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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2022/05/02(月曜日)外壁にカラー漆喰を塗るなら必ず撥水剤を!

施工後、撥水剤をしていなければ色ムラになる可能性大


 

カラー漆喰は人気が高く、当社ではよくお問わせをいただく製品です。

そんなお問わせの中で、外壁にもカラー漆喰は塗れるの?と言うご質問がこのところ続いたのでご説明いたします。

 

もちろん漆喰なので外壁に使用するにあたっての強度は全く問題無く、塗っていただいて大丈夫です。施工方法は下記でご確認ください。

問題は塗った後と、塗り作業中に起こる色ムラの問題です。

 

漆喰は自然素材で呼吸している壁材で水を吸い込むため、雨がよく当たるところは白くなる色ムラ、色ボケが発生します。この現象を白華(エフロ)と言います。

雨、つまり水分が原因なので、外壁に色付きの漆喰、カラー漆喰を塗った場合は、漆喰専用の撥水剤で表面を保護してあげると、色ムラは大幅に軽減できます。

 

また、塗る時期、季節も非常に重要で、カラー漆喰の色ムラ、色ボケの原因は先ほどもご説明したとおり水分なので、気温が低い日、冬(12~2月)などの施工は極力お控えください。

寒い日は塗った漆喰がなかなか乾きません。ということは長い時間、漆喰が水分を含んだ状態になるため、白華が発生します。

 

以上2つのポイントを押さえていただければ、外壁の色付き漆喰の色ムラは大幅に減らすことができます。

ただし、自然素材の漆喰は呼吸しているため、大幅に減らすことはできますが、絶対に色ムラ、色ボケにならないわけではございません。

漆喰が呼吸している証拠でもあるので、ご理解いただければと思います。

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