AWASOブログ

2026/10/27(火曜日)京町家のギャラリー改修事例 壁と床の仕上がりを揃えるオーダーメイド左官材

京都市内の京町家の一部を改修 ギャラリーとして活用する計画

 

今回ご相談いただいたのは、空間のイメージが明確にありながら、そのイメージに合う壁材・床材が見つからず、材料選びに悩まれていた設計士様でした。

目指していたのは、壁と床の仕上がりに統一感のある空間。

既製品の中から近いものを探すのではなく、思い描いたデザインを実現できる材料をつくれないか。

そこで見つけていただいたのが、近畿壁材工業のオーダーメイド塗り壁サービス「AWASO」です。

今回は、設計士様からのご相談をきっかけに、京町家のギャラリー改修に採用いただいたオーダーメイド左官材の事例をご紹介します。

 

イメージに合う壁材・床材が見つからない 設計士様からのご相談

 

今回の計画は、京都市内にある京町家の一部を改修し、ギャラリーとして活用するというもの。

設計士様の中には、完成させたい空間のイメージがかなり明確にありました。

空間全体の雰囲気だけでなく、壁や床にどのような仕上がりを採用したいのか、具体的なイメージもお持ちでした。

しかし、そのイメージに合う既製品の壁材・床材がなかなか見つかりません。

建築や店舗設計では、カタログやサンプルの中から材料を選ぶことが一般的です。ただし、思い描くデザインが明確であるほど、既製品では色や質感、素材の表情などが少しずつ合わないこともあります。

「このような仕上がりを実現できる材料はつくれますか?イメージしているのは、表面が滑らかなシームレスな三和土(たたき)です。」

そんなご相談をいただいたことが、今回のオーダーメイド開発の始まりでした。

 

空間写真と仕上がりイメージからオーダーメイド左官材を開発

 

今回、設計士様からお問い合わせいただいた際には、空間全体のイメージ写真に加え、採用したい壁・床の仕上がりイメージ写真も添付されていました。

言葉だけでは伝えにくいデザインの方向性を、写真を通じて共有いただけたことで、目指す仕上がりを具体的に把握することができました。

いただいたイメージをもとに、オーダーメイド左官材のサンプルを作成。完成したサンプルをご確認いただいたところ、

「かなりイメージに近い仕上がりで嬉しいです」

というお言葉をいただき、採用が決定しました。

設計士様が求めていたのは、単に壁や床を仕上げるための材料ではありません。自分が思い描いた空間のイメージを、実際の建築で表現するための材料でした。

AWASOでは、既製品に空間のイメージを合わせるのではなく、実現したいデザインを起点に、オーダーメイドで左官材を開発するという選択肢をご提案しています。

 

 

今回の難題は壁と床の仕上がりを揃えること

 

今回のオーダーメイド開発で特に難しかったのは、壁と床の仕上がりを揃えることでした。

空間全体に統一感を持たせるためには、壁と床をそれぞれ別の材料で仕上げる場合でも、見た目の印象をできるだけ近づける必要があります。

しかし、壁と床では、材料に求められる性能が異なります。

壁は、主に自重や日常的な接触などに対応する仕上げ材として考えます。一方、床は人が歩いたり、物を置いたりするため、摩耗や荷重などへの対応が必要になります。

そのため、同じ材料をそのまま壁と床の両方に使用すればよいとは限りません。求められる性能に応じて、材料の構成を変える必要があります。

今回も、壁と床で材料の素材を変えながら、仕上がりの印象を揃えることが課題となりました。

性能が異なる材料を使いながら、空間としてのデザインを統一する。

これは、単に色を合わせるだけでは解決できない、オーダーメイドならではの難しさです。

近畿壁材工業では、左官材の開発にあたり、仕上がりの見た目だけでなく、実際に使用する場所や求められる性能も考慮しながら材料を調整しています。

今回も、壁と床それぞれに必要な性能を考慮しつつ、設計士様が求める仕上がりに近づけるための調整を行いました。

 


【壁】

 


【床】

 

材料をつくって終わりではない 施工前のレクチャーまで対応

 

