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「研究室!研究報告」の記事一覧

2017/05/19(金曜日)シックハウス症候群とは??

現在もシックハウス症候群に悩んでおられる方は沢山いらっしゃいます。
弊社にもお問い合わせがありますので、簡単にどんなものかおさらいです。

シックハウス症候群とは・・・建材や家具から揮発性有機化合物(VOC)と呼ばれる物質が環境中に放出されめまいや頭痛、呼吸器疾患等の症状がでる体調不良をおこしてしまう事です。
揮発性有機化合物の種類は100種類以上ありトルエンやキシレン、エチルベンゼンやスチレン等があります。その中でも有名な物質はホルムアルデヒドじゃないでしょうか?
内装塗り壁材料で認定を受けているF☆☆☆☆(エフフォースター)はFがホルムアルデヒドの頭文字で文字通りホルムアルデヒドの放散量での規制をしています。ちなみにF☆☆☆☆は内装使用制限なしという事ですね!
弊社漆喰製品も勿論F☆☆☆☆も取得してはいますが、日本漆喰協会ではより基準を厳しくし、自主認定制度で合格した商品にはマークをつけています。
漆喰の中で製品を選ばれる際には参考にしてみてはいかがでしょうか??

漆喰の安全性の証明になるかは分かりませんが・・余談を一つ
漆喰の主成分である消石灰(水酸化カルシウム)はホルムアルデヒドの水溶液であるホルマリンを廃棄する際に加えるとホルムアルデヒドがホルモース反応を起こし、糖=炭水化物に変化しますので、それを廃棄していく方法が取られたりしています。

2017/01/11(水曜日)冬場はサンプルも乾かないですね・・・

本日は依頼を受けたサンプル作りをしました。
漆喰の補修方法や、土漆喰の模様付け、重吉たたき、しっくいガード等ですが・・・


上塗りを塗る為には下地を塗らなくてはなりません。
が・・・乾かない(泣)
室内で温度も上げてるんですが、春や秋の倍ぐらいの乾燥時間がかかっている気がします。
漆喰なんかはあまり乾かないと、表面がテカったり効果不良がおきたり白華したりといい事はないです。

何とか依頼分のサンプルは作りましたが、サンプルでもこれだけ時間がかかるんですから、実際施工されている現場はやっぱり大変ですね

乾燥スピードが年中一緒の製品 作りたいなぁと思った一日でした。
PS 今日のたたきはいつ完全乾燥するんだろうか・・・???

2016/12/19(月曜日)挑戦は続く!・・・新製品情報!

漆喰とカビの問題は、このブログでも再三ご紹介させて頂いておりますが、当社としてもカビが生えた現場への対応には日々努力を続けております。

≫カビを殺す製品はこちら・・・
≫漆喰内に入れる抗菌剤はこちら・・・

今回はそんな中、お客様にご協力頂きカビが生えた壁面をリペアーする製品の開発を進めさせて頂いております。
もともと撥水と下地の汚れを隠蔽する製品は持っていましたが、今回はそれを鏝塗り仕様に変更!その実験を実際の壁で行います。

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実際ひどくなると結構黒くなります。特に軒が無く、雨が直接当たるような場所でのパターン漆喰はこのような状況になることが多いようです。

_DSC6082
今回はその壁面を3つのブロックに分け、3種類のタイプの製品で試験です。

Aは、骨材入り
Bは、骨材無し
Cは、ノロタイプ

どの製品も、撥水効果が高く、汚れに関してと漆喰面の乾燥スピードは早いのでカビの原因となる水対策をとることが出来ます。

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大事なのは「施工性」どれが一番塗りやすいのか・・・

_DSC6090 _DSC6088
すこしわかりにくいですが、下地のカビの黒いのは隠蔽出来ました。ただ、城かべ漆喰のようにフラットにはどの製品もできません。残念!
ただパターン仕上げは良好で、寒水石の5厘程度なら混入可能です。

もう少しで発売できそうです。

「漆喰の汚れを隠したい!」
「亀裂を隠蔽したい!」
「カビを抑制したい!」
「雨がよくかかるので撥水させたい!」

このようなお客様へ・・・いかがですか?

_DSC6087
最近、「商品名がちょっと・・・・!」というお声を頂きます。この製品何かいい名前ありませんか?
公募しようかなぁ~

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