近畿壁材 | 2016 | 12月
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匠に役立つPEKIブログBLOG

2016年12月の記事一覧

2016/12/19(月曜日)挑戦は続く!・・・新製品情報!

漆喰とカビの問題は、このブログでも再三ご紹介させて頂いておりますが、当社としてもカビが生えた現場への対応には日々努力を続けております。

≫カビを殺す製品はこちら・・・
≫漆喰内に入れる抗菌剤はこちら・・・

今回はそんな中、お客様にご協力頂きカビが生えた壁面をリペアーする製品の開発を進めさせて頂いております。
もともと撥水と下地の汚れを隠蔽する製品は持っていましたが、今回はそれを鏝塗り仕様に変更!その実験を実際の壁で行います。

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実際ひどくなると結構黒くなります。特に軒が無く、雨が直接当たるような場所でのパターン漆喰はこのような状況になることが多いようです。

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今回はその壁面を3つのブロックに分け、3種類のタイプの製品で試験です。

Aは、骨材入り
Bは、骨材無し
Cは、ノロタイプ

どの製品も、撥水効果が高く、汚れに関してと漆喰面の乾燥スピードは早いのでカビの原因となる水対策をとることが出来ます。

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大事なのは「施工性」どれが一番塗りやすいのか・・・

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すこしわかりにくいですが、下地のカビの黒いのは隠蔽出来ました。ただ、城かべ漆喰のようにフラットにはどの製品もできません。残念!
ただパターン仕上げは良好で、寒水石の5厘程度なら混入可能です。

もう少しで発売できそうです。

「漆喰の汚れを隠したい!」
「亀裂を隠蔽したい!」
「カビを抑制したい!」
「雨がよくかかるので撥水させたい!」

このようなお客様へ・・・いかがですか?

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最近、「商品名がちょっと・・・・!」というお声を頂きます。この製品何かいい名前ありませんか?
公募しようかなぁ~

2016/12/18(日曜日)別注土壁を研究中!

こだわりのお客様からのご要望で別注品の土壁の上塗りを研究中です。

旅館での使用の検討中との事で、少しでもお客様のイメージに合うように奮闘中です。
沢山ある原材料からチョイスしながら、サンプルを作り、採用を頂いた時は格別の嬉しさがありますね。

見本4

原材料棚もぐちゃぐちゃでしたので、少しまとめました(笑)
分かりやすくなり研究しやすくなってます。

土壁や別注品のご用命はこちらからご相談下さい…

2016/12/16(金曜日)中塗り土の既調合品なんて売れるの!?

既調合中塗り土「中土~なかつ~」、販売当初われわれ社員もこの商品のニーズが本当にあるのか?半信半疑なところがありました。カタログなどが完成し、いざ販売がはじまるとお客様より想像以上のご注文をいただいております(^-^)うれしい期待の裏切りです(笑)
ご購入いただいた左官様に理由を聞くと、「材料単価のみで判断するより、作業手間を減らす事の方が大事だからね。材料単価が多少高くなっても、それ以上に計って、配合してなんかの作業手間が減るなら助かるから」とおっしゃっていました。
たしかに、既調合品を使わない場合中塗り土は、土、砂、藁すさと3種類別々の材料を用意し、その3種類を毎回軽量しながら混ぜ合わさなければなりません。大変な作業です。
もし中塗り土のお仕事が入ったら、作業手間削減にみなさんも一度ご検討ください。
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配合中塗り土「中土~なかつ~」

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