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PEKIのお悩み解決ブログBLOG

2021/09/21(火曜日)カビと汚れに強い塗り壁 使い方|プランターがかわいくなりました

キープウォールの性能を活かした新しいご提案!


造園屋さんからのお問合せで公園に置くプランターのリフォーム!

 

公園のリニューアル工事で、造園屋さんから問合せがあり、プランターに「島かべしっくい」を塗りたいとの事でした。
島かべしっくいも塗れないことは無いですが、パターン仕上げで、雨や散水で常に水が掛る状況、不特定多数の方が腰かけたり触ったりの状況等考えると漆喰では少し不安があります。

そこでご提案させて頂いたのが、雨と汚れに強い仕上げ材キープウォール!

目的は、プランターの再利用!

もともと公園で使っていたプランターを再利用するというのが重要な任務。
環境問題などを考えて再利用することは重要です。

キープウォール下塗り

キープウォールは、下地材がセットになっております。
ローラー刷毛で塗れる下地材を使えば、モルタルやコンクリート、古壁など様々な場所にキープウォールを塗ることが出来ます。

キープウォールの下塗り材は真っ白なので下地の汚れが隠蔽できます。
下地材だけでも充分にきれいになりました。

キープウォールの色は?

キープウォールは通常ホワイトとクリームの2色、今回は公園ということもあって4色の要望がありました。
しかし、安心してください。壁カラーを使えば簡単に着色が可能です。

壁カラーオリジナル色は、7色展開

今回は、ブルー、イエロー、ピンク、グリーンの4色を使いました。

≫島かべ壁カラー(漆喰専用着色剤)500g入

下地材が乾燥したら、上塗りを塗ります。

キープウォールは、パターン専用で塗りやすい材料です。
もちろん外壁専用ですが、今回のように水がよくあたるプランターや、塀などにも使える材料です。

今回は、素人ばっかりでワークショップ的に塗ってみましたが、なかなか味のある仕上がり!かわいい!

グリーン

ブルー

イエロー

≫メンテナンスが楽な雨に強く汚れにくい仕上げ材!キープウォール

完成したプランターの現場設置が完了!かわいくなりました!

 

こんなことできない?塗り壁の事ならご相談ください!

2021/09/18(土曜日)塩焼き消石灰の特徴は・・・

消石灰の伝統製造方法!


 

漆喰の主原料である消石灰の製造方法にも伝統的な製造方法があります。

消石灰が出来る工程は・・・
①原料となる『石灰岩』を燃料である『コークス』で焼いて出来た物が生石灰(きせっかい)です。
②生石灰に水をかけて消化させた物が消石灰です。

 

この①の焼く工程時に岩塩をかけながら焼き出来た消石灰が『塩焼き消石灰』と言われるもので特級品が漆喰の原料になり皆様へお届けしています。

塩焼き消石灰の特徴は・・・
石灰の芯まで均一に焼け、焼きしまりを防ぎ、消化反応において生石灰の結晶が大きく成長し消化しやすい生石灰ができるといわれております。この生石灰を消化させることで、未消化の少ない消石灰となり、薄く仕上げる漆喰では最適の原料となります。

油で焼く重油焼成方法なら、短い時間で大量に焼けるのでコストダウンにもなりますが、塩焼きをしようとすると設備のロータリーキルンが錆びてしまうので塩焼きが出来ません。
ですので土の中に窯を埋めてある土中窯で塩をかけた石灰岩とコークスを層にし、長時間かけて焼成しています。

この昔ながらの伝統製法で製造したこだわりの漆喰製品ですので自信を持って皆様におすすめ致します。

 

漆喰の素材(原料)のことならお問い合わせください!

2021/10/14(木曜日)砂漆喰(中塗りしっくい)ってなに?


砂漆喰は漆喰壁を美しく仕上げる秘訣!


 

みなさんもご存じだとは思いますが、特に外部に漆喰を施工する場合、砂漆喰(中塗り用しっくい)を塗り付け、その後追っかけ(砂しっくいが半乾きの状態)で上塗り漆喰を塗りなさいと先輩や親方などに教わったのではないでしょうか。
この砂漆喰(中塗り用しっくい)を施工するのにはどんなメリットがあるのでしょうか?

>>既調合砂漆喰(中塗りしっくい)「島かべ砂漆喰」くわしくはこちら・・・

 

①上塗り漆喰より厚く塗れるため、下地モルタルや石膏プラスターなどの不陸調整がしやすく、上塗り漆喰に適したフラットな下地を作りやすくなる。

②モルタルなどに塗ることで下地の動きを上塗りに伝えにくくする緩衝材になり、クラック抑制になる。

③追っかけで上塗りすると水持ちが良く、いつまでもノロが浮き、鏝押さえ回数を多く行え上塗り漆喰の表面強度が上がる。

④漆喰壁の塗り厚が厚くなるため、漆喰の中性化を遅め、漆喰の耐久性が上がる。

以上のような役割があります。

 

ただし、追っかけ塗りのタイミングは難しく、早すぎると中塗り漆喰の砂が上塗り漆喰の表面に出てきたり、逆に遅すぎると水引きが激しくなり上塗り施工時ブツ(気泡)が出てきたりします。

また近年は建築様式も変わり、昔のように施工面積の小さい壁ばかりでなく、面積の広い大壁が増えてきており、左官さん不足により、ひとつの現場にそれほど人数をかけれないなどの問題も出てきおり、ますます追っかけ塗りでの上塗り施工が難しくなっております。

そんな場合は無理をせず、漆喰専用下地材「漆喰ベース」を使ってみてはいかがでしょうか?

>>外部用下地材「漆喰ベース」くわしくはこちら・・・

中塗り漆喰工程は上塗り漆喰を綺麗に、美しく仕上げるためにも重要になります。施工ポイントとして抑えておいてください。

 

漆喰の施工方法のことならお問い合わせください!

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