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弊社は大正元年創業の塗り壁メーカーとしてお客様の「困った!」「どうすればいいの?」を解決するための製品と「あったらいいな!」と思えるサービスをご提供しております。
かゆいところに手が届く塗り壁メーカーとして創業100年間お客様の満足を追求し続けております。

漆喰漆喰

江戸時代から続く日本伝統の漆喰壁を忠実に継承するラインナップで、文化財から現代建築まであらゆる漆喰壁のニーズにお応えします。

土屋重吉 土壁と土間たたき土屋重吉 土壁と土間たたき

土屋の重吉は、創業より100年一貫して土壁製品を製造し、茶室の土壁から古民家の土間など様々な土製品を取り揃えた土壁ブランドです。

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POLICY近畿壁材工業のこだわり

日本の伝統技術を守ること、建築や職人様を支えること、安全・安心の住まいづくりをお手伝いすることが、私たちの使命です。

目指すは伝等と革新の融合

創業から100年を越え、日本の伝統を守る使命とお客様のニーズに合わせた革新を目指しております。

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ものづくりへの想い

文化財から住宅まで、見る人・住む人・使う人弊社製品を選んでくれたすべての人を裏切らないものづくりを心がけております。

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よくある質問

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塗り壁材料「すさ(ツタ)」について~藁すさ編

◇すさ(ツタ)って何?~

すさ。壁土に混ぜてひび割れを防ぐ材料。藁、麻、紙などを細かく切ったもの。つた。【参考講談社 日本語大辞典より】

色々な辞書を調べてもほぼ同じ意味だと思います。「藁すさ」が土壁や漆喰壁には必要不可欠な材料です。

近畿壁材も土壁や漆喰壁を販売するメーカーとしてすさの重要性や必要性を十分に理解し様々な藁すさを販売しております。
≫近畿壁材の藁すさはコチラ・・・

「藁すさ」は塗り壁(土壁や漆喰壁)の乾燥に伴う収縮によって起こるひび割れの防止効果は絶大です。しかしそれだけの用途で使用されるわけではなく、ひび割れを防止することによって壁面の補強をし、構造的な歪や曲げに対しての強度を向上させる働きもあると言われております。

文化財などで一部使われる程度で、最近あまり使うことのない腐り土や、練り置きを十分に行った土壁などに対しては材料の粘性と弾力性を向上させ、鏝伸びや鏝離れを良くする効果があります。

 

その他にも材料の保水性を向上させることによってある程度の水引が調整でき、糊の混入無しに壁が塗れることからより「強い壁」を作ることができます。

塗り壁(土壁・漆喰壁)において糊の混入無しに塗れるものはあってもすさ無しに塗れる自然素材の土壁や漆喰壁は特殊なノロ以外に存在しません。
※すさが入っていないようでも、紙すさや無機繊維などが入っています。

確かに樹脂やボンドなどの糊材の目覚しい発展においてすさを混入しなくても意匠的にすばらしく、強度も持った塗り壁が各社より販売されています。しかし、土・石灰・藁・麻・和紙それらの日本の国土で産出できる部材を組み合わせ、日本最古の木造建築「法隆寺」をはじめ数々の歴史ある建造物や重要文化財から民家等への歴史的な使用実績を考えると、近畿壁材は「土」と「藁すさ」との組み合わせを見直し、温かみのある風合いと日本の気候風土に合った土壁や漆喰壁をもう一度見直し、日本の伝統文化を守り現代建築との調和と融合を目指しております。

 

藁スサは稲わらから出来ている!

藁すさ以外も含めると、すさは材質別に大きく分けると植物という部分では1種類ですが、少し細かく分類して「稲藁」「麻」「楮・三椏などの和紙繊維」と3つに分けることができます。

藁すさは中塗り土の『中土』『本土壁・やすらぎ』『塗ってクレイ』などに使っています。、稲藁を切断したものから古畳やむしろ、藁綱などを裁断したものが主でそれらを用途に応じたサイズや形にした物を分類販売しています。

 
≫近畿壁材には多くの藁すさが揃っております。

最近は消費の時代といわれるなかで稲藁や古畳などこれだけリサイクル率の高い建材も珍しいのではないでしょうか、しかも土壁は水で練れば何度も使用でき、より使いやすく強い材料に生まれ変わります。
藁すさを使う土壁は、最近なにかと話題になるエコ(環境問題)やシックハウス症候群(化学物質過敏症)の問題にも大きな影響はないと考えております。
日本国内にある限りある資源を上手に利用し、新築やリフォームによって癒しの空間や古民家再生で昔ながらの雰囲気といったものを自宅に作ることができます。

