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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2023/05/11(木曜日)クロスを剥がした上に塗り壁をする場合の注意点


■クロスを剥がしたら必ず「島かべプライマー」で下地処理してください

 

ビニールクロスの塗り替え、リフォームで塗り壁をする場合、当社はクロスはできるだけ剥がさず、糊が弱くなって剥がれてきている部分やプクッと膨れがある部分のみカッターで切り取ってくださいというご説明をしております。

なぜ全て剥がす事をおすすめしないかと言うと、きれいに剥がせることがほぼ無いからです。剥がしたクロスの薄い皮のようなものや、うすい紙が表面に残ります。
逆にクロスがよく引っ付いていた部分は剥がした時、石膏ボード表面の紙まで一緒に剥がれ、石膏が露出してしまいます。

特に薄い皮のようなものや、うすい紙が問題で、強度が弱く、上に新しい壁塗ると簡単に取れてしまう程度の強度しかありません。
実際にこのような状況で上に塗り壁をして、薄い紙の部分だけが剥がれて落ちてしまったお客様もいます。

なので、もしクロスを剥がした後に塗り壁をする場合は、必ず「島かべプライマー」で下地処理してください。

プライマーを塗布することで表面に残ったうすい紙や皮のようなものを固め、上に塗り壁をしても落ちない強度にすることができます。

クロス剥がさなくても塗り壁ができるのを知らず、クロスを剥がしてしまった!という方は下地処理をお忘れなく。

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