オーダーメイド左官材は、サンプルの見た目がイメージに近ければ、それで完成というわけではありません。

実際の建築現場で、材料の特性を理解したうえで適切に施工できることも重要です。

特に通常の既製品とは異なる仕様の材料では、材料の性質や施工方法を事前に共有しておくことが、仕上がりの品質を確保するうえで大切になります。

今回も実際の現場施工に入る前に、施工業者様に向けて左官材の施工方法をレクチャーしました。

材料の特徴や施工時の注意点を事前に確認していただき、そのうえで現場に入っていただく流れです。

当社のオーダーメイドでは、オーダーメイド左官材の開発・製造だけでなく、必要に応じて施工方法のご案内も行っています。

材料の開発から、現場で施工するための技術的なサポートまで。

これも、材料メーカーとして私たちが大切にしていることのひとつです。

 

既製品では実現しにくい空間もオーダーメイドという選択肢で

 

今回の事例のように、設計士やデザイナーの皆様が思い描く空間の中には、既製品だけでは実現しにくいデザインもあります。

「この写真のような質感にしたい」

「壁と床を同じような印象に仕上げたい」

「既製品では、色や素材感がイメージと少し違う」

そのようなとき、材料の選択肢を既製品だけに限定せず、オーダーメイドで開発するという方法があります。

近畿壁材工業のオーダーメイド塗り壁サービス「AWASO」は、設計士・デザイナー・店舗オーナーの皆様が思い描く空間を、左官材という素材から実現するためのサービスです。

お問い合わせの際には、今回の事例のように、空間写真や仕上がりイメージの写真をお送りいただくことも可能です。

まだ具体的な材料の仕様が決まっていなくても、まずは「このような仕上がりを実現したい」というイメージからご相談ください。

ご希望の仕上がりや使用場所、求められる性能などを確認しながら、実現に向けた可能性を検討します。

※ご希望の仕上がりや性能によっては、対応が難しい場合もあります。まずはイメージや計画内容をお聞かせください。

 

オーダーメイド塗り壁のご相談は近畿壁材工業 AWASOへ

 

今回の京都市内の京町家ギャラリー改修では、設計士様からいただいた空間イメージと仕上がりイメージをもとに、オーダーメイド左官材のサンプルを作成しました。

壁と床で求められる性能の違いに対応しながら、見た目の仕上がりを揃えるために材料を調整。さらに、現場施工前には施工業者様へのレクチャーも行いました。

思い描いた空間に合う材料が見つからないときは、材料そのものをつくるという選択肢があります。

近畿壁材工業では、長年培ってきた左官材の開発・製造の知識を活かし、お客様のイメージに合わせたオーダーメイド塗り壁のご相談を承っています。

設計中の店舗、ギャラリー、住宅、宿泊施設など、既製品だけでは実現しにくい壁・床の仕上げをお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。

2026/10/14(水曜日)以前採用した土壁の色と新たに出会った素材感  設計士様の想いを形にしたオーダーメイド塗り壁

「以前採用した土壁の色は気に入っている。でも、今回はもう少し素材感のある仕上げにしたい」

 

今回ご紹介するのは、兵庫県内の設計士様からご依頼いただいた、事務所の外壁リニューアルに向けたオーダーメイド塗り壁の採用事例です。

きっかけは、弊社のSNSを通じてショールームや取り組みに興味を持っていただいたことでした。

以前の内装リニューアルでは、弊社の既製品の土壁仕上げ材を採用いただいており、その色味や質感を気に入ってくださっていたお客様。

今回は、そのときの色味を引き継ぎながら、新たに出会った塗り壁の素材感を取り入れることで、お客様が思い描くデザインに近づけていきました。

オーダーメイド塗り壁サービス「AWASO」で、どのようにご要望を形にしていったのかをご紹介します。

 

SNSをきっかけにショールームへ

 

お客様は、弊社と同じ兵庫県内で活動されている設計士様でした。

以前から弊社のSNSをご覧いただいており、ショールームや、塗り壁材の開発・製造に取り組む弊社の活動にも興味を持ってくださっていました。

「時間ができたら、一度訪れてみたい」

そう思っていただいていたところ、今回、実際にご来社いただく機会が生まれました。

弊社では、さまざまな塗り壁材のサンプルや、これまでにオーダーメイドで開発してきた仕上げ材を展示しています。

カタログや写真だけでは伝わりにくい、素材の表情や凹凸、光の当たり方による見え方などを、実物を通してご確認いただけます。

今回もショールームをご覧いただきながら、過去に採用された塗り壁材や、オーダーメイドで製作したサンプルの数々をご紹介しました。

 

