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PEKIのお悩み解決ブログBLOG

2017/07/14(金曜日)ジメジメする梅雨を快適に過ごしたくありませんか?

 

城かべ漆喰の機能の一つとして調湿機能があります。漆喰は湿度を一定に保とうする性質があり、ジメジメと湿度が高くなる梅雨や日本の夏独特の湿気の多い季節にこそその機能が効果を発揮し、湿度が高くなると湿度を下げようと漆喰壁が呼吸します。この漆喰の調湿機能は昔から土蔵などに利用され、土蔵の中に保存してあった紙の書物や絵画などは長い年月が経っても茶色く変色していないことからも漆喰が湿度調節していることが確認できます。このような優れた機能がある城かべ漆喰を住宅内装のお部屋に塗ると、湿度が高い梅雨や夏場でも快適な空間になるのではないでしょうか?これから新築、リフォームなどお考えの方はぜひ漆喰壁もご検討ください。
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2017/07/12(水曜日)土蔵を修繕したいが補修方法でお困りの方へ・・②

7/5に紹介しました土蔵の修繕記事の続きです。
≪≪以前の記事はこちら・・・

下地作りが完成すると次は剥がれない漆喰の高さまでの不陸調整です。
モルタルですればいいのか、昔みたいに土で補修するのか、それよりも砂漆喰なのか・・・
メリットとデメリットを考えておすすめを書きたいと思います。

■不陸が3㎜ぐらいまで
・砂しっくい(城かべ中塗用)で不陸調整するのがいいと思います。
■不陸が3㎜以上の場合
・中塗土や荒壁土での不陸調整は下地の土との相性はいいですが、乾燥まで相当の日数がかかるのと材料が重いので、補修した土がよほど強固でなければいけません。
・モルタルでの不陸調整は中塗土での補修と違い乾燥が早いので工期の短縮は出来ますが、モルタル自体の強度が強いので、厚みによっては下地の土を補強しても引き起こし等のリスクが高まります。
・弊社のおすすめは漆喰ドカッと!です。軽量化された厚付け可能な漆喰で一度に10㎜つけてもダレがありません。通常の漆喰(気硬性・・空気中の二酸化炭素を吸い反応して固まる性質)と少し性質が違いセメントのような反応(水硬性・・水の中でも固まる性質)で乾燥硬化を促進しますので、工期も短くて済みます。又、非常に軽いので作業性もよく、壁にかかる負荷も最小限に抑えられ補修には最適だと思います。
≪≪漆喰ドカッと!の商品説明はこちら・・・


不陸調整が終われば、吸水調整の城かべシーラー3倍液を塗布し、漆喰ベースを塗り付け、乾燥後上塗り漆喰が施工可能です。
これで大きな不陸がある補修も出来ますので、皆様試してみて下さいませ。

2017/07/10(月曜日)アク止め効果も必要とのことで改良!

カビなどで汚れた漆喰面をリペアーするために作った「ベラムーロ」
研究室的には完成しているのですが、現在は営業部での製品評価中!
以前はカラーの試験を行いましたが、色ムラも無く良好に着色出来たのではないかと思います。

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≫過去のブログ「ベッラムーロ・・・着色試験」

と言うわけで・・・今回は「下地からのアク止め」について実験してみました。
通常、外壁の場合は「あく」というより汚れなので一般的には粒子も大きくシーラー材などを塗布することで止まります。

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≫城かべあく止めシーラーはこちら・・・

ただ、ベラムーロそのものにもアク止め効果が無ければなりません。
そこで、今回ベラムーロにはアク止め材を入れアク止め効果を高めました。

通常合板に直接塗ることはありませんが、合板のアクは塗り壁の大敵です。
合板のアクが止まるか試してみます。

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このように合板にシーラーなどの塗布は行わず、アク止め効果のあるベラムーロとアク止め効果の無いベラムーロを塗ってみます。

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左側にアク止め効果ありのベラムーロ、右側にアク止め効果無しのベラムーロです。もちろん、結果の違いは期待しますが、右側もアクが出なければアク止め材を混入する必要もありません!

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完成!これで1日乾燥させて結果を見たいと思います。
次に、以前合板にしょうゆを塗って下地材のアク止め効果を検証した下地があったので、アクが出た下地にベラムーロを塗ってみます。

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写真で確認できるでしょうか?右側のしょうゆを合板に塗った下地からアクが出ています。
左側は、合板だけなのでアクは止まっています。
この下地に上に2種類のベラムーロを塗ります。上にはアク止め材を増やしたもの、下にはアク止め材を減らしたもの、どちらもアク止め材は入っています。が今度は分量を変えています。

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結果・・・・・
このように2種類のアク止め試験の結果は次のようになりました。

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まず、合板に直接ベラムーロを塗った試験ですが、アク止め材の入っていない右側からは、見事に合板のアクと思われる木目模様が出ました。
しかし左側は、真っ白でアクは出ていません。
アク止め材の効果が出ているようです。

次に、

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アク止め材の分量を変え、実際下地材からアクが出たものに塗った結果ですが、見る限りではどの面もアクが出ているようには見えません。
アク止め材の分量にはさほど影響が無いようです。

漆喰のリペアー材でもあるベラムーロ!当然、汚れた下地に塗ることも多いのでアク止め効果は高めて行きたいと思います。
ただ、強いあくには必ず「城かべアク止めシーラー」を塗布して下さいね。

≫城かべあく止めシーラーはこちら・・・

aku

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