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PEKIのお悩み解決ブログBLOG

「問題解決のご提案!」の記事一覧

2016/10/05(水曜日)合掌造りの村 五箇山~白川郷

富山県の五箇山と岐阜県の白川郷には有名な合掌造りの建物の集落があります。
世界遺産にもなっているこの地域に機会があれば訪れてみたいとは思っていましたが、冬は豪雪地帯だったりとかなりの山間部なのでパッと行ける距離ではないので断念していました。

ただ東海地方と北陸の富山県を結ぶ東海北陸道が出来、格段に便利になりましたので富山から滋賀に向かう途中に立ち寄ってみました。

初めて生で見る茅葺屋根の合掌造りの建物は思ったより大きく、豪雪地帯ならではの知恵と工夫が随所になされていて勉強になりました。

火災の関係で新たに茅葺で新築するのは難しいそうですが、現存している建物は何十年かに一度、全て屋根を葺き替えたり、一年のうちに数回メンテナンスをして維持しているそうです。

富山県では茅葺の原料のススキや葦でこまい下地の竹の代わりをする工法もあり、自然素材で応用を利かしながら「住」を追求した先人の偉大さに感激致しました。

2016/09/24(土曜日)瑞黒(黒しっくい)の蔵

以前に工事中をご紹介した富山県の豪農の館 内山邸の外観です。

真っ白な漆喰の蔵は多数拝見した事はあるんですが、真っ黒な蔵は中々お目にかかれません。
広い面積を黒しっくいで塗るのはムラだったり、二次白華が目立ったりとリスクが多いです。
その中で比較的ムラになりにくい弊社の瑞黒しっくいを採用いただき施工して頂き完成しました。
庭園の中にそびえたつこの蔵は重厚感があり、一際存在感がありますね。

実はこの蔵は書庫ですので、他にも多数の蔵や休憩所、通路もたたきっぽい仕上げがされており、至る所に左官の技術が見え嬉しくなってしまいました(笑)

今は富山県の管理で常に手入れされていて、いつでも入館可能ですので、機会がありましたら是非一度お立ち寄り下さいませ。

2016/09/15(木曜日)蔵のクラック補修現場

先月のブログでご紹介した蔵のクラックの補修でヒビキエールを使用して頂いた現場に行ってきました。補修した写真がこちらです。

クラックは綺麗に埋めていましたがクラック部分が少し脹れていました。よくよくお話を聞いてみると下地は土中塗りですが一部にラスカットパネルを施工しているようでその部分にクラックがはいったとのことでした。やはり外部のボード系下地は十分な対策をしても割れるリスクがあることをご理解ください。
ヒビキエールはコチラ・・・

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