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「AWASO採用紹介」の記事一覧

2025/01/17(金曜日)既製品の土間材の色味を変えることも可能

建物に合う土間材を探していたお客様のご紹介です。

 

今回の現場は教会です。

当社に既製品である土間材のオーダーメイドのご依頼をいただいたある美術館の土間材を見て

ご依頼をいただきました。

 

当社の既製品【ウルトラソイル(土間材)6色】【カラー漆喰9色】【塗ってくれい(土壁)6色】ありますが、お客様から「この色にしてほしい」と希望があれば叶えることができます。

日塗工カラーチャートでご指定いただくか、現物サンプルを送って頂ければ商談もスムーズに行うことができます。

 

色やテクスチャなどのズレが生じるのを防ぐためサンプルの作成をさせていただき、お客様にご確認していただきます。
ご納得いただいた時点でレシピが確定です。

サイズ:400角
費 用:5000円(税抜)
納 期:ご依頼いただいてから約2週間(原料を取り寄せる場合だともう少しお日にち頂いております)

 

▼完成写真はこちら▼

 
 

 

当社既製品をベースにアレンジを希望する方はお気軽にご相談ください。

2025/01/03(金曜日)既製品をベースにしたオーダーメイド【カラー漆喰編】

既製品「島かべカラー漆喰」の特注色(別注色) 

 

当社はカラー漆喰(色付き漆喰)仕上げ材、「島かべカラー漆喰」を長年販売させていただいており、多くのお客様にご愛好いただいております。

定番カラーは下記の9色です。

 


■島かべカラー漆喰詳しくはこちら・・・

 

ただ、近年は建築ニーズも多様化しており、カラー(色)に関しては

「建築コンセプトの実現には素材は【漆喰】。しかし、定番色には無い、グリーンが欲しい。グリーンの濃淡はイメージ画像を送るのでそれに合わせて欲しい」

など、特注色のご要望や、

 

「素材にこだわりがある施主様なので漆喰を使用する事までは確定している。色は【島かべカラー漆喰 №509 ダークグレー】が良い。ただ、それだけでは施主様が希望している、オリジナリティと素材感ある仕上り部分が弱いので、何か工夫して、施主様の希望を実現したい」

など、カラー(色)の特注ではなく、素材を追加し、仕上りテクスチャ、意匠を変える特注のご依頼などもいただく機会が増えました。

 

このようなお客様のように、当社既製品をベースにアレンジするオーダーメイドにもご対応致します。

 

先ほどご紹介した、「グリーンの特注色」希望のお客様のために当社が色調合し、採用いただいた特注色の漆喰が下記になります。

 

 

当社ではオーダーの依頼をいただいた場合、まずは採用するかどうかのご判断をいただくために、サンプルを作成、提出し、お客様に評価していただきます。

こちらのお客様の場合、いただいたイメージ画像を元に当社が色調合し、色のトーンや濃淡を変えた「グリーン漆喰」サンプルを3枚作成、提出しました。その中の1枚が採用となりました。

 

既製品「島かべカラー漆喰」に素材を追加

 

また、「ダークグレーに素材を追加」希望の依頼をいただいたお客様には、施主様地元の素材「砂」を混ぜて、オリジナルで素材感あるテクスチャになるようにしました。

 

 

こちらのお客様の場合、追加する素材と、仕上げ方法(塗り方)を変更したサンプルを4枚作成、提出し、その中の1枚が採用となりました。

 

この度は当社仕上げ材製品「島かべカラー漆喰」をベースにアレンジしたオーダーメイドをご紹介させていただきましたが、その他当社の仕上げ材製品でも、このようなオーダーにご対応致します。

当社既製品をベースにアレンジを希望する方はお気軽にご相談ください。

2024/12/27(金曜日)歴史ある洋館住宅の内装壁

壁の素材も建築当初に使用したものにAWASO【合わそう】

 

この度オーダーメイド塗り壁のご相談をいただいたのは設計士様。

明治時代前後に建築された、洋館風住宅のリフォームに携わっており、施主様と決めたコンセプトが「積み重ねた歴史、趣きを残したまま、それを感じる事ができるリフォーム」です。

 

 

リフォーム前の内装の壁には漆喰(しっくい)が採用されていたため、リフォームにもやはり漆喰を採用することまでは確定していました。ただし、現状の壁は長い年月が経過しているため、漆喰(しっくい)は完成直後の真っ白ではなく、経年変化により、うすく、淡いグレージュ色になっているそうです。
また、表面も劣化により、当初の滑らかな仕上がりから、少しザラザラしたようになっているそうです。

コンセプトは「積み重ねた歴史、趣きを残し、それを感じる事ができるリフォーム」なので、新しい漆喰の真っ白で滑らかに仕上がる壁は、コンセプトと反するということで、現状の壁、つまり経年変化した漆喰の色と仕上り表情に合わせて欲しいというオーダーメイドです。

現状の漆喰の現物とへ画像を施主様より送付いただき、研究・開発をはじめました。

 

微妙な色調整と仕上り表面の調整

 

この度の開発で苦労した点が、淡いグレージュを漆喰で決められた期間内に表現すること。漆喰は施工してから乾燥までに時間がかかる素材です。しかし、塗り壁材は乾燥後が本来の仕上り色なので、通常漆喰が素材の場合、色調整に時間がかかります。
漆喰の特徴と反する、短い期間で色調整するのが大変でした。

 

 

また、劣化した漆喰表面を表現するにも思考錯誤しました。ザラザラ感はほんの少しある程度なので、ザラザラしたものを素材として使用するだけでは表現できませんでした。
材料調整し、塗り方(施工方法)を工夫することで実現しました。

 

研究後、設計士様に提出したサンプルが下記になります。

 

 

サンプルを施主様にもご確認いただき採用いただくことになりました。

 

当社ではお客様の建築イメージ、コンセプトを実現する、壁材、床材のご提案をしております。

多彩な空間を彩る壁や床の質感、表情をゼロから開発し、形にします。

「こんな感じにしたい」「こんな風にならないかな」「こんな仕上がりになれば実現できるかも」などがあればご相談ください。

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