【健康住宅】や【天然素材100%】または【健康・安全】などという言葉が独り歩きし、今まで当たり前に行われていたものが、優れているかのように業界を巻き込んで騒がれています。しかしそれらがブームや流行であるにしても近畿壁材もそれらに惑わされることなく『本物を売る!』という強い精神を貫き、物事の本質を見極め左官業界の発展と職人の技術の向上の手助けができるよう活動し日本建築の未来と、日本の伝統文化を守るため研究・開発を進めて行きたいと思います。

藁すさ(わらすさ)

【藁すさ】は日本の伝統的な左官材料で、通常土壁に混入されるものです。
木舞下地の荒壁から大直し、中塗り、切返し仕舞いから上塗りである糊差しや水捏ねに至るまですべてに利用され、種類も大きさも様々です。伝統的には下地に近いほど大きい物を使用します。【大】荒壁→中塗り土→糊土【小】

日本国内での歴史は大変古く日本最古の法隆寺でもその使用はすでに認められており稲作が日本で行われるようになり土が建築に使われだしたころからすでに混入されていたのではないかと考えられています。
昔から国内の稲作農家は多く藁を利用した製品も多く作られていたため、その古材は安価で量も多いことから日本全国で使われていたのだろうと考えられます。

このような藁すさも近年の建築様式が徐々に乾式工法に変わりはじめ需要も激減し製造しているところも少なくなってきましたが、近畿壁材では少ないながらもまだまだ需要もあり数種類のわらすさを製造・販売しています。

製造方法は昔から変わらず採取した稲藁を水に浸して十分灰汁を抜きよく叩いてほぐし、必要のない節を除去しよく乾燥させ必要な大きさに切断し袋に詰めます。中塗りすさなどは古くなった畳を細かくほぐしよく乾燥させ大きさをそろえ袋に詰めます。

原料となる稲藁は刈り取ってすぐのものは水分を多く含み張りがありほぐれにくく灰汁もよく出るため古いものを利用するほうがよいとされています。

◇荒すさ

基本的には、木舞荒壁塗りへの混入を目的とし稲藁を長さ3cmから10㎝ぐらいにしたものを使用しこれらは水あわせ期間が長ければ長いほど藁の腐敗が進み、可溶性物質が抽出して土の粘性を増し作業性を向上し乾燥後の強度と水に対しても強い壁となります。(土塀などで古くなっても落ちてこないのはその為です)近畿壁材も『荒すさ』として販売しています。


≫荒すさをお探しのお客様はコチラ・・・

◇中塗りすさ

名前どおりの土中塗りに使われる藁すさです。大きさは3cm以下のものが多く、荒壁に直接塗りつけていくのが目的でその後塗りつける上塗りをしっかり受け止めなければいけない厚みと平滑さが必要です。1㎝以上の厚みで塗ることもあり、そのためあまり小さく保水力のないものよりも少し大きめのものが良いとされています。
近畿壁材では古畳を粉砕選別した『中すさ』やオリジナル製法により灰汁を抜いた『あく抜きわらすさ』が使いやく評判も良くつかわれています。

配合が難しいとお考えのお客様は、配合した中塗り土『中土(なかつ)』をご用意しております。


≫配合中塗り土、中土(なかつ)にはあくぬき藁すさを使っています。

◇切返しすさ

切返しは中塗り施工後行い、上塗り前に一度塗って置くもので高級工事ではこのまま何年も放置して時期が来たら上塗りを行うこともあります。最近では切返しを糊差し同様に一つの完成とすることもあるため仕上がりの美しさも求められているため、これらに混入されるすさは上品な仕上がりとあまり灰汁のでないものが条件となる。当社でお勧めはやはり『あく抜きわらすさ』『ひだしすさ』がその条件を満たしています。

◇ひだしすさ

『ひだしすさ』は飛び出しすさともいい『あく抜きわらすさ』と同じ製法で灰汁を抜き長さも1㎝ぐらいで少し細かいものです。その他、もう少し長めでさまざまな上塗りの化粧用にも使用される当社オリジナルの『長ひだしすさ』もあり、皆様の好みに対応しております。

◇上二分すさ

『上二分すさ』は、関西方面では良く使用されていましたが最近はあまり見かけなくなりました。文字通り二分(約6㎜)の大きさに切断されたものであまり大きくないためすさをあまり目立たなくする場所に使われています。製造過程の問題であまり大きさは一定せず、灰汁も抜いていないため切返し仕舞や上塗りには『あく抜きわらすさ』『ひだしすさ』のほうがお勧めです。

