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利用場面に応じた使い方CONSTRUCTION METHOD

漆喰のデザイン仕上げ!
パターン、意匠仕上げの塗り方

漆喰のパターン仕上げ!島かべしっくいパターン仕上げについて

 

■島かべしっくいを使ったパターン仕上げについて

島かべしっくいや高級島かべ、島かべカラー漆喰など本漆喰を使った洋風パターン仕上げが可能です。
漆喰は、押さえてフラットにすることの美しさもありますが、様々な漆喰パターン仕上げでお客様のご要望に合わすこともできます。

 

■島かべしっくいパターンで施工した住宅

最近では標準にもなってきた住宅の内装漆喰仕上げですが、デザインに関しての要望は多くなっています。
パターンを増やすことでお客様の選択肢が幅が広がります。

☆リビングにも漆喰 ☆書斎にも漆喰 ☆寝室にも漆喰

 

「島かべしっくい」くわしくは下記からご覧ください

■豊富な塗り壁パターンで仕上げのバリエーションを広げる

① パターンの付け方
② パターンの概要
③ 使用箇所など

ラフパターン  

① 少し厚めに塗付け、鏝で模様をつけながら仕上げます。
② いわゆる漆喰の塗りっぱなしのパターンです。
③ 洋風外壁や外構の塀や門柱などによく使われます。

鏝跡ランダム  

① 鏝の先で細かくパターンを付けます。
② 漆喰の表面積が増え、調湿効果が高まります。
③ トイレや水回りのパターンとして使われます

素手パターン  

① 鏝でフラットに塗付け、その後ゴム手袋などを着用し手で模様を付けます。
② 天井面や細かい場所に向いています。
③ 子供部屋や寝室へのパターンとして使われます。

骨材ふき取りパターン  

① 骨材(砂や砂利)を入れた漆喰を塗りその後スポンジ等で表面をふき取ります。
② 混入する骨材でデザインが変わります。
③ 店舗などに利用されます。

スポンジたたき  

① 漆喰を塗付けた後にスポンジ等で表面をタップし模様を付けます。
② 漆喰の厚みや叩き方でパターンが変わります。
③ 外壁や台所などに使われます。

木鏝引き摺りパターン  

① 漆喰を厚めに塗付けた後。木鏝を引き摺りパターンを付けます。
② 木鏝や土間鏝などでパターンを変えることができます。
③ 外壁やリビングなど大壁に適しています。

刷毛引きパターン  

① 漆喰を塗付けた後、刷毛などでパターンを付けます。
② 刷毛の引き方などで模様を変えることができます。
③ 廊下などに使われます。

スタイロフォームパターン  

① 漆喰を塗付けた後、スタイロフォームをカットしてパターンを付けます。
② 洋風模様の定番的パターンです。
③ リビングや寝室など内装に使われます。

骨材引き摺りパターン  

① 漆喰に骨材(砂利や砂)を入れ木鏝等で引き摺ります。
② 入れる骨材量で模様を変えます。
③ 店舗などに使われます。

刷毛回転パターン  

① 漆喰を塗付けた後、刷毛を回すようにパターンを付けます。
② 渦巻柄で特徴的なデザインで陰影が美しいです。
③ 店舗や天井面に使われます。

刷毛パターン  

① 漆喰を塗付けた後、刷毛などでパターンを付けます。
② 刷毛の引き方などで模様を変えることができます。
③ リビングや廊下などに使われます。

藁入り押さえパターン  

① 漆喰にあくぬき藁すさやひだしすさを入れ塗付けます。
② 藁入り漆喰の押さえ仕上げです。
③ 店舗や事務所に使われます。

藁入り撫で切りパターン  

① 漆喰にあくぬき藁すさやひだしすさを入れ塗付けます。
② 藁入り漆喰の塗りっぱなしの仕上げです。
③ 店舗や事務所に使われます。

藁すさチラシパターン  

① 漆喰にマルナカすさを入れ塗付けます。
② 藁入り漆喰の押さえ仕上げです。
③ 店舗や事務所に使われます。

骨材パターン  

① 漆喰に骨材(砂利や砂)を入れ金鏝で押さえ、骨材に合わせてパターンを付けます
② 入れる骨材量で模様を変えます。
③ 店舗などに使われます。


■内装への漆喰パターンに向いている下地材

ボードベースは、内装の漆喰専用の下塗り材です。
石膏ボードやビニールクロスに直接塗ることができます。
新築やリフォームで漆喰パターンを行う下地にお使い下さい。

 

■外壁漆喰パターンに関する注意事項と対策

● 外壁に漆喰パターンの注意事項
パターン漆喰は、鏝押さえのように表面を密にする仕上げではありません。
押さえ仕上げよりも吸水が高く、汚れも付きやすい欠点があります。
漆喰で外壁パターン仕上げを行う場合は、下記のような対策をお願いします。

対策1:撥水剤を塗布し、雨や汚れから漆喰を守る!


対策2:島かべしっくいに撥水剤を混入する!

 

対策3:外壁パターン専用漆喰、リライムを利用する!

 

外壁漆喰へのパターン仕上げを行う場合は、上記のように撥水効果を高める対策をご検討下さい。
漆喰表面の吸水が高い場合は、雨などによりカビや汚れの原因になる場合があります。

■まとめ

漆喰で様々なパターン塗りを行うことで、和風、洋風、住宅、店舗などお客様のニーズに合わせた漆喰仕上げにすることができます。
メンテナンスに関しても、補修箇所がわかりにくいなどのメリットもあります。
日本の伝統的な漆喰を、現代建築に融合させるためにも漆喰パターンをお勧め致します。
記載のパターンもほんの一例です。皆様のアイデアで漆喰パターンの幅を広げてみては如何でしょうか?

  • 手順1