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PEKIのお悩み解決ブログBLOG

「研究室!研究報告」の記事一覧

2016/03/13(日曜日)研究室ブログ・・・今回は色漆喰の下地

以前に研究室で石膏平ボードのジョイント処理の方法を紹介しましたが、お客様からジョイントテープの上から一気にボードベースでジョイント処理したらダメなの??と聞かれました。

それで早速実験・・

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まずは通常通りビス穴とジョイント部分をボードベースのスサを取り除いてパテ埋めした物と処理せずそのままジョイントテープを貼り付けた物を用意。

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全面塗りつけて完全乾燥しました。

ボードベース乾燥後

乾いたボードベースを見るとあまり差はないように感じました。

その上に土漆喰 淡路なんばを塗って乾燥させました。処理あり上塗り

処理なし上塗り

乾いた結果を見ると・・・
ジョイント処理なしの下地の方はうっすらではありますが、ジョイントのラインが見えました。白の漆喰だと分からないので、そのままでもいいかもと思いますが、色漆喰はやはりパテ埋めを先にしてから上塗りして下さいね!!

 

 

2016/02/26(金曜日)城本奮闘記!「俺の研究」・・・その27

今回は殺カビ剤の効果について実験しました。まずは、お餅にカビを繁殖させました。

次に表面のカビをとれるだけ取り除きました。

片方には殺カビ剤を塗り密封して保存します。

もう一方にはなにもしまいでそのまま密封して保存しました。数日経過したのがこちらです。
何もしていないお餅はまたカビが発生しました。殺カビ剤を塗ったお餅はカビを取り除いたままで新たにカビは発生していませんでした。カビは表面を取り除いてもカビの根を殺してしまわないとまた発生してしまいます。また殺カビ剤はカビ菌を殺すものなので表面の黒くなったところを白くするものではありません。

2016/02/01(月曜日)土強実験~その1

土蔵や土塀の補修及び、外壁の土壁強化に使われる土強!発売以来大好評頂いている製品ですが、どれくらいの性能があるのか説明しづらい。
そこで外部暴露試験も兼ねて、土強の試験を行って見た。
試験方法は、当社の配合中塗り土「中土~なかつ」をカップに入れ固めた物と、通常の塗り板にしたものに土強と「城かべボンド10倍液」を塗った物の劣化の比較をして見たいと思います。

強い土壁雨で流れない土壁

中土~なかつを練り、同じ量だけカップにつめ完全乾燥!

土壁 補強

見本板にも同じ材料(中土~なかつ)を塗って乾燥
数日乾燥したものがコチラ

土壁 強化

この3つの試験袋A、B、CにそれぞれA土強、B城かべボンド、C何もしないを塗布し乾燥してみる。

土壁を固く土を固める

土強は超浸透性楽しみです!

土壁を固める

まずは土強を塗布。やはりいくらでも浸透します。浸透しなくなったところで終了!

土壁強化土塀 強化

次に城かべボンド、さすがに土強ほど浸透しませんね!
土壁蔵の補修

同様に塗り板にも塗布。
土塀 土蔵土壁 強化土蔵補修

完成!後は乾燥を待って外部で暴露試験ですね!

土壁補強

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