◇みじんすさ

近畿壁材における最高級の藁すさ、3mm.以下に切断した物を良くほぐした後、節の部分を除去し独自の製法で粉砕し振るいにかけ選別します。微塵であるが十分すさとしての役目を果たし当社も『みじんすさ』として販売し、土物砂壁の水捏ねの上塗りに使用されています。

◇その他の藁すさ

塗り壁が見直されていることもあり近畿壁材も全国的に色々な問い合わせがある中で特に土壁や漆喰壁に入れる化粧用のすさについて多くなってきました。その中で当社製品のその他ご紹介できていないすさを紹介します。

壁土や屋根土または土間にまで混入されることを考えると日本建築に本当に欠かせないものであることがわかります。藁すさは私たちが守り育てる国の財産です。



土間三和土(たたき)とは何か?~その1

◇三和土(たたき)の定義

土間三和土(たたき)は、「土」「消石灰」「天然にがり」の3つの素材を混ぜ合わせて作る土間です。
主に古民家の玄関土間や昔の台所土間、縁側下の犬走の土間として使われる工法ですが、セメントの無い時代住宅の基礎、井戸の枠、便所の溜め壷、用水路などに用いられていた土を固める工法です。

そのほかにもお城やお寺の土塀でもある版築土塀などもこのたたきの応用で作られておりました。
特に良質な土が採れる関西圏から三河地方中心に広い範囲でその利用が認められ、歴史的にはどの時代から使われていたかはわかりませんが、歴史的価値のある建築材料の一つと考えております。

 

「土」と、「消石灰」と、「天然にがり」の3つの材料を原料として作られることから、三つの素材を合わせて作る土ということから、三和(サンワ)『三和土』と書き『タタキ』と呼ばれているそうです。そのほかにも石灰(消石灰)が貴重な時代は、土とにがりだけでたたき締め固める「二和土」というものもあり、石灰が無くてもそれなりに固くなる土の性質で利用されていました。

◇三和土(たたき)に使われる材料!左から土、消石灰、にがり

   

土間たたきに使われる土は、それぞれの地方で産出する、花崗岩の風化した「真砂土(まさつち)やサバ土」が使われました。東海地域では「三州土(サバ土)」や、関西でも京都の「深草砂利(深草砂利)」や「白川砂利(しらかわ砂利)」などの砂利交じりの土が利用され、地方色豊かなネーミングで『三州三和土』や『深草三和土』と呼ばれています。
弊社も大正時代から土屋として販売する「淡路土(あわじつち)」を使った三和土(たたき)材料開発を行い、創業者「浜岡重吉」の思いを継承した伝統の三和土(たたき)製品『重吉たたき』(じゅうきちたたき)を販売しております。

>重吉たたきについての詳しい商品情報はこちら・・・

しかし、このような土を使った土間を三和土(たたき)と呼ぶ一方で、近年では土間全体を「たたき」と呼び、コンクリートのこともたたきという場合もあり、セメントを使用しない昔ながらの土間たたきとは同意で呼ばれるようになっています。



土間たたきとは何か?~その2

◇土間たたきの特長

三和土(たたき)は土間材として、「茶室の待合」や「民家の犬走」などのほかに、京町屋住宅の玄関土間などの数奇屋建築など多く用いられてきました。
主成分が「土」ということもあり、セメントや樹脂系の材料とは違う温かく表面の柔らかい感触と、長年使用することにより現れる青カビやコケなどが侘び寂びとして実に風流で、独特の味わいを持っていることも茶人などを中心広まり現在も親しまれています。

  

表面の仕上げも鏝押さえのツルツルとした物から表面をふき取った洗い出しのようなもの、むしろなどを引いてたたき締め模様を出したものなど豊富で、犬走には沓脱石の配置や、鉄平石などを敷き詰めたり、意匠用に玉砂利を並べ、洗い出しなど好みに応じた仕上げが出来るのも大きな特徴です。
室内でも、台所や玄関土間に使用されていますが、空気中の湿気を土と石灰とにがりが吸収し、冬場乾燥期には適度な湿度を放出するなどの漆喰同様の調湿機能や透水性もあり水打ちを行うと夏涼しく、冬は温度低下を防ぐなどの効果もあります。

