近畿壁材 | AWASOブログ
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2023/07/03(月曜日)落ち着き、高級感、両方を求める和空間に合う壁


自然の素材からあたたさを感じる唯一無二の壁

 

この壁の素材は自然素材の「土壁」と「漆喰」です。「漆喰」と「土壁」を混ぜることで通常の漆喰のような真っ白ではなく、ほんのりと「土」の色が付いた、やさしく、淡い色合いになります。

また、「漆喰」では見ることができない「土壁」の素材、藁すさが表面に見え意匠になり、その藁すさ周辺には藁すさのアクが少し出て、より藁すさの存在感を高めています。

「土壁」のもうひとつの素材、砂は普通の漆喰では見れない、表面がザラザラした仕上りになり、こちらも「土壁」を混ぜたことによる意匠です。

最後に「土壁」の特長でもある、完成すると表面にできる小さなひび割れ。これもこのデザイン壁にはかかせない要素のひとつになっています。

じゃあ「漆喰」の良さはこの塗り壁材のなかで何もないの?と聞かれると強度です。「漆喰」を混ぜた「土壁」は通常の土壁より表面は固く、強くなります。

「土壁」と「漆喰」を混ぜた壁材をまとめると

■テクスチャ

・漆喰の白にやさしく淡い「土」の色が付く

・表面がザラザラに仕上り、且つ藁すさが表面に良く見える

・完成すると表面に小さなひび割れがランダムに入る

■強度

・通常の土壁より表面が固く、ポロポロ落ちない

 

「漆喰」ではない、でも「土壁」とも違う塗り壁は、お互いの長所と短所を取り入れた唯一無二の材料になります。

自然素材の素材感であたたかみを感じる壁は、落ち着きと高級感がある空間を作れるため、和菓子店や着物店、料亭の個室などの和の空間に合うのではないでしょうか。

建築のコンセプトや空間のイメージに合う壁をお探しの方、また、そんな壁が見つからずお悩みの方はお気軽にご相談ください。

建築イメージに合う壁材をご提案いたします。

2023/06/20(火曜日)古民家カフェに合う素材を感じる白い壁


白い壁は清潔感があり空間を明るくする

 

空き家が増えている今日、古民家をリノベーションして新たな用途として活用することは一般的になってきました。

古民家は日本の伝統的な建築様式や文化の一部を感じるこができ、風情や歴史的な価値も感じることができます。

そんな古民家の特徴的な要素や雰囲気を活かしながら、空間デザインをする方も多いです。

例えば、伝統的な柱や梁を見せることで風情を残し、畳や襖を取り入れることで和の雰囲気を演出するなど、モダンな要素との組み合わせで魅力的な空間になります。

古民家リノベーションでここで紹介するのは「古民家カフェ」。「古民家カフェ」は落ち着いた雰囲気があり、ゆったりと過ごせ、くつろぎながら飲食を楽しむことができます。

しかし、古民家のデメリットは内装が暗いこと。そんなデメリット解消するために白く明るい壁を採用し、空間を明るくします。また、白い壁は清潔感もあるので、カフェにはなおさら良いと思います。

ただ白いだけではおもしろくないので、このデザイン壁は表面の意匠に「藁すさ」を採用し、和テイストの空間にもよく合うにしました。

古民家をリノベーションしてカフェにしようとお考えの方はご検討ください。

2023/06/20(火曜日)落ち着きのある空間を求める和食店個室に合う壁


自然素材の素材感が空間に落ち着きを出す

 

この壁は当社の地元、淡路島で採取した「土」を素材にした土壁です。その土壁表面に「藁すさ」を散らし、やさしく撫でて表面に「藁すさ」よく見えるデザインにしました。

もともと「藁すさ」はつなぎ材として、土壁に含まれている素材ですが、そのまま塗っただけでは土壁の中に入り込んでしまう部分が多くなり、存在感がありません。

そんな自然素材「藁すさ」をデザインの主役にするため、ベージュ色の「藁すさ」との相性を考え、ベースとなる「土」は同系色を避け、ダークな暗い色を選び、「藁すさ」がより引き立つようにしています。

土壁を空間にご採用いただいた方のご意見で一番多いのが、「なんか落ち着く」という言葉です。自然素材「土壁」の特長ではないでしょうか。

また、自然素材で作った空間は重厚な雰囲気もあるため、空間に高級感をもたらします。

このデザイン壁を空間に取り入れることで出る「高級感」と「落ち着き」。どちらも求められる和食店個室の壁にいかがでしょうか。

訪れたお客様もゆっくり食事を楽しめると思います。

建築のコンセプト、イメージなどに合う壁材をお探しの方はお気軽にご相談ください。

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