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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2017/04/03(月曜日)石膏プラスターと城かべ漆喰

先日お客様より石膏プラスターと城かべ漆喰との水引きの関係について相談頂きました。
今回は、ちょうどお寺の現場での漆喰施工があったので見学させて頂きながらお話をお伺いしました。

今回のお邪魔したお寺は200年ぐらいの歴史ある素晴らしいお寺です。
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近年、お寺の改修工事ではラスボードへの石膏プラスター塗り下地による漆喰施工が多くなっているようですが、やはり現場での悩みは、石膏プラスター上への漆喰施工での水引きです。
石膏系の下地材は、収縮(乾燥による)が無く柱際のチリ切れも少ないよい材料ですが、石膏の性質(メーカーの違い)により吸水の大小があります。

また、ラスボードは薄く柔らかいので石膏プラスターを8㎜程度塗ることでしっかりとした下地になることから厚く塗られることにもなります。

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このようなことから、どうしてもその上に直接城かべ漆喰を塗ると下地に水を吸われ非常に塗りにくい状態になります。

よく起こる症状として・・・
施工中の乾燥が速い硬化不良(ドライアウト)! ブツが浮く! 細かい亀裂が発生する!などです。

このような症状を和らげるのに城かべシーラーがあるんですね。
≫城かべ漆喰の水引きをコントロールする【城かべシーラーはこちら・・・

ただ、シーラーを塗布した場合は、濃度や塗り重ねた場所などによりムラ引きする場合があります。
ムラ引きとは、乾く場所と乾かない場所の差で城かべ漆喰の押さえが上手くいかないことです。

そんな場合は、一度砂漆喰(すなしっくい)城かべ中塗用を塗ってから追い掛けて塗るとムラ引きも抑えられます。

砂漆喰とは、城かべ漆喰の中に砂を入れた中塗り用の漆喰です。
≫城かべ中塗り用はこちら・・・

そのほかにも、漆喰ベースやボードベースなどの専用の下地処理材を使うのも水引き調整には良いと思います。
ボードベースや漆喰ベースは城かべ漆喰施工の場合の下地への水引きが程よくなるように調整されています。

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内装でボードの上に城かべを塗る場合には【ボードベース】を、外装の漆喰壁の塗り替えなどには【漆喰ベース】をお使い頂くと漆喰仕上にばっちりです。

≫内装用城かべ漆喰専用下地材【ボードベース】はこちら・・・
≫外部用城かべ漆喰塗り替え下地材【漆喰ベース】はこちら・・・

まとめ・・・・

石膏プラスターや土中塗り下地などの吸水が激しい漆喰工事には、下地の水引を抑える何らかの対策を行って下さい。

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