しかし、良い部分だけではありません。コンクリートや、セメントを利用しない為に強度は低く、長年使用することにより人の良く通るところは良く減り、表面が凸凹になるという欠点があります。
このようなことから、本来人がよく歩く場所には飛び石が伏せられております。

 



土間たたきとは何か?~その3

土間たたき(三和土)の素材

土間たたきの施工方法や使われる素材などは、各地方により様々で自然素材の土を主成分とすることから配合比や、施工方法など答えがありません。
漆喰や土壁などと同様に施工する『職人の技』に頼るところが多大にある建築材料ともいえます。

◇土間たたきに使われる主材 『土と砂利』

土間たたきの主成分となる土は、真砂土(サバ土)と呼ばれる花崗岩が風化しできる砂利混じりの土で、関西では淡路島の淡路真砂土を利用した「淡路たたき」京都では、深草砂利を利用した「深草たたき」、愛知県では真砂土と同様のサバ土を利用した「三州たたき」などが有名で今も受け継がれている伝統的な土間たたき材料です。
>たたき用真砂土や京都深草砂利を販売しております。

 


◇土間たたきに使われる配合材『消石灰』

配合材として利用される消石灰は、土と空合わせ利用しますが、生石灰を現場で水で消化させ石灰乳と土を混ぜ使う方法、土壌改良のように泥の中に直接生石灰を投入し消化させる方法など様々です。
一般的には主材となる真砂土と粉の消石灰を混ぜ、にがりと水を加え練っていく方法となります。
消石灰の硬化は、空気中の炭酸ガスと反応し硬くなってゆく気硬性です。しかし土間たたきは、土に含まれる珪酸質と消石灰が反応しある種の水和反応、ポゾラン反応を起こし硬くなるといわれています。
このような反応以外にもたたきには、土を叩き締め土自体の自硬性と、消石灰の気硬性などとともに、天然にがりを加えることによる土の保湿効果や、CaやMgイオンが土と反応して、土を硬くする収斂作用(しゅうれん)などが絡み合い、俗称はがねともいわれるコンクリートのような強度が出ると考えられております。
※ポゾラン反応・・・可溶性シリカが水酸化カルシウムと反応し、不溶性で硬化するシリカ質化合物を生成する反応。

>土間たたきに使われる消石灰はこちら・・・

◇土間たたきに使われる硬化の補助剤『天然にがり』

硬化を促す補助剤として使用する天然にがりは、海の海水から塩を採るのに海水の水分を釜などで炊き蒸発させ濃度を濃くしていき、塩分を結晶化させて取り出した残りの液体(塩生産の福産物)のことで、豆腐作りでも豆腐を固めるのに使われます。
主成分は、塩化マグネシウムですが厳密には「塩化マグネシウム」と記されたものと「塩化マグネシウム含有物」と2種類あり、塩化マグネシウムは、塩化マグネシウム含有物を精製して塩化マグネシウムの純度を上げたもので、凍結防止剤やグランドの防塵剤などに利用されます。塩化マグネシウム含有物または粗製海水塩化マグネシウムとは、いわゆる天然にがりのことです。
>天然にがりをご購入のお客様こちらをご覧ください。



 

漆喰(しっくい)とは何か?その5~漆喰(しっくい)の特長!

 

漆喰(しっくい)は私たちの暮らしにどういいの?

 

自然素材100%で、歴史と伝統もわかるけど・・・
漆喰は、私たちの暮らしにどういいの?安全で安心な住宅に住みたいんだけど・・・
漆喰はどう?

 

特長1:漆喰は、燃えない不燃材料です。

漆喰は建築基準法上でも不燃材料として認められております。
江戸時代の火災の多い地域では防火の為に漆喰が塗られており、お城や土蔵などで火災から私たちを守ってくれました。
また、火災時に甚大な被害をもたらすのは住宅建材の燃焼により発生する煙による窒息などと言われております。建材などの燃焼による煙は大変危険と言われております。漆喰は、火災時の有毒ガスなどの発生が無く、火災による逃げ遅れなどの被害を食い止めるのに役立ちます。

特長2:漆喰は、抗菌性に優れています。

漆喰の主成分は消石灰です。消石灰は強アルカリ(ph12~14)で高い抗菌性があります。このような性能を利用し、昔から押し入れの中や仏間などの湿気が多くカビが生えやすい場所に使われたりします。近年では鳥インフルエンザの殺菌などにも利用されるほどの殺菌性能としても注目されております。

 

