はじまりの大地「淡路島」 土の空間
古事記・日本書紀によると、おのころ島で夫婦となった伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)の二柱の神は、日本列島の島を次々に生んだとされています。
その中で最初に生まれた島が「淡道之穂之狭別島(あわじのほのさわけのしま)」、すなわち淡路島であると記されており、いわば「淡路島」は日本列島が生まれたはじまりの大地です。
その大地が隆起し、そこに現れたかのような土そのものの壁を表現したショールームを建設しました。
建設に至った想い
日本列島はじまりの大地「淡路島」。そして私たち人も土(大地)の上に生まれ、やがて土に返ります。
また、当社は「淡路島の土」を建築資材として販売する「土屋」として大正元年に創業しており、すべては「淡路島」の大地・土からはじまっています。
「初心に返り、土という素材のすばらしさを私たち社員も再認識でき、おとずれるお客様にも感動を与えたい」そんな想いから土のショールームを建設しました。
「土」が持つ力
ご訪問くださり、土の空間を体感していただいたお客様の声をまとめると、「自然の壮大さを感じるだけでなく、非常に心地よく、落ち着く空間なのでリラックスできる」という声。
また、ご訪問いただいたデザイナー様や設計士様の中には
「土は再利用もでき、廃棄したとしても自然に戻る。サスティナブルな素材だから注目していた」
「SDGsに力を入れて取り組んでいる会社に勤めているので、土で作られた空間が気になった」
などの声もお聞きします。
淡路島の土の産業と歴史
「淡路島」で創業して110年、私たちは土屋としてこの大地の恵み「土」を販売してきました。
理由は「淡路島」では良質な「土」がたくさん採れるから。なので「淡路島」には「土」を使った産業が多くあります。
有名なのは日本三大瓦のひとつ「淡路瓦」。その他には瓦と同じく土を焼いて作る「タイル」の大手メーカー工場もあります。
また、近年ではその品質と量の豊富さから、陶芸家の方の移住も多く、窯元も増えています。
このような歴史背景と長年土と向き合ってきた【近畿壁材工業】の想いが込められた「淡路島の土」の空間ショールーム。
ご興味ある方はぜひお越しください。施設内をご案内致します。