粉末状態で混ぜ合わせることです
事務所で近畿壁材の動画を見ながら材料の勉強をしていたらわからない言葉が出てきました(・・?
動画の中で頻繁に「空合わせ」という事をよく言っているのですが意味がわかりませんでした。
調べてみると…粉末状態同士で混ぜ合わせる事!近畿壁材が販売している漆喰や土壁は水で練ってから、壁に塗る商品ですが、
水で練る前は粉末なんです。その粉末状態で混ぜ合わせる事を「空合わせ」と言うそうです。ひとつ業界用語を覚えました(^^♪
それではまた次回に~!
事務所で近畿壁材の動画を見ながら材料の勉強をしていたらわからない言葉が出てきました(・・?
動画の中で頻繁に「空合わせ」という事をよく言っているのですが意味がわかりませんでした。
調べてみると…粉末状態同士で混ぜ合わせる事!近畿壁材が販売している漆喰や土壁は水で練ってから、壁に塗る商品ですが、
水で練る前は粉末なんです。その粉末状態で混ぜ合わせる事を「空合わせ」と言うそうです。ひとつ業界用語を覚えました(^^♪
それではまた次回に~!
え!そんなことができるの?
近畿壁材も版築のデザインを塗り壁でできないか?試行錯誤してきました。
土壁の色を変えたり、塗のパターンを変えたり、塗ってクレイを地層のように塗り分けました。
ただ、ちょっと違うかなぁ~
そして次にチャレンジしたのが、掻き落とし!
もっとリヤルに、もっと版築・・・というわけで研究室が編み出した最終形!
どう?
この版築風塗り壁の実現には、掻き落としができる配合石灰
漆喰(しっくい)は塗り壁材料として今現在も人気が高く、認知度も上がり、住宅など身近な壁に塗っていただく機会もかなり増えました。
そこであらためてみなさんに漆喰(しっくい)にはどんなメリットがあるのか?またデメリットは?のお話させていただきます。
〇メリット(良い点)
・長い歴史で培われた日本の風土にあった湿度調節機能がある
・昔ながらの自然素材を素材とすることで化学物質を含まない高い安全性
・消石灰の持つ強アルカリ性による高い殺菌、抗菌性がある
・不燃材料で燃えても有毒ガスを発生させない防火性能
・どんな建築にも合う左官材料特有の無限のデザインが表現できる
〇デメリット
・自然素材のため施工の場所、施工時期など環境に左右されやすい
・性質上弾性力が無く、割れやすい
・呼吸性能があり、多孔質のため汚れが付きやすい
・自然素材のため仕上げ後施工する人の影響を受けやすい(強度など)
このメリット・デメリットは伝統的な昔ながらの漆喰(しっくい)のお話です。
これらの良い点、悪い点を踏まえると、特に外部に伝統の漆喰を使用する場合には注意が必要になります。
弊社では文化財などに使用される伝統的な漆喰はもちもん、上記のメリット・デメリットをふまえ、従来の漆喰の弱点を補ったニュータイプの漆喰、ハイブリッド漆喰も販売しております。
漆喰(しっくい)の良いところ、悪いところをご理解いただいた上で、施工方法や施工する環境により、伝統的な漆喰を使用するのか、弱点を補ったニュータイプ漆喰を使用するのかを使い分けてご使用いただければ施工後のクレームも減り、ご採用いただいた方にも喜んでいただけるのではないでしょうか。