以前採用した土壁の色を新しいデザインへ

 

実は今回のお客様には、数年前の事務所の内装リニューアル時にも、弊社の既製品の土壁仕上げ材を採用していただいていました。そのときの土壁の色味や質感を、とても気に入ってくださっていたそうです。

そして今回、計画されていたのは事務所の外壁リニューアルでした。

ショールームの空間をご覧いただき、過去のオーダーメイド塗り壁のサンプルをご覧いただくなかで、ある一つのデザインに目を留められました。

そのサンプルは、以前採用いただいた土壁よりも、さらに素材の表情が感じられる仕上げでした。

「この質感が、自分のイメージしているデザインに近い」

そう感じていただいたことが、今回のオーダーメイド塗り壁の開発につながりました。

そこでいただいたご要望は、以前の内装で気に入っていただいた土壁の色味を引き継ぎながら、今回新たに気に入っていただいたサンプルのデザイン・質感を取り入れた塗り壁材をつくるというものでした。

以前の仕上げをそのまま再現するのでも、新しいサンプルをそのまま採用するのでもありません。

 

過去に気に入っていただいた色と今回新たに出会った素材感

 

その二つを組み合わせ、お客様が思い描くデザインに合わせていくことになりました。オーダーメイド塗り壁は、サンプル製作から始まります

ご要望をお伺いした後は、オーダーメイド塗り壁のサンプル製作へと進みます。

AWASOでは、お客様のイメージやご要望をもとに、色味や質感などを検討し、実際の仕上がりを確認できるサンプルを製作します。

今回も、以前採用いただいた土壁の色味と、ショールームで気に入っていただいた仕上げの質感を参考に、オーダーメイドのサンプルを製作しました。

完成したサンプルをご確認いただき、お客様にも仕上がりに納得していただけたことから、正式にご注文いただくことになりました。

オーダーメイドの塗り壁材は、言葉やイメージだけで完成形を決めるものではありません。

実際のサンプルを見て、色味や素材感を確かめながら、理想の仕上がりに近づけていくことが大切です。

「こんな雰囲気にしたい」というイメージを、実際の塗り壁材として確認できること。それも、オーダーメイド塗り壁ならではの魅力です。

 

長年お付き合いのある左官職人様との施工

 

今回の現場を施工していただいたのは、以前から弊社と長いお付き合いのある左官職人様でした。そのため、材料の特性や施工に関する説明などもスムーズに進めることができました。

オーダーメイドの塗り壁材は、材料を開発・製造するだけで完結するものではありません。

実際に現場で施工することを考え、材料の特徴を理解していただきながら、適切に仕上げていくことも重要です。

弊社では、塗り壁材の開発・製造に加え、これまで培ってきた左官材に関する知識や経験を活かし、施工に向けた説明やご相談にも対応しています。

材料をつくる側と、実際に塗る側。それぞれの知識や経験を活かしながら、現場での採用をサポートしています。

 

理想の空間に合わせて塗り壁材を考える

 

今回の事例では、以前採用いただいた土壁の色味を活かしながら、新たに気に入っていただいた素材感を取り入れることで、お客様のイメージに合わせたオーダーメイド塗り壁を実現しました。

設計やデザインを考えるなかで・・・

 

・気に入っている色はあるけれど、質感がイメージと違う

・既製品では、思い描いている仕上がりに近いものが見つからない

・参考にした仕上げの雰囲気を、自分の計画に合わせて取り入れたい

・空間のコンセプトに合わせて、色や素材感を検討したい

 

と感じることはないでしょうか。

既製品から選ぶことも、もちろん一つの方法です。

一方で、色や質感などにこだわりたい場合には、オーダーメイドという選択肢もあります。

 

弊社は長年培ってきた土壁・漆喰などの左官材に関する知識と、自社での開発・製造の経験を活かし、お客様のご要望に合わせた塗り壁材づくりに取り組んでいます。

「この色と、この質感を組み合わせたい」

「こんな空間を実現したい」

そんな想いがありましたら、ぜひ一度ご相談ください。

 

