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「塗り壁デザイン」の記事一覧

2021/10/05(火曜日)ローラー漆喰 デザイン|継ぎ目ない和紙のような仕上がり!

漆喰が継ぎ目の無い和紙に見える!しっくるんを使えば美しい仕上げ!


鏝塗り漆喰とはまた違う魅力!漆喰のすばらしさ

先日、しっくるんをお使い頂いたお客様の現場を見せて頂き驚き!
もちろん、タイトルとは違う和紙クロスではなく、塗り壁のお話です。

しっくるんは、薄塗りなので下地処理が少し悪いとボードの継ぎ目などが見えてしまいます。

しかし、今回お使い頂いたオール漆喰の家。

天井も壁もすべて「漆喰」の家!

これは、珍しくありませんが、しっくるんを塗ってのジョイント部分が全くわからない施工方法に驚きです。

また、鏝塗りではないので、鏝塗り独特のパターン(意匠)や凹凸は出しませんが、和紙を張ったような肌目で且つ、つなぎ目が無いのが最高です!美しいデザイン!

写真で肌目が表現できないのが残念ですが・・・

もちろんですが、このクオリティーの仕上げになると、手間は結構かかっているそうです。

しっくるんを美しく仕上げるには「パテ処理」重要です。

 

ローラーで塗れる漆喰!和紙風の継ぎ目の無い漆喰をお探しのお客様は、一度お試しください。

2021/03/02(火曜日)漆喰掻き落とし仕上げ~お客様よりご紹介!

漆喰を利用してできるデザイン壁、掻き落とし仕上げ


 

「島かべしっくい」と「蔵直し」を使って、漆喰で掻き落としが出来るのご存知ですか!

今回お客様から写真を提供頂いたので、「漆喰の掻き落とし」についてご紹介します。

本来なら、漆喰だけでは掻き落としはできません。なぜなら、漆喰の標準塗り厚は約1~2㎜ですからね。

 

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そんな欠点を補うのが漆喰用の添加剤『蔵直し』です。

蔵直しの開発コンセプトは、土蔵や土塀の補修にセメントを使わず補修する場合、どうしても漆喰ではドカ付けが出来ません。
そこで、漆喰の強度を上げることで、通常混ぜる事の出来ない、軽量骨材を混ぜるkとができるようになり、厚塗りが可能となりました。

そんな『蔵直し』の特長から実験的にやってみたのがこの漆喰の掻き落としです。
配合は、
島かべしっくい20kg 1袋
蔵直し 1袋
砂 50kg程度
です。

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セメントの掻き落としよりも硬化が遅いので、翌日に掻くことができました。

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2022/08/05(金曜日)公共施設にも土壁が合う|土壁デザイン

 

 

地元の公共施設にもデザイン豊かな土壁が採用されています

 

一般的に単調な作りになってしまうことが多い公共施設
特に学校や体育館は機能や利便性、安全性を重視しなければいけない部分と、何より税金を使うことから予算に限りがあります。

しかし、その市町村のシンボルでもあり、その地域以外の多くの人の目に触れるため、見た目のインパクトを求められることがあります。

そんな他との違い、特徴を出しやすいのが塗り壁です。以前にも紹介した地元市営の体育館「一宮いざなぎアリーナ」の玄関エントランスホールにも塗り壁が使われております。

 

ちょっとした塗り壁の使い方で重厚感、高級感が出ますね。また、少ない照明でも凹凸がある塗り壁は陰影により、奥行や立体感がでて、これもまたデザイン的な魅力です。

公共の体育館エントランスホールへの塗り壁。

 

土壁

土壁

 

エレベータホールの「掻き落とし」仕上げ。表面に見える地元の淡路砂利がいいですね。

 

土壁

 

表面の凹凸からの高級感

 

掻き落し

 

多くの方が訪れる公共施設だからこそ、こだわったデザイン土壁にしてみるもの良いですし、

廃棄処理の必要が無く土に返せる、エコで地球環境にやさしい土壁を公共施設に使用しているのもアピールポイントになるのではないでしょうか。

 

土壁のデザインに関するお問い合わせはぜひご相談ください

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