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2026/11/02(月曜日)「島かべ瑞黒」はなぜやわらかい?黒漆喰をきれいに仕上げるための製品特徴と施工のポイント

 

「島かべ瑞黒を購入したけれど材料がやわらかすぎてコテで塗れない」

「しゃばしゃばしていて、いつもの漆喰のように施工できない」

このように感じたことはありませんか?

当社の黒漆喰「島かべ瑞黒(しまかべ・ずいぐろ)」は、一般的な上塗り漆喰と比べるとやわらかい状態に意図的に調整された製品です。

初めて使用される方は、材料のやわらかさに戸惑われるかもしれません。しかし、これは単に材料をやわらかくしているのではなく、黒漆喰を薄く塗り、色ムラの少ない美しい仕上がりを目指すための製品設計です。

今回は、島かべ瑞黒がなぜやわらかいのか、一般的な上塗り漆喰との違いや、施工時に知っておきたいポイントをご紹介します。

 

瑞黒は一般的な上塗り漆喰とは塗り方が違います

 

まず知っていただきたいのは、「島かべ瑞黒」は一般的な上塗り漆喰と同じように、厚みをつけて塗る材料ではないということです。

一般的な上塗り漆喰は、仕上げ材として所定の塗り厚を確保しながら施工します。一方、島かべ瑞黒は「ノロ掛け」と呼ばれる、非常に薄く塗り付ける工法を基本としています。

 

 

一般的な上塗り漆喰: 約1.5~2mm厚を想定した施工イメージ

 

島かべ瑞黒: 塗り厚約0.5mm以下の薄塗り仕上げ

 

※塗り厚は製品や施工条件によって異なります。島かべ瑞黒の標準塗り厚は約0.5mmです。

 

島かべ瑞黒は、一般的な上塗り漆喰のように厚みをつけるのではなく、下地となる漆喰面を活かしながら、その表面に黒漆喰を薄く塗り広げて仕上げる材料です。

そのため、材料を薄く伸ばしやすいように、あらかじめやわらかい性状に調整しています。

 

イメージは「コテで塗るペンキ」薄く伸ばすためのやわらかさです

 

瑞黒を施工するときは、一般的な漆喰を塗るときの感覚とは少し異なります。

イメージとしては、ペンキや塗料のように、コテを使って薄く塗り広げていく感覚です。

もちろん、島かべ瑞黒は塗料ではなく、消石灰や松煙墨などを主原料とする黒漆喰です。仕上げ材としての性質や施工上の注意点も、塗料とは異なります。

しかし、施工時の材料のやわらかさや、薄く伸ばしていく感覚をイメージするうえでは、ひとつの目安になります。

 

 

一般的な上塗り漆喰と同じように、コテに材料をたっぷり取って厚く塗り付けようとすると、材料の性状に違和感を覚えるかもしれません。

島かべ瑞黒は、材料の厚みで壁面を整える製品ではありません。あらかじめ平滑に仕上げた下地漆喰に、黒漆喰を薄く均一に塗り広げることが大切です。

 

なぜ薄塗りなのか?黒漆喰の色ムラを抑えるためです

 

島かべ瑞黒を薄塗り仕様にしている理由は、黒漆喰特有の色ムラの問題にあります。

漆喰は、施工中の水分の移動や乾燥の仕方などによって、仕上がりの色が変わることがあります。

特に黒漆喰は、わずかな色の違いでも目立ちやすく、施工面の一部だけ乾燥が早くなったり、場所によって水引きが異なったりすると、色ムラが発生する原因になります。

そこで島かべ瑞黒は、薄く塗り広げることで材料が比較的早く乾燥するように設計しています。

厚く塗るのではなく、薄く均一に塗ることで、乾燥の違いによる色ムラを抑え、黒漆喰らしい均一な黒色に仕上げやすくすることを目指しています。

 

 

島かべ瑞黒の特徴は、乾燥後のテカリを抑えたマットな黒色です。

黒漆喰を美しく仕上げるためには、材料の色だけでなく、塗り厚や下地の状態、施工時の水引きなども重要です。

やわらかさは、薄塗りによる仕上げと色ムラの抑制を目指した、島かべ瑞黒の大切な特徴のひとつです。

 

瑞黒を施工するときのポイント

 

島かべ瑞黒は、一般的な上塗り漆喰とは施工感が異なります。きれいに仕上げるために、次のポイントを確認してください。

 

① 下地を平滑に仕上げる

島かべ瑞黒の標準塗り厚は約0.5mmです。下地の凹凸を調整することはできません。

下地となる漆喰面をあらかじめ、できるだけ平滑に仕上げておくことが大切です。

 

② 材料を厚く付けず薄く塗り広げる

材料を厚く付けると、乾燥の仕方が変わり、色ムラや仕上がりの不具合につながる可能性があります。

一般的な上塗り漆喰のように厚みをつけるのではなく、コテで薄く均一に伸ばすことを意識してください。

 

③ コテで押さえすぎない

表面をきれいに整えようとして、何度も強く押さえすぎると、色ムラにつながる場合があります。

コテ波を整えながら、必要以上に押さえすぎないように施工してください。

 

④ 下地の水引きを均一にする

下地の水分の吸収状態が場所によって異なると、乾燥の仕方にも差が生じます。これが色ムラの原因になることがあります。

特に既存の漆喰への追い掛け施工では、水引きを均一にすることが重要です。下地の状態や施工面積に応じて、適切な施工方法を選択してください。

 

島かべ瑞黒はこんな黒漆喰です

 

島かべ瑞黒は、黒漆喰をできるだけ美しい黒色に仕上げることを目指して開発した、練り状の黒漆喰です。

主な特徴は次のとおりです。

 

【乾燥後も黒い仕上がり】

黒漆喰らしい深い黒色を目指した製品です。

 

【マットな質感】

乾燥後のテカリを抑えた仕上がりです。

 

【色ムラを抑えやすい設計】

薄塗りのノロ掛け工法によって、色ムラの発生をできるだけ抑えることを目指しています。

 

【練り状で使いやすい】

粉体から練り合わせる手間を省ける製品です。

 

【薄塗りによる施工】 塗り厚約0.5mmで下地を活かした仕上げ材

 

古民家の改修や土蔵の黒漆喰、黒い漆喰壁を取り入れた建築など、黒漆喰ならではの仕上がりを求める場面でご検討いただけます。

 

まとめ|島かべ瑞黒は「やわらかさ」を活かして施工する黒漆喰です

 

島かべ瑞黒は、一般的な上塗り漆喰と比べるとやわらかく感じられる製品です。

しかし、それは製品の不具合を意味するものではありません。

黒漆喰を薄く塗り広げ、乾燥の仕方による色ムラを抑え、マットな黒色に仕上げることを目指した製品設計によるものです。

大切なのは、一般的な上塗り漆喰と同じ感覚で厚く塗るのではなく、島かべ瑞黒の性状に合わせて、薄く均一に塗り広げることです。

材料のやわらかさに戸惑われた場合は、まず製品の施工方法をご確認ください。

島かべ瑞黒は、一般的な上塗り漆喰とは施工感の異なる、ノロ掛け専用の黒漆喰です。

製品の特性をご理解いただき、黒漆喰ならではの美しい仕上がりにお役立てください。

 

島かべ瑞黒の製品情報・施工方法はこちら

 

製品の詳しい仕様や施工方法については、以下をご確認ください。

 

製品ページはこちら・・・

 

施工マニュアルこちら・・・

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