以前お墓の前に新商品の重吉たたきを施工させていただいた現場をご紹介しましたが、お墓の周りにも当初は重吉たたきを予定していましたが塗り厚が4㎝とれなかったのでウルトラソイルに変更になりました。
まずは、しっかり養生しました。当日は朝から雨だったので苦労しました。
次に下地処理し、材料を塗りつけていきます。
数時間後表面をスポンジのふき取りで仕上げました。
完成したのがこちらです。
施主様もお墓によく似合っていいし、草抜きもしなくていいもで助かりますと大変喜んでいただきました。
2016年9月の記事一覧
2016/09/27(火曜日)お墓の現場その2
2016/09/27(火曜日)土壁を石膏ボードに塗る時に適した下地はなに?
下地材さっと!は土壁の接着力、作業性ともに相性抜群!
糊土といわれる仕上げ材『本土壁やすらぎ』この素朴な感じが人気ですが、実際の施工となると色々デリケートなところもあるんです。
実際のところ皆さん下地材では悩んでいるようで、色々試されているようです。そこで・・・・
今回は、土壁に適した下地はこれだ!と題して色々実験してみます。
第1回目は、『下地材 さっと!』です。
さっと!は、さまざまな仕上げ材が上に塗れる下地調整材で、性質は中性のため、土壁には良いと思います。
今回『下地材 さっと!』に珪砂5号を1kgとあくぬきわらすさ少々追加して厚めに塗ってみました。
あくぬきわらすさは、アクを抜いている藁スサなので、下地材に混ぜても使えます。
昔はよくYNプラスターにあくぬきわらすさ入れていました。
乾燥したら実際に「やすらぎ」を塗ってみます。お楽しみに・・・
珪砂とわらすさで鏝離れもよく塗りやすいですよぉ~
2016/09/24(土曜日)瑞黒(黒しっくい)の蔵
以前に工事中をご紹介した富山県の豪農の館 内山邸の外観です。
真っ白な漆喰の蔵は多数拝見した事はあるんですが、真っ黒な蔵は中々お目にかかれません。
広い面積を黒しっくいで塗るのはムラだったり、二次白華が目立ったりとリスクが多いです。
その中で比較的ムラになりにくい弊社の瑞黒しっくいを採用いただき施工して頂き完成しました。
庭園の中にそびえたつこの蔵は重厚感があり、一際存在感がありますね。
実はこの蔵は書庫ですので、他にも多数の蔵や休憩所、通路もたたきっぽい仕上げがされており、至る所に左官の技術が見え嬉しくなってしまいました(笑)
今は富山県の管理で常に手入れされていて、いつでも入館可能ですので、機会がありましたら是非一度お立ち寄り下さいませ。