オーダーメイド塗り壁サービス「AWASO」

 

AWASOは、設計士様やデザイナー様、建築関係者の皆様が思い描く空間づくりを、オーダーメイドの塗り壁材でサポートするサービスです。

色や質感などのご要望をお伺いし、サンプル製作を通じて、理想の仕上がりを一緒に検討していきます。

既製品ではイメージに合うものが見つからない場合や、素材の表情にこだわった空間づくりをご検討の場合は、ぜひAWASOをご活用ください。

塗り壁材を選ぶだけでなく、理想の空間に合う塗り壁材をつくる。

私たち近畿壁材工業は、土と漆喰をはじめとする左官材の専門メーカーとして、材料づくりから建築空間の実現まで、お客様のものづくりをお手伝いします。

 

オーダーメイド塗り壁のご相談はこちら

■AWASO公式サイト:https://www.kinkikabezai.com/awaso/

 

オーダーメイド塗り壁の施工事例・デザインサンプルもぜひご覧ください。

■デザインサンプル:https://www.kinkikabezai.com/design/

2026/09/30(水曜日)海外ブランドの店舗で使われていた左官材を日本の店舗でも

オーダーメイド左官材で実現した海外仕様の質感と日本の建築条件

 

「この海外店舗で使われている左官材と、同じような仕上がりにしたい」

そんなご相談から、今回のオーダーメイド左官材の開発が始まりました。

 

今回ご依頼いただいたのは、これまでも当社のオーダーメイド左官材をご採用いただいている施工業者様。

以前は、ある大手企業様のオフィスリニューアル工事でオーダーメイド左官材をご採用いただき、今回は、有名海外ブランドの大阪市内店舗のリニューアル工事でご相談をいただきました。

海外で実際に採用されている左官材のサンプルをもとに、

 

・日本の店舗で使用できる不燃材料であること

・人や物が触れても削れたり、粉が付かない表面強度

・元の海外サンプルと遜色のない質感

・限られた施工スケジュールに間に合うこと

 

という複数の条件を満たす材料を開発。

今回は、「海外の空間デザインを、日本の建築現場で実現する」ためのオーダーメイド左官材開発をご紹介します。

 

きっかけは以前のオーダーメイド左官材

 

今回ご相談いただいた施工業者様は、当社のオーダーメイド左官材サービスを以前にもご利用いただいたリピーター様です。

最初のご相談は、ある大手企業様のオフィスリニューアル工事でした。

その時、施工業者様がお持ちになったのは、企業側から提示された「このような壁に仕上げてほしい」という左官材のサンプル。

そのサンプルを当社へ持参し、「このような壁に仕上げてほしいと頼まれているのですが、作れますか?」とご相談いただきました。

そこで当社がサンプルをもとに材料を開発。

仕上がりの質感を確認していただき、正式に採用いただきました。

 

そして今回。

再び施工業者様から、オーダーメイド左官材についてご相談をいただきました。

今回は「海外の店舗と同じ仕上がりにしたい」

今回の現場は、大阪市内にある有名海外ブランドの店舗リニューアル。

ご依頼の内容は明確でした。

「ブランド発祥の地であり、本社のある海外の店舗で採用されている左官材と同じような仕上がりにしたい」

そこで施工業者様から当社へ送っていただいたのが、実際に海外店舗で使用されている左官材のサンプルでした。

海外で使われている材料を見本として、日本の店舗で使用する左官材を新たに開発する。

今回のオーダーメイド左官材開発は、ここからスタートしました。

 

ただ「似た材料」をつくればいいわけではない

 

海外のサンプルを見て、「この質感を再現すれば完成」というわけではありません。

実際に日本の店舗へ採用するためには、仕上がりのデザインだけでなく、建築材料として求められる条件を一つずつ確認する必要があります。

今回、特に求められたのが次の4つでした。

 