梅雨のジメジメや結露って嫌よねぇ~
漆喰は、珪藻土みたいに湿気を吸ってくれるの?
シックハウスも気になるから、自然素材がいいなぁ~


特長3:漆喰は、湿気を吸って部屋の湿度を調節する性能があります。

漆喰には珪藻土壁同様に湿気が多いと吸ったり、少ないと吐いたりして湿度を一定に保とうとする性能(調湿機能)があります。高温多湿の日本の気候
風土にあった性能で、夕食時のお鍋や梅雨時期のジメジメも漆喰の部屋では快適です。
もちろん、厚みや塗る面積により性能は変わります、壁だけでなく天井などにも漆喰を塗ることができるのでお勧めです。

特長4:漆喰は、シックハウスが問題となった頃からその解決に一翼を担っています。

漆喰はシックハウス症候群の原因となる物質は含んでいません。日本建築仕上材工業会におけるホルムアルデヒド放散等級自主表示制度のF☆☆☆☆表示登録を始め、日本漆喰協会での化学物質放散自主認定制度による合格など「自然素材だから安全」といった根拠を裏付ける取り組みも行っております。

 

 

環境やエコについても興味あるけど・・・
漆喰についてもう少し教えて!

 

特長5:漆喰は環境にやさしい建材です。

① 漆喰の施工には大きな機械も使わず、ゴミも削減します。
漆喰は、左官職人さんの手作業で施工し、ゴミは紙袋や段ボールだけです!

② 漆喰は、空気中の二酸化炭素を吸収して固まります。
漆喰は、施工後空気中の二酸化炭素を吸収し硬化します、樹脂やボンドなどを必要としません!

③ 漆喰は、自然素材で自然環境に負担をかけません。
漆喰は、固まると時間をかけて石灰岩になります。石灰岩は、自然界にもともとある岩です。

④ 漆喰は、室内のエネルギー効率を高めます。
漆喰を塗ることで、室内の冷暖房効率が向上します。

特長6:漆喰のデザインパターンは豊富にあります。

漆喰は、パターンが豊富でお客様オリジナルの快適空間が作ることができます。
室内の重厚感や高級感は、漆喰の持ち味です。

  

様々な漆喰パターンでオリジナルの壁を作りませんか?
>漆喰パターンの方法は、こちらからご覧いただけます。

Q&A 漆喰についてもう少し知りたい

Q:漆喰いいのはわかるけど・・・値段が高いんでしょ?
A:ビニールクロスと比べると高いですねぇ~でもそれ以上の価値を提供する自信はあります。

Q:漆喰には色々種類があるけど?何が違うの?
A:弊社では、油入りや、練ったもの、抗菌剤や撥水剤が入ったものなど機能性能に違いがあります。お客様のご要望に合わせたご提案で種類が増えました。

Q:買いたいけど・・・購入方法を教えて下さい?
A:お問合せ頂ければ最寄りの販売店ご紹介いたします。

Q:素人でも塗れますか?
A:DIYで漆喰塗る方は増えております。ただ、プロの職人さんの技術は素晴らしいですよ。

Q:メンテナンスできますか?
A:程度にもよりますが、亀裂を隠すパテや、塗り替え用の下地などもご用意しております。

>その他ご質問やお問い合わせは・・・よくある質問をご用意しております。



漆喰(しっくい)とは何か?その4~漆喰(しっくい)のすさ「麻すさ」と「紙すさ」

漆喰(しっくい)の原料~麻すさとは・・・
漆喰(しっくい)に使われる麻すさは、耐アルカリで、水に強く、吸水性や弾力性があり、鏝離れや鏝伸びを良くし、塗りやすく材料に張りを与え磨き仕上げや堅押えなどの強い鏝圧にも耐えるなどの役割があります。

 

麻すさは、漆喰(しっくい)には欠かせない材料で、原料となる麻は寝装や衣料品の清涼素材として多く利用されています。
麻栽培の歴史は古く、紀元前7000年頃からといわれており、現在では数多くの名称や種別に分類され、産地も日本、インド、タイをはじめ東南アジア諸国から、ロシア、イギリス、フランスなどヨーロッパ諸国など世界中で栽培されています。
ロープや袋などでも良く使われていることから、ビニールやナイロンなどと混同されがちですが100%天然素材であり、燃やしても有害物質を出さず、土中に埋めても完全に分解されるため地球環境にやさしいエコロジー素材であるといえます。特に漆喰(しっくい)に使用されるものは麻ロープや漁用の網、麻袋などの廃材を利用したものでリサイクルの分野でもわらすさ同様に優れた材料であり、21世紀の素材であると関心も高まっています。

