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課題解決事例MAINTENANCE METHOD

漆喰が割れた!そんな状況に塗り替えか?タッチアップか?

Before

After

漆喰の亀裂!あまりひどい亀裂でなければ、タッチアップで直せます!
ひどい場合は、塗り替えましょう!


 

状況に応じて補修方法を検討!なぜ漆喰が割れたが重要

≫漆喰の亀裂の種類に関してのコチラをご参照下さい!

漆喰が割れた場合の対処法はクラックの種類によって様々です。

また割れの原因が構造クラックなど特定しない限り塗り替えなどの補修をしても、また割れてしまう可能性が高くなるため注意が必要です。

今回は、漆喰の亀裂に関しての塗り替えの材料!漆喰の亀裂に関してのタッチアップ材料!のご提案です。

読むのが邪魔くさい!面倒だ!と思います。お気軽にお電話下さい。

考えられる原因

漆喰が割れる原因は千差万別なかなか難しいのがです!

例えば、外部パネル系下地(ラスカットや無塗装サイディング)など建物の躯体や下地構造が原因となる構造亀裂。

例えば、大壁工法など施工面積が広い場合や、塗り厚を著しく厚く塗ってしまった場合などが原因となる乾燥収縮による亀裂。

例えば、乾燥が速くなる夏場や吸水性の高い下地に施工した場合など、急激な乾燥によるドライアウトや浮きによる亀裂。

クラックには様々な原因と種類があり、割れの原因を特定し、メンテナンスすることが重要になります。

 

 

 

メンテナンス方法

施工要領例1

構造亀裂は、塗り替えてもまた割れる・・・

漆喰のクラック補修!どんな方法があるの?

最近は、建築工法も変わってラスカットや構造用合板などのパネル系下地や、比較的構造上動く鉄骨造などの建物が増えてきました。
これらは建物自体の動きなどで壁面に圧力がかかり、下地が動いて上塗りの漆喰が割れるということになります。いわゆる構造クラック!

塗り替えは可能ですが、塗り替えても同じ様に亀裂が起きる事が多く、左官工事では修復が難しいため、下地の変更等の処置が必要になります。

 

 

施工要領例2

構造亀裂以外で比較的しっかりしているなら【塗り替え】メンテナンス!

大壁工法等の壁面が大きい時や、塗り厚が著しく厚い場合等の乾燥収縮によって起こる場合や、吸水性の高い下地で水引き調整処理不足によるドライアウトで起こる場合などがあります。
この場合は上塗り漆喰面だけに亀裂が発生している事が多いので、内部に被害がある場合は少なく、上塗り漆喰部分の塗り替えで補修する事が出来ます。

☆内部:塗り替え手順
①塗り替え面を水洗い(水拭き)後、完全乾燥
【島かべプライマー】全面塗布。その後完全乾燥(塗布後 半日~1日)
➂亀裂に沿って、市販の糊付きジョイントテープ貼り付け
④ジョイントテープが隠れる厚みで【下地材 ボードベース】塗り。完全乾燥(塗り付け後 1日)
【高級島かべ】塗り付け

☆外部:塗り替え手順
①塗り替え面を水洗い(水拭き)後、完全乾燥
【島かべプライマー】全面塗布。その後完全乾燥(塗布後 半日~1日)
➂亀裂に沿って、市販の糊付きジョイントテープ貼り付け
④ジョイントテープが隠れる厚みで【下地材 漆喰ベース】塗り。完全乾燥(塗り付け後 1日)
【島かべしっくい】上塗り(島かべ油入り)塗り付け(塗り付け後 4~7日は雨に打たれないように養生)

この場合に使用する材料について
塗り替え用下地処理材、島かべプライマー

市販のシーラー材では不可能な付着力向上・下地の汚れなどの隠蔽・アク止め・水引き調整(吸水調整)すべてが解決できる万能シーラーです。
下地処理に悩んだらとりあえずご利用ください。

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漆喰専用塗り替え用下地材、ボードベース【内部用】

ボードベースは漆喰を現代建築における石膏ボード、古い漆喰、ビニールクロスの塗り替えなど様々な状況で使える万能型下地材です。速乾性で硬化が早く簡単に平滑な下地が作れます。

【特長】
★水引き調整も兼ねた下地材。シーラー材必要無し
★速乾性ですぐ乾く。工期短縮
★高い付着力。古い漆喰壁やビニールクロスの塗り替えに使用可能

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漆喰専用塗り替え用下地材、漆喰ベース【外部用】

外部漆喰塗り、塗替えに最適!古い漆喰壁の塗替えやコンクリート、モルタルなどへ漆喰を塗る場合の下地材です。水引き性能が高く、ムラ引きしないので上塗り漆喰塗りつけ時の作業性が上がります。また薄塗りなので、塗り厚が残っていない場合などにも漆喰ベースを塗り付け、乾燥後漆喰上塗りができます。

【特長】
★下地の水引きが安定。ムラ引きせず上塗りの作業性向上
★高い付着力。古い漆喰の塗り替えに使用可能
★速乾性ですぐ乾く。作業効率UP!

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施工要領例3

塗り替えまで必要無い、小さな割れのメンテナンス!【タッチアップ】

通常ヘアークラックと呼ばれる小さなクラックで、亀甲亀裂や網状亀裂と同じように上塗り漆喰面のみに発生するクラックです。原因は亀甲亀裂や網状亀裂の場合と同じ場合が多いですが、その影響が少なければ、小さな割れで表面に現れます。
この場合は補修専用の漆喰パテで簡単にメンテナンスすることができます。

☆施工手順
①クラック部分を洗浄後、ゴム手袋を着用し、クラックに沿って補修パテ ヒビキエール】を指で摺り込んで下さい。
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②少し乾燥後(摺り込み後 30分程度)、クラック部分からはみ出たヒビキエールをカッターやスクレーパー等で、壁面に沿って垂直に削りとって下さい。
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③完全乾燥後、目の細かいサンドペーパーで周囲となじませるように削り表面を整えて下さい。
3

 

この場合に使用する材料について
漆喰亀裂用パテ、島かべヒビキエール

クラックを消す事を目的とした漆喰専用パテ。城かべ漆喰と同じ成分で作っているので色も同じです。簡単な施工手順でクラックを隠し、収縮が少ない固練りタイプで接着性を向上させており、雨がかりによる剥離を防ぎます。

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割れにくくする為の予防方法!

・大壁等の大きい面積に施工の場合は乾燥収縮が大きくなるので、【島かべネット】を伏せ込んで下さい。

・吸水の激しい下地には【島かべドライストップ】3倍液を塗布し、水引調整して下さい。

・各工程、充分に乾燥期間を設けて下さい。追っかけ(下塗りが半乾き状態で上塗りすること)施工は砂しっくいから上塗り漆喰の施工時だけです。
・標準塗り厚を守って下さい。厚みを付ける場合は追っかけ施工で数回に分けて塗り重ねて下さい
・5度以下での施工はしないで下さい。硬化不良により漆喰本来の硬度が出ず、割れやすくなります。
・夏場の直射日光などは避けるよう養生し、急激乾燥しないようにしてください。ドライアウトし、割れる可能性があります。