① 不燃材料であること

店舗として使用される建築物では、用途や規模、使用する場所などによって内装に求められる防火性能が定められる場合があります。

日本の建築基準法では、建築物の用途や条件に応じて内装制限が設けられており、壁や天井などに不燃材料・準不燃材料・難燃材料などが求められるケースがあります。

今回も、日本国内の店舗で使用する材料として、求められる不燃性能への対応が条件の一つとなりました。

海外で実際に使われている材料だから、そのまま日本でも使える。とは限りません。

その建築物、その場所で求められる条件を確認し、それに適合する材料として成立させる必要があります。

 

② 店舗で使用できる表面強度

店舗は、多くの人が出入りする空間です。

壁に人が触れることもあれば、荷物や什器などが接触することもあります。

そのため、「見た目が海外サンプルと同じ」だけでは不十分。

人や物が触れた際に、表面が削れたり、粉が落ちたりしにくい仕上がりが求められました。

そこで、質感を再現することと同時に、店舗での使用を考慮した表面強度についても検討しました。

 

③ 海外サンプルと遜色のない質感

今回の開発で最も難しい部分の一つが、ここです。

お客様が求めているのは、「海外サンプルに似た壁」ではありません。

「海外の店舗で感じた、あの仕上がりを日本の店舗でも再現したい」

ということ。左官材は、材料の配合だけでなく、

 

使用する素材

粒子の大きさ

色

塗り厚

下地

施工方法

仕上げ方

 

など、さまざまな要素によって完成した表情が変わります。

そのため、送っていただいたサンプルを確認しながら、求められる質感を実現できる材料を検討しました。

 

④ 限られたスケジュールに間に合わせる

そして、もう一つ重要だったのが納期です。

今回の店舗リニューアルは、施工日までのスケジュールが比較的タイト。

開発に時間をかけすぎれば、採用が決まっても現場に間に合いません。

一方で、急ぐあまり仕上がりや性能の確認をおろそかにすることもできません。

求められる品質を確保しながら、施工スケジュールに間に合わせる。

オーダーメイド左官材では、こうした「開発」と「現場スケジュール」の両立も重要になります。

 

海外サンプルをもとに材料を開発

 

いただいたサンプルをもとに、当社で開発をスタート。

目指すのは、

海外店舗で使用されている質感を再現しながら、日本の店舗で求められる条件を満たす左官材

でした。

当社では、単に色を合わせるのではなく、実際のサンプルの表情を確認しながら、材料の構成や仕上がりについて検討。

そして、試作した材料をサンプルとして提出しました。

 

サンプル確認後正式採用へ

 

完成したサンプルを確認していただき、海外の店舗で採用されている左官材のイメージと照らし合わせていただきました。

そして、正式に採用が決定。開発した左官材を必要数量製造し、施工現場へ納品しました。

海外ブランドが求める空間のイメージを守りながら、日本の建築現場で求められる条件にも対応する。

今回のオーダーメイド左官材は、そんな役割を担いました。

「海外の材料を使う」のではなく、「海外のイメージを日本で実現する」

今回の事例で、私たちが改めて感じたことがあります。

それは、オーダーメイド左官材は、単に「オリジナルの材料をつくるサービス」ではない

ということです。

今回、お客様が欲しかったのは海外製の材料そのものではありません。

その材料によってつくられていた、「海外店舗と同じような空間の質感」

です。

そのイメージを、日本の建築条件や施工環境に合わせて、別の材料として実現する。

そこに、オーダーメイド左官材の価値があります。

 

「この材料と同じようなものをつくれますか?」から始められます

 

今回のように、

「海外で見た壁を再現したい」

「既存の左官材ではイメージに合うものがない」

「設計者から、このサンプルと同じような仕上げにしてほしいと言われた」

そんな場合でも、まずはサンプルをお持ちいただき、ご相談ください。

完成した材料を探すだけではなく、

「理想の仕上がりを実現するために、材料からつくる」

という方法があります。

 

近畿壁材では、長年培ってきた左官材の製造・開発経験を活かし、設計者様、施工業者様、建築関係者様からいただく「こんな壁にしたい」というご相談に対して、オーダーメイド左官材をご提案しています。

海外ブランドの店舗、ホテル、商業施設、オフィス、住宅など、空間のコンセプトに合わせた左官材をお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

「こんな仕上げの左官材をつくれますか?」

その一言から、オーダーメイド左官材の開発が始まります。

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