漆喰(しっくい)に使われる麻

◇大麻(Hemp)
浜すさ (関西では苧すさ)に使用される。
桑科の一年生の植物で、中国などで産出され日本では、大麻取締法等の影響で減少し最近では栃木県・群馬県・長野県で少し生産されている程度と少なくなっています。張力強度も高く吸水性、耐水性に優れており、腐敗しにくい特性から漁具・船具・網・ロープなどに使用され、これらの廃物をすさとして利用し、漂白も容易なで、晒しすさとして販売もされています。浜すさとしては品質により並・中・特上など区別していましたが最近ではあまり細かい分類にこだわるところも少なくなっています。

◇マニラ麻(Abaca)
マニラすさ・白毛すさに使用される。
芭蕉科の多年生植物で原産はフィリピンで産出されるバナナに似た作物です。必ずしも白くなく張力強度も大麻より劣り柔軟性に乏しく繊維も粗いことから上塗りには不向きで主に中塗りなどに使用されます。しかし軽くて温度・湿度に対し強い抵抗力があり船舶用ロープや網に使用されていることからその廃物は多くでき、それを5cm内外に切断して使用します。

◇黄麻(Jute)
硝石すさ・南京すさに使用される。
田麻科の多年生植物で原産は主にインド・バングラデシュなどの水量が豊富で高温多湿の土壌で産出され、100日ほどで収穫されます。黄麻は光合成が盛んで通常の木の5~6倍も二酸化炭素を吸収し地球温暖化を抑制する働きもあります。張力強度は大麻とマニラ麻の中間ぐらいで硝石袋(南京袋)の故物を原料とし、現在も米や穀物などを入れる袋から作られています。すさとしての繊維は細く軟らかいが、色が悪く品質も劣り、主に下塗り用ですが浜すさの代用として漂白し晒しすさとして上塗りなどに使用することも可能です。

*その他の麻
亜麻(Linen)亜麻科の一年生植物・苧麻(Ramie)葦麻科の多年生植物・洋麻(Kenaf)綿葵科・サイザル麻(Sisal)石蒜科の多年生植物など他にも色々ある。これらも麻すさとしての使用は可能ですが亜麻と苧麻はおもに衣類や家庭用品に使われています。晒しすさと呼ばれるものも麻すさで、これらは浜すさや硝石すさを漂白したもので晒す時間により品質に差があります。

≫麻すさをお探しですか?麻すさはこちら・・・

漆喰(しっくい)の原料~紙すさとは・・・

 

紙すさは、基本的に和紙を原料として他のわらすさや麻すさ同様に法隆寺建設時代からの歴史があり、漆喰本磨きや大津磨などの高級工事の上塗りに使用されてきました。原料として使われている植物は、栽培が容易で全国的に分布している桑科のコウゾや、枝が3つに別れお札の原料に使用される沈丁花科のミツマタなどが主
でその他、和紙を作る時に粘り気を出すためにコウゾに混ぜて使われる沈丁花科のカンピなどがあります。
江戸時代になると古くなった提灯や大福帳、傘紙などを湯に入れその後良くほぐした後、棒などでよく叩きほぐし繊維を細かくして使用されていました。戦後商品として繊維を石灰などで板状に固め販売されていましたが原料の紙の種類もさまざまで品質が安定しないことからあまり普及はしなかったと言われています。
紙すさの特徴としては、まず中性であることがあげられます。最近の機械紙は酸性でパルプにはリグニンという物質が含まれているため日数が経つと黄色く変色してきます。しかし和紙はほとんど劣化せず1000年以上も前の紙も現存しています。繊維も細く長いという特徴があり非常に吸水率が高く繊維の中に材料が入り込みなじむため表面にあまりすさの存在が現れません、そのため強い鏝圧にも耐え大津磨などの引土に入れても問題なく美しい磨き面をつくることができます。原料の大半は畑で栽培されるため森林破壊もせず、余った物
を水に溶かしリサイクルも可能です。

漆喰(しっくい)に使われるその他のすさ

漆喰(しっくい)には麻すさや紙すさ以外にも様々な素材が使われます。用途は同じでも素材以外に繊維の長さや太さなどの違いで使い分けされることがあります。
よく使われるものに紙すさと同じ紙繊維のパルプなどがあります。繊維が細かく亀裂防止の役目としては弱いですが、薄塗りで純白な漆喰を作るのに役立ちます。また、素材自体が吸水するので材料の水持ちや作業性(鏝滑りや鏝離れ)向上にも役立ちます。
そのほかにも樹脂繊維なども使われます。強度もあり吸水しないので水量の削減に役立ちます。

 



漆喰(しっくい)とは何か?その3~漆喰(しっくい)の糊「海藻糊」

 


日本伝統の漆喰(しっくい)には、
大地の恵み海藻糊が使われております。

海藻糊が使われているのが日本の漆喰です!

