富山県高岡市には重要伝統的保存地区の山町筋があります。土蔵造りや真壁造りの建物が並んでおり、漆喰も黒漆喰が多く塗られていて、漆喰補修現場に呼んで頂いた時にあまりに綺麗ので車が走っていない一瞬を狙って写真に撮りました。
地区内には資料館もあり、歴史や黒壁についての説明もあります。
この春からは新たに「高岡御車山会館」という巨大な展示会館も出来、館内の内装にはしっくいを採用いただき、館内を明るく照らしています。
北陸新幹線も開通し、より便利になった北陸へ!皆さん どうですか?
富山県高岡市には重要伝統的保存地区の山町筋があります。土蔵造りや真壁造りの建物が並んでおり、漆喰も黒漆喰が多く塗られていて、漆喰補修現場に呼んで頂いた時にあまりに綺麗ので車が走っていない一瞬を狙って写真に撮りました。
地区内には資料館もあり、歴史や黒壁についての説明もあります。
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いつも弊社をご愛好いただいています工務店様よりご連絡いただき、鳥取県の湯梨浜町にある文化財「尾崎氏庭園」の外塀改修現場へ現状の状態確認と施工工程案を考える為行ってきました。
上塗り漆喰は浮き剥がれがひどかった為、すべて落としていただいていて、問題は下地土部分をどこまで落としどこから補修していくのか?という事でした。
工務店様、左官様と相談しながら風化してボロボロしている中塗り土部分は全て落とし、しっかりしている荒壁土部分は残して荒壁土部分に強化液噴霧してから各工程順に補修する方向で決まりました。
もちろん文化財ですので落とした古い中塗り土は取り置きし、補修時に新しい土と混ぜなければならないので土場確保等も準備万全の現場でした。
この度は外塀だけの改修ですが、あと5年ほどかけて本宅、母屋と全て改修するそうです。
島かべしっくいを使っての土蔵の補修を見てきました。傷み具合によっては本当に補修が大変です。
傷みの程度によっては本当に大変な作業ですが、これだけの大壁をフラットに仕上げる日本の左官技術に感激です。
土蔵には木舞荒壁から蛇腹や海鼠、様々な左官技術が凝縮されています。すごいです。