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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2019年11月の記事一覧

2019/11/27(水曜日)天然の色土に悩む・・・

土壁や昔ながらの土間たたきには土がかかせません。
特に土壁に使用する土は、粘土分が適度な量混入されているものでなければいけません。

有名なのが、京都の聚楽土ですが、昔は各地で色鮮やかな色土が採取されていて、自然の恩恵を建築にもに利用されていました。
が・・近年は、採取場所に建物が建ったり、採掘量が極端に減ったり、色土が枯渇してしまったりと、中々粘土を揃えるのが難しくなっています。
弊社も以前はかなりの数の色土を販売していましたが、安定供給出来ない色土は泣く泣く廃番にさせていただいている物も多いです。

その中でも、淡路島原産の色土は埋蔵量も豊富にあり、色味のブレも少ないので皆様に自信を持って提供させて頂いていますが、土屋重吉ブランドを展開している弊社としては物足りないのも事実です。(着色材での着色は簡単なのですが・・・)

«色土ラインナップはこちら・・・

愚痴みたいになってしまいましたが、土屋として創業した弊社は、これからも土壁やその素材、土を使用した新製品作りに邁進していきますので、土に関する情報がありましたら教えて頂けたらと思います。

 

2019/11/22(金曜日)人生色々、カラーも色々・・・壁カラーいるよねぇー

漆喰は「白」そんな強い思いで弊社も頑張っておりますが、やっぱり白だけじゃね・・・
お客様のニーズがかねられない・・・

室内に漆喰を塗ることが増えてまいりました、弊社でも漆喰以上の漆喰を求められるようになっているのも事実です。

調湿や防火、抗菌、防音、消臭etc etc十分に漆喰にはこの性能があるけど!
機能を高めると伝統の漆喰じゃなくなるのでデザイン性やカラーバリエーションも必要になります。

というわけで・・・

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≫塗り壁専用顔料の壁カラー!

この壁カラーを使って、サンプル作成!今回は、内装で漆喰に消臭効果を高めた材料を作成。

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パステルの薄い色なら0.5%~1%程度で十分。少し濃いいろでも3%以上入れると色むらが目立ちます。

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壁カラーには、赤・青・黄・白・黒の基本色5色と、ベージュやクリームなどのに配合したオリジナル色7色あります。

≫塗り壁用カラー壁カラーを、すぐにご購入 土屋重吉ONLINESHOPはこちら

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完成です。壁カラーオリジナル色を上が1%下が0.5%配合

皆さんも壁カラーでオリジナル漆喰を作ってみてはいかが?

 

 

2019/11/21(木曜日)あ!淡路島いいね!当社の近くにこんな凄い村があったなんて・・・

ご縁が合ってお客様のご紹介で素敵なご夫婦にお会いしました。
お名前は村上さんでなんと北海道から淡路島に移住してこられています。
村上さんご夫婦にお話をしていると実は、当社から車で5分程度のご近所さんでした。

今日始めてその場所にお伺いしてビックリ!!

無農薬栽培を通じ色んなことを教えてくれる「ありがとう村プロジェクト」というのを主催されています。
何か私たちにとって大切なことを教えてくださる学校です。ご興味のある方は下記のリンクからご覧下さい。

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≫ありがとう村プロジェクト~淡路島

で、村上さんとお話していると、漆喰に使われる「麻すさ」の話になって、村上さんのお知り合いで、国産の「麻」農家さんの話になって早速に本物の麻を送って頂きました。
国産の大麻は、実は法律で栽培場所や広告宣伝は厳秘!
ただ製品になっているものはOKなので今回ご紹介します。

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写真は、麻繊維と麻の茎?棒状の物は茎というか皮を剥いだ跡の物。
これを頂きました。

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確かに強靭でこれがスサになれば最高です。ただ・・・残念ながらこれをスサにするのは難しいです。
しかし、村上夫妻に本麻とはどういうものか説明をお聞きし大変勉強になりました。感謝!

また、この麻屋さんが作っている麻炭までお土産で頂きました。
この麻炭凄くこだわっていて、炭の火入れも満月と新月に行なうそうです。

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焼く温度も難しく少し間違うと燃えて無くなるそうです。

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新月と満月の麻炭

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