PEKI produced by 近畿壁材 | 匠に役立つ塗り壁ブログ
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PEKIのお悩み解決ブログBLOG

2015/05/23(土曜日)普通の土塀に見えますが・・匠の技術が満載!

2年前に大規模な改修工事が行われた県指定文化財の土塀。久しぶりに現地へ見に行ってきました。文化財であることから当時と変わらない施工方法で改修しなければならないという事と、仕上げの工期が1月~3月と真冬という過酷な状況であったように思います。そんな中、下地は木舞(小舞)下地に直接砂漆喰を塗り重ねて行く工法で軒は黒漆喰型押さえ、壁面は鎧の浅黄大津壁でした。また等間隔で昔の人のデザインでしょうかシビ(目地)が切ってあります。
文化財であることからボンドなどの使用制限もあり施工された左官職人さんの苦労が感じられます。
城かべ 漆喰 大津 城かべ 漆喰 大津壁

2015/05/22(金曜日)土塀の下地、カッコ良すぎて上塗りいらんね!

信長塀もですが、土塀の下地は本当に芸術的でかっこいい。結局見えなくなるのに日干し煉瓦を積み上げて藁縄で補強して、躯体補強は鉄筋じゃなく竹。
現在新築でも、新築でも何十年後上塗り漆喰と土中塗り、大直しが落ちて日干し煉瓦が見えた時伝統工法としてまた受け継がれていくんでしょうね。これぞ伝統工法。
土塀 信長塀
名古屋熱田神宮の信長塀

三和土 土塀 土 三和土 土塀 土
土塀の改修工事

≫日干し煉瓦にどうぞ

2015/05/21(木曜日)旅館の入口土間が三和土(たたき)でいい感じ

久しぶりに倉敷美観地区に行ってまいりました。

仕事柄何度か訪れたことはあったのですが、ついつい足を運びたくなる町並みです。

何度来ても良い所だなと思いながらまわりを見渡し歩いていると旅館の入口に三和土が…

施工後かなり年月も経っているのでしょう入口土間なので削れてきている箇所もあるのですが、よく見ると苔も栄えており実に風流です。

美観地区内の旅館、入口に三和土。まさにベストマッチ!!

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