AWASOブログ

2026/04/23(木曜日)施工直後なのにずっとそこにあったように見える壁

求められたのは年月が経過した自然な汚れ

 

依頼いただいたのは当社と同じ地元、兵庫県の設計デザイナー様。

コンセプトが確定した、ある宿泊施設のプロジェクトに合う素材探しで当社へ来社くださいました。

オーダーメイド左官材「ショールーム」や「採用実績サンプル室」をご覧いただく中で、デザイナー様は空間との相性も良さそうな「土」の質感を非常に気に入ってくださり、「土」の質感を強く感じる左官材を希望されました。

 

 

ただし、デザイナー様が求めたのは「土」の質感だけではなく、当社構内を見学する最中に見た「土」が経年で色や雰囲気が変化した部分。要するに施工直後なのに年月が経過し、自然に汚れたような雰囲気に仕上がる左官材にして欲しいというリクエストでした。

以上のような依頼を受け、研究開発がスタートしました。

この左官材を実現するにあたり難しかったのは、「土」の質感を残したまま表面強度も出す部分。

ただ「土」の質感を強く表面に出すだけでは、手で触るとポロッと落ちる強度で仕上がるためです。質感と強度の両立が大変でした。

 

 

もうひとつは作為的ではない、自然な汚れの表現。左官材は人の手作業で仕上げていく壁なので、どうしてもわざわざ汚した感が見える仕上がりになっていまします。この部分は材料と施工方法の両面からアプローチしました。

正直この度の依頼はかなり難易度が高ったですが弊社が提出したサンプルが下記になります。

 

 

サンプルを確認していただいたデザイナー様はかなりお喜びくださり、オーナー様に提案してぜひ採用したいと連絡いただきました。

当社のオーダーメイド左官材サービスは表現したいデザイン、テクスチャはもちろん、施工する場所や環境、混ぜて欲しい素材、施工する方がプロなのかDIYなのか、施工面積のどの程度あるのかなども踏まえ、お客様に最適な材料と施工方法を提案し、研究開発します。

・コンセプトに合う素材が見つからない
・既製品では差別化できない
・施主への説明に説得力が欲しい

そんな課題を持つ設計士・空間デザイナーはお気軽にご相談ください。

2026/04/22(水曜日)設計士・空間デザイナー様向け|オーダーメイド左官材 無料相談会|来場者の85%以上がサンプル依頼する理由

設計中の空間に、「この壁だ!」と言い切れる素材はありますか?

・コンセプトに合う素材が見つからない
・既製品では差別化できない
・施主への説明に説得力が欲しい

そんな課題を持つ設計士・空間デザイナー様のために、【オーダーメイド左官材の無料相談会】を行っています。

■なぜサンプル依頼が85%を越えるのか

結論から言うと、【その場で設計できるから】です。

 

①ショールームで空間として体感できる

写真ではわからない
・光の当たり方
・質感の奥行き
・空間との相性

をその場で確認できます。

 

②採用事例の「実物」が見れる

過去にホテル・別荘・店舗で採用されたオーダーメイド左官材を実物で展示。

「どう使われたか」が一目で分かります。

 

③LAB(研究室)見学で「できる理由」が分かる

 

・原料(天然素材・鉱物など)を直接確認

・調合のプロセスを見学

・撥水など機能実験をその場で体験

「なぜこの仕様が実現できるのか」が理解できる

 

■相談会でできること

・空間コンセプトに合わせた壁提案

・色・質感・機能の方向性整理

・その場で素材の試作検討

・施工方法や納まりの相談

「素材選び」ではなく「空間設計」の相談ができます。

 

■こんな方におすすめ

・ホテル/宿泊施設の設計者

・別荘・高単価住宅の設計者

・店舗デザインを行うデザイナー

 

■来場までの流れ

1.フォームから予約(完全予約制)

2.事前ヒアリング(案件内容確認)

3.来場・相談(約60~90分)

 

【開催場所】〒656-1521 兵庫県淡路市多賀2150

       近畿壁材工業株式会社

 

現在相談会は【完全予約制】で実施しております。

案件をお持ちの方を優先してご案内しております。

☛【無料相談会に申し込む】

2026/04/04(土曜日)以前採用いただいたオーダーメイドをクライアントの希望に合わせる

塗装(吹付け)で施工可能な「土壁」のカラー変更

 

以前弊社のオーダーメイドサービス【AWASO】をご利用いただいた設計士様より、再度同じ仕上げ材で依頼をいただきました。

以前当社が開発したオーダー仕上げ材は「吹付け」で施工できる「土壁」です。

この材料を開発させていただいた経緯は、依頼いただいた設計士様の地域では左官職人不足が深刻な状況で、左官仕上げを採用しづらい現状でした。

設計士様は左官仕上げを好んで自身の建築に採用しており、その大きな理由は左官材でしかだせない立体的で凹凸感あるデザイン。間接照明との相性が良く、空間に重厚感が出ることから採用していたそうです。

しかし、左官職人不足により採用したくてもできない状況になってきたため、当社にご相談いただきました。

そこで当社がご提案したのが塗装業様が施工可能な「吹付け」仕上げ材。ただの吹付けではなく、凹凸感は従来の「吹付け」仕上げ材より大きく出せ、かつ「土」を素材にした「土壁」をご提案しました。

開発した「吹付け土壁」は下記のような仕上がりデザインです。

 

 

この「吹付け土壁」のカラー変更し、次回の物件で採用したいとご依頼いただき、ご希望の色に調色したサンプルを提出。クライアント様にもサンプルをご確認いただき、OKができたので採用いただきました。

 

 

弊社のオーダーメイド塗り壁【AWASO】は空間イメージや建築コンセプトから開発するだけでなく、ご紹介した設計士様のように現状かかえている問題を解決するオーダーメイド開発。

ストーリーを創るためクライアント様ゆかりの素材、建設予定地のゆかり素材など、「素材」を材料に混ぜるオーダーメイドなども可能です。お気軽にご相談ください。

 

また、現時点では具体的なイメージはなくても、当社構内にある塗り壁ショールームやカフェ、過去に採用いただいたオーダーメイド左官材のサンプルをご覧いただきながら採用にいたった経緯などをお聞きするだけで、次のクライアント様へのヒントやひらめきがあるかもしれません。
そんな方はぜひ来社ください。ご案内いたします。

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