土中塗り仕上げを選んだ理由
数年前から最終仕上げに採用していただく事が増えた「土中塗り仕舞い(土中塗り仕上げ)」。
採用する方になぜ選択したのかを聞くとまずは仕上がりデザインです。
「土壁表面がそんなに整っておらず、ヒビ割れもあり荒っぽくて土って感じがするから」
「古民家を購入しリフォームしているんだけど、もともと塗られていた土壁の感じが良いから」
「土壁の素材、砂や藁(わら)が見える仕上がりで自然を感じ、今まであまり見たことがなく新鮮」
などです。土壁特有の素材感や自然にできるひび割れなどに興味を惹かれたようです。

その他見た目やデザインではない、採用理由としては・・・
「土壁は再利用できると知ったからです。エコだし剥がした土壁を再度壁に塗りたいです。」
「捨てるにもお金がかかる時代。環境に配慮するならゴミを出さずに再利用してみたい」
など、エコや環境への配慮から採用してみたいと考えた方も多いです。
当社の製品で「土中塗り」は「中土(なかつ)」になります。
石膏ボード(プラスターボード)に施工するなら塗り厚をうすく
そんな「土中塗り仕舞い」ですが、古民家のリフォームなどで古い土壁の上に施工するなら、古い土壁を固める作業後、10ミリ程度の厚みで塗ってていただいても問題ありませんが、新規の石膏ボードに施工する場合は下地材(下地調整材)で下地処理を行い、その上に5ミリ以下の厚みで仕上げください。
なぜ、厚みを変える必要があるのかというと、石膏ボードはフラット(平滑)な表面の下地だからです。
引っかかる部分を作るために下地材で下地処理を行いますが、下地材の塗り厚は1ミリ程度で、ザラザラとした表面にはなりますが、大きな引っかかりにはなりません。
石膏ボードに土壁を塗るための下地材、当社製品では「さっと!」です。
また、土中塗りには砂が素材に含まれているため重く、土壁にはボンド(樹脂)などが含まれていないため、壁への接着力もそれほど高い壁材ではありません。
ですので、石膏ボードのようなフラットな下地への施工の場合は5ミリ以下の厚みで施工し、重さを抑えて施工することが重要です。
「土中塗り仕舞い(土中塗り仕上げ)」を採用する場合は下地によって塗り厚を調整してください。













