MENUメニュー

利用場面に応じた使い方CONSTRUCTION METHOD

和モダン住宅 内装|漆喰を塗る方法


 和にも洋にも合う漆喰だから和モダン住宅にピッタリ!


 

漆喰は塗り壁材のため、完成品ではありません。これから作り上げる壁なので、デザインは自由に選択できます。

例えば、漆喰壁がイメージしやすい、お城やお寺に塗っている漆喰は、平滑で真っすぐな塗り方ばかりですが、模様や柄を付けて塗ることもできます。

模様はビニールクロス等と比較すると、より立体的に出すことができるため部屋に高級感を出せます。

 

 

また、漆喰は白しか無いと思っている方も多いかもしれませんが、カラー漆喰、色付きの漆喰もあります。

 

 

このように漆喰は塗り方はデザイン豊かに、凹凸をつけながら模様仕上げをしたり、白ではないカラーを選択することによって、和風だけではなく、洋風にも合う壁材です。
なので、和風に洋風テイストを入れた、和モダン住宅に漆喰(しっくい)はピッタリなんです。

ここでは住宅内装の下地として圧倒的に多い、石膏ボードに漆喰を塗る方法をご説明します。

  • 手順1

    ■下地 石膏ボードの処理

  • 手順2

    ■専用下地材 ボードベース塗り

  • 手順3

    ■仕上げ 漆喰(しっくい)塗り

施工手順詳細

手順1

■下地 石膏ボードの処理

石膏ボード取り付けはジョイント部分には受け材を入れ、取り付けビスの間隔を100~200㎜程度で細かくし、しっかり固定してください。

またボードの不陸が無いように張り付けてください。不陸があると、後の処理が大変になります。


ボードのジョイント及び出ズミ、入りズミの補強は必ず行って下さい。

①Point:ジョイント部分は必ずV カットして下さい。
②ジョイント部分に市販のファイバーテープ薄いもの(5 ~ 10cm 幅程度)を貼り付けます。出ズミ、入りズミ部分も同様に行って下さい。

ファイバー3 ファイバー1

手順2

■専用下地材 ボードベース塗り

①ボードベースの液体配合材1㎏を練りバケツに入れ、その後粉末の主材4㎏を投入し、ミキサーで少しかためでよく混錬します。

樹脂 主材 練り

 

②かために練ったボードベースに少しずつ水を加えながら練り、塗りやすい硬さに調整します。(調整水は300gまで投入できます)

調整水

 

➂練ったボードベースをVカットしたジョイント部分に薄くしごき塗りします。

ジョイント

 

④平滑になるよう全面にボードベースを薄く塗り付けます。

全面

※注意‼
厚塗りでパターン(模様)仕上げの場合は、ジョイント部分をフラットにしなくても問題ありませんが、フラットな押さえ仕上げの場合は、ジョイント部分の膨らみが見えてしまう場合があります。
出来るだけ厚みの薄いジョイントテープを使い、ジョイント処理も出来るだけフラットになるようにして下さい。

 

⇊ボードベースくわしくは下記よりご確認ください⇊

 

手順3

■仕上げ 漆喰(しっくい)塗り

乾燥した「ボードベース」の上に漆喰を塗ります。

仕上げに塗る漆喰は通常の白漆喰「島かべ練り漆喰」「島かべカラー漆喰」のどちらかをお選びください。

 

IMGP1125

 

塗り方、仕上げ方は平滑で真っすぐなフラットや、パターン(模様)仕上げなど、お好みで選択してください。

 

 

さまざまな模様ができる、漆喰の塗り方は下記バナーからご覧いただけます