 

日本伝統の漆喰(しっくい)には海藻糊を使うのが特長です!
漆喰(しっくい)の原材料~海藻糊

漆喰(しっくい)の主成分は、ほとんどが石灰からできており海藻糊は少量しか入っていません。しかし、海藻糊は大変重要な役割を果たす原材料なのです。
漆喰(しっくい)の作業性を良好にし急激な乾燥を防ぎ、付着強度向上などにも役立っております。西洋の漆喰(しっくい)には使っていない日本独特の材料です。

日本の漆喰(しっくい)が真っ白で真直ぐに塗り接ぎ無しに塗る事が出来るのもこの海藻糊が入っているからです。ただ、ボンドなどとは違い、漆喰(しっくい)を硬くしたり固めるためではありません。
漆喰(しっくい)は石灰の硬化反応で固まり、鏝押さえする事で硬くなります。

【希少な国産海藻糊】
海藻糊は日本の建築に欠かせない材料でした、漆喰(しっくい)だけでなく聚楽壁や土壁、砂壁の硬化材としても広く使われ、材木の養生シートの貼り付けなどにも使われていました。
十数年前までは、日本各地に海藻糊の製造業者も多くありましたが、近年は需要が減ったり、産業としての後継者不足などが理由で多くが廃業し現在では数件となっております。
特に国産の黒羽銀杏層や南部角又は年間の採取量も少なく、ふのりに関しては現在ではほぼ入手できない物となっております。

なぜ?漆喰(しっくい)に海藻糊を入れるの?

一説には、漆喰(しっくい)の主成分消石灰は大変高価な材料でした。大量に使うことができない事から、安価な土壁の上に薄く塗る工夫から海藻糊の使用が始まりました。海藻糊を漆喰(しっくい)に入れることで、土壁の上の仕上げに薄く美しく塗ることができるようになりました。

 

 

漆喰(しっくい)に混入される糊は、
①材料に適度な粘性を付けます。(漆喰の粘性を向上させます)
②乾燥を遅らせる効果があります。(乾燥スピードを遅らせます)
③漆喰の初期硬化を補助する役目があります。(長期での硬化には関係ありません)
④漆喰を薄くまっすぐに塗ることができる効果があります。(日本の漆喰の特長です)
⑤大きな面でもつなぎ目無に塗ることができます。

 

【お勧めの海藻糊、黒葉銀杏草】
黒葉銀杏草は、主に北海道が産地であり過去には数箇所の採取地がありましたが、現在は日高地方だけになっています。しかし、北海道日高産の黒葉銀杏草は全国各地にある海藻糊、角又・ふのり・銀杏草の中でも最良品と言われています。日高産黒葉銀杏草は、葉も大きく茎の部分も小さいので、炊いた後のカスも少なく、昔から海藻糊の中では銀杏草にかなうものは無いと愛用されてきました。糊分も強く水持ち鏝すべりも良い高級品です。
漆喰の海藻糊としての品質は、黒羽銀杏草が最高級品です。

漆喰に入れる海藻糊には種類が沢山あります。

基本的には海藻糊で北海道産の黒羽銀杏層・三陸産の南部角又・日本各地で産出する板ふのりなどが使用されます。
過去には現場での炊き糊にとして混入されていましたが、現場での臭いがきつく、火災予防と手間もかることから使用は困難となっております。
現在では、水溶けの良い海藻糊の粉末や、練り漆喰に追加できる練り海藻糊などもラインナップされております。

 

 

黒羽銀杏草

昔ながらの歴史ある海藻糊。海藻糊のなかでも最も高級とされる黒葉銀杏草を主に選別し、一年以上ねかせたもののみを使用。炊きかすが残らず、溶けやすい炊き糊が作れます。

 

 

粉角又(粉末海藻糊)

夏場の漆喰工事で乾燥がはやい場合に追加で投入してください、水引きが改善します。漆喰蛇腹、型抜き、彫刻にも使用できる本格派の粉末海藻糊です

 

 

炊き糊(練り海藻糊)

