AWASOブログ

2026/03/02(月曜日)会社の取り組みが伝わるオーダーメイド

土地整地後に出た「土」を素材に使用するオーダー

 

依頼いただいたのは建築デザイナー様。デザイナー様はある法人様のオフィスエントランスのリニューアルに携わっておられました。

その法人様は環境への負荷を減らすだけでなく、自然や環境をより良く再生させる考え方、「リジェネラティブ」に積極的に取り組んでいます。

そんな法人様のエントランスに今までやった事もなく、しかも法人様にも喜んでいただける何かおもしろい事ができないかとお調べになっている中で、弊社のオーダーメイド塗り壁サービス【AWASO】を知り、お電話でお問い合わせいただきました。

オーダーメイド塗り壁サービスのご説明をすると、デザイナー様は

「クライアント様にもそのサービスをご説明するので、一度クライアント様と一緒に御社へ訪問し、ショールームや過去のオーダー壁サンプルも見たい」

と言ってくださり、お問い合わせから約1週間後、クライアント様と共にご来社くださいました。

 

 

来社いただき、ショールームを見ながら当社のオーダーメイドサービスでできる事や過去の採用実績などをご紹介させていただくとクライアント様は非常に気に入ってくださり、

「土地の整地後に出る破棄する「土」を混ぜて、土感ある壁をご来社いただいた方が必ず通る、エントランス入口の壁に施工したい。その「土」はすぐに手配するので、届きしだい開発をはじめて欲しい」と依頼いただきました。

クライアント様の会社ではサスティナブルから一歩進んだ概念、「リジェネラティブ」に積極的に取り組んでおり、それを来社くださるお客様に伝えたい想いからそんな依頼になりました。

 

依頼を受け研究をはじめましたが、いただいた「土」は水分をかなり含んでいました。このままでは壁材に混ぜる事ができません。

まずは乾燥させ、その後篩にかけ、ゴミや土の粗い粒子を除去します。篩の粒度を少しずつ細かくし、塗り壁材に混ぜる事が可能な粒度に揃えていきます。

その作業を終えると送付いただいた「土」の重量は3分の1になっていました。

 

 

混ぜれる状態になった「土」の粘性を調べ、左官材(塗り壁材)の配合の確定させつつ、ご希望に色(カラー)になるよう調整していきます。

オーダーもいろんな角度からのご要望があるのですが、何かの素材を混ぜて欲しいオーダーは結構大変です。

さまざまな困難がありましたが、お客様に提出したサンプルが下記になります。

 

 

サンプルをご確認いただき、採用いただく事になりました。

その後、施工する業者様も決まり、現場施工前に施工レクチャーをしながら試験施工していただき、現地で施工いただきました。

当社では「この素材を使用して壁材を創って欲しい」というオーダーにもご対応致します。

混ぜたい素材、使用したい素材がある場合はご相談ください。

2026/02/20(金曜日)廃棄する素材を混ぜストーリーがある店舗に

アパレル店舗に製造時に出る繊維くずを混ぜた壁

 

ご相談をいただいたのは設計デザイナー様。

デザイナー様は同じオーナー様のあるアパレルの店舗を数件設計しており、その店舗はオーナー様の自社工場で製造された製品を取り扱うショップです。

どのようなものかは言えない部分もあるのですが、その製品を製造する過程で必ず「繊維くず」が出ます。

デザイナー様はその「繊維くず」を素材に使用した壁を次回予定されているオーナー様の店舗に使用し、ストーリー性のある提案をしたいと考えオーダーのご相談をいただきました。

デザイナー様は特に仕上がりデザインやテクスチャにこだわりは無く、ご希望は内部、外部どちらにも使用できる壁材で、その繊維ができるだけ壁表面に意匠として見え、素材として使用しているのがわかる壁材にして欲しいという依頼内容でした。

依頼いただき「繊維くず」が当社に届き、研究開発をはじめました。

 

 

