喰にしたいと考えています。
古い土壁なので剥がれている部分も多く、凸凹しており、まずは古い土壁を強化剤で固めた後、凹凸を同じ土壁埋め、平滑するところまで現在すすみました。
ここで気になったのが近畿さんのマニュアルにあった【吸水調整】という作業。この作業がなんのために行い、またどの部分でする作業なのか教えてください。
ちなみこのあとの手順は平滑にした土壁の上に【島かべ砂漆喰】を施工し、最後に【島かべしっくい】で仕上げます。」
という内容でした。
吸水調整とは下地が水を吸いすぎないようにする作業です
【吸水調整】はその名のとおり、水の吸い込みを調整する作業ですが、塗り壁作業では下地が水を吸いすぎないようにする作業です。
塗り壁材には適度な水分が必要です。ところが、乾いた土壁やモルタルはスポンジのように水を吸います。
すると、塗った材料の水分まで奪われてしまいます。
その結果、
□材料が伸びない
□コテで整えれない
□ひび割れが発生する
□剥がれる
というトラブルが起きやすくなります。
そのため、事前に吸水調整材を塗って、下地が水を吸いすぎないようにします。
水の吸い込みが多い下地とは?
ご質問いただいたお客様の【吸水調整】が必要な場面は、土壁を塗って平滑し、乾燥した土壁に【島かべ砂漆喰】を施工する前。
もうひとつは【島かべ砂漆喰】を施工し、乾燥した【島かべ砂漆喰】の上に仕上げの【島かべしっくい】を施工する前になります。
なので、このお客様の場合、よく水を吸い込む下地は「土壁」と「砂漆喰(中塗り漆喰)」になります。

その他【吸水調整】が必要な水の吸い込みが激しい下地をお伝えすると、「モルタル」「珪カル板」「ブロック」「石膏プラスター」などがあります。
【下地】 【吸水調整】
土壁 必要
モルタル 必要
砂漆喰 必要
ブロック 必要
ケイカル板 必要
石膏プラスター 必要
吸水調整が必要な理由
今回のポイントをまとめます。
□下地が水を吸いすぎるのを防ぐ
□材料が塗りやすくなる
□ クラックを防ぐ
□剥がれを防ぐ
□材料ロスを減らせる
DIYで塗り壁を施工する場合は、「吸水調整」は決して省略してはいけない工程です。
今回ご紹介したような吸水調整には、当社の「島かべドライストップ」をご使用いただけます。
土壁、モルタル、珪カル板など、水を吸いやすい下地の吸水を抑え、塗り壁材を施工しやすい状態へ整えます。
DIYのお客様にも扱いやすい製品ですので、これから塗り壁に挑戦される方はぜひご活用ください。












