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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2018/09/27(木曜日)外部ボード系下地に漆喰は施工しないでください!なぜでしょう?

弊社カタログやホームページでもご案内しておりますが、ラスカットパネルや無塗装サイディングなどの外部ボード系下地には城かべ漆喰が割れる為、施工できません。まだ知られていない方もいるようで、「漆喰が割れたんです」と言うお問い合わせの中で、下地をお聞きすると外部ボード系下地の上に施工している場合が結構あります。ではなぜ漆喰が割れるのでしょうか?外部ボード系下地は弾性下地になり、下地の動きがあるからです。特にジョイント部分はよく動きます。下が動くからその上も割れる、考えてみれば当たり前なのですが、それが近年当たり前ではなくなってきているのも理由としてあると思います。
補修割れBEFORE
当たり前でなくなったのは弾性系鏝塗り仕上げ材の登場です。上塗り仕上げ材に弾性力を持たせ、下地が動いてもその動きに追随できる為、割れないのです。わかりやすくお伝えするとサランラップの原理です。サランラップは伸ばしてもなかなか切れないですよね?それが弾性系仕上げ材です。この仕上げ材の登場で、外部ボード系下地には同じ塗り壁材なのだから漆喰も施工ができると考えておられる方もいるようです。
かたや漆喰は伝統的な建築仕上げ材で、原料は自然素材のみで製造されており、弾性力を持たせるための化学合成樹脂などは含まれておりません。また、漆喰壁の主成分となる消石灰は、元は石灰岩という石から製造されており、漆喰は塗りつけ後、空気を吸ったり、吐いたりを繰り返しながら、元の石に戻ると言う性質があります。石は硬いですよね?このような理由から漆喰は弾性力は無いんです。だから下地が動くと割れます。
漆喰壁は自然素材、無機素材で安全・安心な壁材ですが、それゆえの性質もご理解いただき施工していただければ、割れに関するリスクは減るのではないでしょうか?
塗り壁材である以上、弾性系仕上げ材も漆喰壁も絶対に割れないという方法はありませんが、各材料の特長や性質を知ることで割れにくくする方法はあるのでご理解いただければと思います。

>>昔ながらの漆喰壁「城かべ漆喰」くわしくはこちら・・・

>>城かべ漆喰下地別施工方法はこちら・・・

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