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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2016年5月の記事一覧

2016/05/31(火曜日)施工途中の文化財現場へ

ただいま施工真っ最中の文化財現場へ行ってきました。
あれだけボロボロなっていた土塀がここまで見事に修復されております。
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まず既存の古い土壁の弱い部分を全て除去し、それから浸透性土壁強化剤「土強」噴霧にて古い土壁を強化し、落とした古い古土と新しい中土を混ぜた土で不陸調整、乾燥後「島かべ砂漆喰」を塗った段階です。
これからいよいよ仕上げ上塗り工程に入っていきますが完成が非常に楽しみです。
このような文化財修復現場に弊社の商品が採用されているのももちろん嬉しい限りですが、文化財の補修には材料はもとより左官様の確かな経験と技術が必要になってきます。若い左官様にもこのような現場をご経験いただき、伝統技術を継承してもらいたいですね。
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完成したらまたみなさまにご報告させていただきます。

 

2016/05/30(月曜日)蔵の補修現場へ

出張中に販売店さんから蔵の補修が完成したので見てみたらと声を掛けていただいたので見学させていただきました。また、現場が分かりにくいからと販売店さんが職人さんを呼んでくれ、職人さんに案内していただきました。大変助かりました。

この窓は補修前は窓枠はなかったのですが新設したそうです。蔵が一段と蔵らしく見えますね。

また、蔵の戸も観音開きの戸はよくみかけますがこの蔵は引き戸で表面に漆喰を施工しています。私もお話では聞いたことはあったのですが実物を見るのは初めてで大変勉強になりました。
御使用いただいた材料は古代漆喰上塗用に油を入れたものです。表面もよく押さえてあり、新しく張り替えた杉板ともコントラストがとてもきれいな仕上がりでした。
販売店さん、職人さんありがとうございました。
古代漆喰上塗用はコチラ・・・
城かべ油はコチラ・・・

2016/05/30(月曜日)トイレに漆喰!以外に多いんですよ。

城かべ漆喰をお使いいただく現場は、最近一般住宅の内装も増えていますが、やはり1番は社寺建築です。
そんな中、観光地のトイレにも意外と漆喰が使われているんです。
景観に合わせての理由が1番だとは思いますが、意外と城かべ漆喰の特長がトイレにはいいのかもしれませんね。
強アルカリで衛生的だとか、調湿機能とか、これはデーターとって無いのでわかりませんが、多少は消臭機能も多少あるかもしれませんね。
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これからも城かべ漆喰の高機能を活かして様々な現場に使って欲しいですね。
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