この研究で一番難しかったのはデザインの部分。素材の「繊維」が表面に見えるようにとのだけの依頼なのでデザインは特に指定されていません。しかし、採用空間はアパレルショップなので、その雰囲気を崩すことなく、その空間に合うものにする必要があります。

さらに大変だったのは繊維から出るアクと繊維の吸水。アクに関しては仕上がり表面に上がってきて影響が出るため、繊維を混ぜてもアクが出にくい調整が必要でした。

吸水は特に外部使用の壁研究で苦労しました。素材が吸水するという事は外部の場合、雨水を吸う事になるので強度調整が必要です。しかもその強度調整は表面にできるだけ意匠として見せて欲しいご希望を叶えた上で実現しないといけません。

難題が数多くありましたが、当社がお客様に提出したサンプルが下記になります。


【内部用】

 


【外部用】

 

このサンプルあくまでたたき台としてのサンプルなので、これをベースにカラー(色)等が変更になる可能性があります。

サンプルをご確認いただいたデザイナー様は喜んでくださり、オーナー様にご提案し、ぜひ前向きに検討したいとご連絡いただきました。

当社オーダーメイド塗り壁サービス【AWASO】はこの度紹介させていただいたように混ぜて欲しい、使用して欲しい「素材」からオーダーメイドする事も可能です。

その他「こんなデザインの壁にしたい」「イメージしている空間はこんな感じ」などイメージしている空間からオーダーメイドする事も可能です。

もちろん使用する場所や下地、使用する面積が広いのか狭いのか、使用する方がプロなのかDIYなのか等も含めご提案させていただき、それから研究開発致します。

お気軽にご相談ください。

2026/02/07(土曜日)Villaのエントランスに非日常感を出すオーダーメイド塗り壁

コンセプトは洞窟のような空間

 

この度ご紹介するオーダーメイド塗り壁の依頼をいただいたのは、設計デザイナー様。

デザイナー様はVilla新築工事に携わっており、非日常感を味わえる空間にしたとお考えでした。そんな中、弊社オーダーメイド塗り壁サービス【AWASO】を知りました。ただ、インターネット上で見るだけではわからないので、ショールームやサンプル展示室があるなら、一度訪問して自分の目で確かめてみようとの思いでまずはご来社くださいました。

 

 

ショールームをご案内し、デザイナー様は感動してくださり、「次回はオーナー様(施主様)と一緒に来ます」とご訪問から約2週間後、オーナー様と一緒に再びご来社くださいました。

ショールーム見学後、「岩肌を感じる洞窟のような空間をメインとなるエントランスに創りたい」とコンセプトが固まり、実際施工する事になる下地や場所などをお伺いしながら、コンセプトを表現できる塗り壁(左官材)のデザインを、過去採用いただいたオーダーメイド塗り壁サンプルルームでご提案しました。

打ち合わせの結果、塗り壁で表現するデザインと色が確定したので、研究、開発をスタートさせました。

この度の依頼いただいた材料研究で気を付けたのは、岩肌のような質感が出るようにするための骨材配合量。骨材の配合量を増やせば岩の感じが出やすくるなのですが、増やしすぎると壁材が重くなりすぎて壁に定着しなくなります。

 

 

また、「洞窟のような空間」なので壁面だけでなく、天井、土間(床)すべてにこの左官材を施工します。天井の場合は壁面より、あたり前ですが壁材の定着力がより必要になり、土間(床)は人が頻繁に歩くため、それでも削れない強度が必要となります。

それらの条件をすべてクリアし、お客様に提出したサンプルが下記になります。

 

 

サンプルをご確認いただいた結果、採用いただく事になりました。

当社にはショールームやサンプル展示室がございます。この度ご紹介させていただいたデザイナー様のように、ご来社いただく事でイメージが膨らみ、より具体的になる事もあると思います。

具体的なイメージが無い方でも、これから携わる建築でのヒントになり、やってみたいことが見つかることもあるかもしれないのでぜひご来社ください。

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