今回は殺カビ剤の効果について実験しました。まずは、お餅にカビを繁殖させました。

次に表面のカビをとれるだけ取り除きました。

片方には殺カビ剤を塗り密封して保存します。

もう一方にはなにもしまいでそのまま密封して保存しました。数日経過したのがこちらです。
何もしていないお餅はまたカビが発生しました。殺カビ剤を塗ったお餅はカビを取り除いたままで新たにカビは発生していませんでした。カビは表面を取り除いてもカビの根を殺してしまわないとまた発生してしまいます。また殺カビ剤はカビ菌を殺すものなので表面の黒くなったところを白くするものではありません。


「研究室!研究報告」の記事一覧
2016/02/26(金曜日)城本奮闘記!「俺の研究」・・・その27
2016/02/01(月曜日)土強実験~その1
土蔵や土塀の補修及び、外壁の土壁強化に使われる土強!発売以来大好評頂いている製品ですが、どれくらいの性能があるのか説明しづらい。
そこで外部暴露試験も兼ねて、土強の試験を行って見た。
試験方法は、当社の配合中塗り土「中土~なかつ」をカップに入れ固めた物と、通常の塗り板にしたものに土強と「城かべボンド10倍液」を塗った物の劣化の比較をして見たいと思います。


中土~なかつを練り、同じ量だけカップにつめ完全乾燥!

見本板にも同じ材料(中土~なかつ)を塗って乾燥
数日乾燥したものがコチラ

この3つの試験袋A、B、CにそれぞれA土強、B城かべボンド、C何もしないを塗布し乾燥してみる。


土強は超浸透性楽しみです!

まずは土強を塗布。やはりいくらでも浸透します。浸透しなくなったところで終了!


次に城かべボンド、さすがに土強ほど浸透しませんね!

同様に塗り板にも塗布。


完成!後は乾燥を待って外部で暴露試験ですね!

2016/01/13(水曜日)新商品:藻カビガード試験!
この度新しく発売いたしました「藻カビガード」は藻、カビに特化したトップコートで、その特徴は漆喰内部に浸透し吸水防止層を作り漆喰壁内部に水を侵入させないことでカビの原因となる水分を保水させないことです。
そこで水の侵入をどれほど防止できるのかを検証してみました。
まず城かべ漆喰をカップに詰め漆喰のブロックを作成。

乾燥後、カップをはずし漆喰ブロック表面全体に藻カビガードを塗布したものと、塗布無しのブロックを作成。

藻カビガード乾燥後、赤の染料で着色した水に塗布有と無を1日ひたしました。

ブロックを取り出して半分に割り、水の侵入具合の違いを断面から検証しました。
染料を水に混ぜた量が少なかった為わかりにくかもしれませんが、塗布無しの漆喰ブロックは表面から一番深い所で約20ミリ程度まで赤色の水が侵入していました。
一方塗布有りの断面は白いままで水の侵入がほとんど確認できませんでした。
藻カビガードは試験結果のように水の侵入を防止し、漆喰壁が保水しないためカビ防止に効果があります。
一般住宅物件で軒の出が無い外部大壁施工等、のちにカビの心配がありそうな場合はご検討ください。









