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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

「黒漆喰(黒しっくい)」の記事一覧

2022/08/13(土曜日)黒漆喰塗ったけど、雨掛かりで白華(はっか)して白く、色むらになってしまった時のリペアー材のご提案

色むら、白華(はっか)した黒漆喰、水を弾き2次白華を防ぐ黒い撥水剤でリペアー

黒漆喰が、色むらになって困っていませんか?

それは、施工や材料が悪いわけではありません。黒漆喰の特徴でもあり、雨などの外部環境が影響する白華現象です。

雨が当たる外壁は、ある意味仕方がない現象でもあります。

でも・・・やっぱり・・・真っ黒がかっこいい!

そんなお悩みを持つ黒漆喰施工をお考えの業者様へ・・・

>黒漆喰リペアー材、プロテクターBはコチラ・・・

 

黒漆喰を施工後、こんなことでお困りではありませんか?

◇ 冬場の施工だったので、白華で色むらになってしまった!

◇ 軒の短い雨掛かりの多い場所だったので雨のよく当たる部分が白くなってきた!

◇ サッシからの雨だれで白い筋が入ってしまった!

施工は、上手くいって割れていないし、問題はないんだけど・・・やっぱり黒漆喰は真っ黒がいいなぁ~

 

そんな時に便利なのが、黒漆喰のリペアー材プロテクターB

プロテクターBは、漆喰を塗り替えるリペアー材ではありません。

ローラーや刷毛で白くなった黒漆喰に塗るトップコートです。

「ペンキじゃん‼」(笑)

確かに!やってることはペンキ、塗装と同じ、塗装屋さんにお願いする仕事ですね。

だったら普通の黒のペンキ塗ったら・・・

プロテクターBは、黒漆喰じゃないけど、黒漆喰の性能を壊さないことを目的としています。

せっかく塗った黒漆喰、ペンキ塗っちゃうと呼吸しなくなってしまいます。

また比較的漆喰の上の塗装は、早く剥がれてきます。

そんなことから作ったのが「プロテクターB」

Bは、Blackの「B」・・・

>プロテクターBのご購入は、コチラ・・・

 

プロテクターBの特徴!

プロテクターBの最大の特徴は、ペンキではなく、撥水剤なんです。

湿気は透し、水滴は侵入させない撥水剤で、黒漆喰の白華(はっか)二次白華を防ぐ撥水剤が主原料になっています。

水を弾くことで、今後白くなることを防ぎ、汚れなどからも壁面を守り、長期的に黒さを維持致します。

① ローラーや刷毛で塗れるから簡単、便利!

もちろん、鏝で塗る漆喰とは肌目は変わりますが、毛足の短いローラーで塗れば比較的フラットに仕上がります。

細かい所は、刷毛で塗ってもOK!

② ペンキとは違いテカリの無い真っ黒でマットな仕上がりです。

>テスト施工お考えのお客様は、サンプルお送りします。

③ 色は、もちろん実際の黒漆喰「瑞黒(ずいぐろ)」に使う松煙(島かべ松煙)を使用

>島かべ松煙はコチラ・・・

 

黒漆喰のリペアーに、プロテクターBは如何でしょうか?

 

2022/08/12(金曜日)黒漆喰!島かべ松煙の配合量でどんな黒さがでるのか(実験)?


黒漆喰に使う島かべ松煙の着色試験


 

お客様より松煙の配合量を変えると黒さにどんな違い出るのか?

 

このような質問をいただき早速検証!

 

まず【島かべしっくい】を同じ重さに計量したもの3つ用意。

配合量は島かべしっくい20kg1袋に対し、島かべ松煙250g(1袋の半分)重量比で1.25%配合、島かべ松煙500gを1袋重量比で2.5%配合、島かべ松煙2袋(1kg)重量比で5%配合の3パターンで検証します。

 

練る水量ももちろん同量にし、15リットルの割合で計量し練り合わせました。

松煙を混ぜて練った黒しっくいをを、同じ下地の上に軽くスプーンで広げ、塗り付けをせず経過観測します。

塗り付け方で色の違いが出る可能性があるため、鏝塗りは行いませんでした。

乾燥するまで待ち、黒色の濃さの違いを検証しました。

写真ではわかりにくい部分もあるいと思いますが、島かべしっくい20kgに島かべ松煙500g、1kgの配合量ではグレー色、3袋(1,5kg)配合でかなり濃いグレー色になりました。

 

黒漆喰のことならご相談ください!

2022/09/10(土曜日)黒漆喰 使い方|黒漆喰色ムラのメンテナンス

よく見かける黒漆喰が白くなってしまう色ムラ


 

出張中、お客様からの相談で黒漆喰壁の補修の現場にお邪魔しました。
壁自体には亀裂(割れ)も無く、浮きなども見当たりませんが、ただ雨がよく当たる場所は白く色ムラが出ています。
このような状態よく見かけますよね!

黒漆喰もやはり漆喰。雨が当たると白華(エフロ)します。
ちなみに白華は漆喰内部の石灰の結晶が水で溶け出し、壁表面で大きく結晶が育って残る現象で、漆喰に混ぜた黒色の墨が流れ出して白くなっているわけではありません。
どちらかと言うと、黒よりも石灰の白が大きくなって目立ってしまう現象です。

そんな白華にも2種類あって、施工後壁の乾燥とともに出てくるのが通称1次白華。乾燥後(完成後)雨などにより外的な水分の影響で出てくるのが2次白華です。

_DSC1669

黒漆喰だけで起こる現象ではなく、実は白い漆喰も同じことが起こっているんですよ。同じ白色なので見えないだけ・・・・
私個人的にこの黒漆喰が白くなっている雰囲気が味わいがあってなんともいえない風情を感じますが、「真っ黒に直してぇ~」という要望は多くあります。

_DSC1670

 

■元の真っ黒に戻す便利なご提案

そんなときにご提案するのが、「島かべ瑞黒(ずいぐろ)」です。
瑞黒は、黒漆喰ノロ掛け材料で、古くなった下地に「島かべプライマー」を塗布するだけで、その上に塗ることが出来る黒漆喰です。
もちろん、亀裂や浮きがあれば補修が必要ですが、綺麗に塗り替えるだけなら非常に便利な商品ですね!

今回の現場は、何かローラーか刷毛のようなものでノロを塗っているようにも見えました。
このような感じで、とりあえず黒くリペアしたい場合は黒漆喰専用リペア材「プロテクターB」もあります。

_DSC1667

ローラーや刷毛で塗る「プロテクターB」は漆喰の呼吸を損なうことなく、撥水剤としての性能もあります。
撥水剤性能で雨を弾くため、雨に打たれても白くなる白華が起きません。黒いままを維持します。
もし雨に打たれる壁面なら「プロテクターB」の方が良いかもしれませんね。

≫黒漆喰リペア材 プロテクターBの施工方法はこちら・・・

このように色ムラになった黒漆喰を真っ黒に戻すには再び同じ黒漆喰「島かべ瑞黒」を塗るか、「プロテクターB」を塗るかの2パターンありますが、メンテナンスする壁が雨に打たれる箇所なのか、あまり打たれないのかで使い分けしてください。

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