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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2021/09/18(土曜日)中塗り漆喰って何?砂漆喰って何?


中塗り漆喰とは、砂や寒水石を入れた厚く塗れる漆喰です


 

よくお客様にお問合せ頂くのが、「砂しっくい仕上げってかいてあるけど・・・?」とか「中塗りしっくいの上に上塗り?・・・中塗りしっくいって何?」

などのご質問を頂きます。

たぶん、各社解釈や答えは違うかもしれませんが・・・土屋重吉では【中塗りしっくい=砂しっくい】で同じ物と考えております。

砂しっくいとは、漆喰の中に砂や寒水石(炭酸カルシウム)などが入った漆喰で、砂が入っている分厚く塗れるのが特長です。

凸凹をまっすぐにする漆喰

漆喰の中塗りに求められるのはやっぱり真っ直ぐなフラットな下地なので、モルタルや、石膏プラスターなどで凸凹している下塗りにはこの砂しっくいで真っ直ぐにする必要があります。

もちろん、漆喰下地として真っ直ぐするのが中塗り漆喰の目的であれば、絶対に砂が入っている必要は無いですが・・・

漆喰に砂を入れて「砂しっくい」にすることで、凸凹の下塗りを真っ直ぐにする!という役目になります。

日本伝統の漆喰壁があれだけ真っ直ぐにフラットに施工できるのは、やはり中塗りの精度も重要なんですね。

中塗りの漆喰は、砂を入れることで厚く塗れ仕上げフラットにするんです。

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