土屋重吉での人気商品「貝灰(かいばい)」、売れ行きが好調です。
古い資料などを参考にした文献に・・・
百科辞典「和漢三才図絵」(参考資料)
「今、牡蠣及び蜆の殻を焼きて石灰に偽る。共に海藻を水に煮たる汁を用い、之をかき混ぜ紙泥(俗に紙須佐と言う)と和し壁の上を塗る。これを白壁と言う。」
という内容の文章もあり、貝殻を焼いて消石灰の代わりに使っていたと思われます。
≫土屋重吉の貝灰(かいばい)は、熊本県で作られている赤貝を原料とした製品です。
貝灰は、古くから海岸線の地区を中心に蛤・あさり・牡蠣殻などを原料に作られ、主に左官用として製造されていました。
なぜ漆喰に使われていたかは?ですが・・・一説には
製造方法や化学式は消石灰とほぼ同じで、『消石灰より収縮率が小さく』・『粘着性が高く』・『鏝伸びも良い』とも言われています。
屋根漆喰のような、厚付け(厚塗り)が必要な場面でも漆喰として糊の量が少なくてすみ、ひび割れが出にくいといわれています。
しかし、近年では成分は石灰岩と違いは無く、過去には海岸線での炭焼きされていたため、品質があまり安定せず、未焼成の物や不純物が多く入り、これらが骨材となり亀裂防止の一因となっていた?などの説もあり、実際の漆喰に混入する『貝灰の力』は不明です。
土屋重吉では、もちろん漆喰や土間たたきにと思い貝灰を販売しておりますが、貝殻の灰(貝灰)を焼物の釉薬として使ったり、染物にも使われるそうです。
こんな貝灰(かいばい)も近年需要が減り。製造しているところが激減しております。
大切な日本の文化がなくならないよう頑張ってお勧めしないとと考えています。
≫日本のこころ!『貝灰(かいばい)』はコチラからご購入頂けます。
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土屋重吉は、大正元年淡路島で創業した土屋です。
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