現場での炊き糊作業削減!銀杏草炊き糊を真空パックにした天然海藻100%の炊き糊。練り漆喰にそのまま追加でき、差し糊、引き糊にもご利用いた
だけます。



漆喰(しっくい)とは何か?その2~漆喰(しっくい)の主成分「石灰」と「貝灰」

 

1400年の歴史ある日本伝統の漆喰は、

日本で唯一の鉱物資源消石灰が主成分の自然素材です。


伝統の土中釜で作る塩焼き消石灰が特長です。

漆喰(しっくい)の原材料~消石灰

【消石灰(しょうせっかい)】Lime
近畿畿壁材が販売する漆喰に使う消石灰は、九州は福岡県田川市の良質の石灰岩を伝統的な製造方法「土中釜塩焼き」で作っています。塩焼き消石灰は石灰岩とコークス、岩塩を交互に投入し1000~1200℃の高温で1日かけて焼くといった手間のかかる製造方法にこだわっており良質で品質の良い消石灰になります。

日本唯一の鉱物資源として私たちの身近なところで多く使われており、食品添加物やセメントの原料や肥料、水害時の消毒、鉄の精錬、こんにゃくの凝固剤や乾燥材、運動場のライン引きなど私たちの生活に欠かせない物となっており、この消石灰が漆喰の主原料となります。

≫塩焼き消石灰についての製品情報はこちら

【石灰石(せっかいせき)】Limestorn

漆喰の主成分である消石灰は、石灰石「炭酸カルシウム(CaCO3)」から作られます。石灰石は、海中の生物である珊瑚や生物の死骸の石灰分や、排泄物が海底にたまって出来た水成岩(堆積岩)が主なものです。これらは火山活動により火成岩化したものや、成分に粘土分が多いものなど多くの種類の石灰岩があります。日本中ほとんどの都道府県で産出します。世界的にも日本のものは不純物の少ない非常に良質なものといわれております。

※土中窯で焼かれた消石灰(CaCO3)は、炭酸ガスを放出し生石灰(CaO)となります。

【生石灰(きせっかい)】Quicklime

石灰石を土中窯において過熱することにより、分解反応により炭酸ガスを放出して生石灰となります。漆喰を製造する上ではただ過熱するだけでなく、『塩焼き』を行います。これは日本の伝統技術で岩塩を混合し焼くことにより、焼きしまりを防ぎ生石灰の結晶が大きく成長し、消化しやすい良質な生石灰が出来るからです。

 

石灰石焼成に使われる土中釜

日本の漆喰に使われる塩焼き消石灰はまず、石灰岩(CaCO3)を加熱反応をさせ、炭酸ガス(CO2)を放出して生石灰(CaO)を作ります。この加熱反応を起こすために使われるのが石炭炊きにて行われる日本独自の焼成方法でもある土中釜です。
塩焼生石灰(消石灰)は、左図のような土中釜を用い、石炭、石灰岩、岩塩を交互に投入していき焼昔ながらの伝統的な製法により焼成します。中でも特徴は焼成時石灰石の数パーセント岩塩を混合して焼成する方法で、重油焼成のロータリーキルンでは鉄製の釜が錆びるので塩焼きは行えません。この「塩焼き」製法
が日本の漆喰の最大の特徴です。

 

 

漆喰に使われる消石灰がなぜ塩焼きが良いのか?

塩焼きが良いといわれる理由については様々ありますが、一説に石灰の芯まで均一に焼け、焼きしまりを防ぎ消化反応において生石灰の結晶が大きく成長し消化しやすい生石灰ができるといわれております。この生石灰を消化させることで、未消化の少ない消石灰となります。その他比較データはありませんが、塩焼きで製造した
消石灰は多孔質で白色度も高いとも言われ、沈降速度も遅い消石灰とななります。

 

古い文献にも書かれている貝灰は伝統建築には欠かす事の出来ない素材
漆喰の素材~貝灰

【貝灰(かいばい)】Shellash

 

貝灰は、古くから海岸線の地区を中心に蛤・あさり・牡蠣殻などを原料に作られ、主に漆喰用として製造されていました。製造方法や化学式は消石灰とほぼ同じで、消石灰より収縮率が小さく・粘着性が高く・鏝伸びも良いといわれ、漆喰として糊の量が少なくてすみ、ひび割れが出にくいといわれています。
その一因としては、海岸線での炭焼きされていたため、品質があまり安定せず、未焼成の物や不純物が多く入り、これらが骨材となり亀裂防止となっていたと考えられます。近年は、生産工程も変わり工業品的に生産されているので石灰とさほど変わらない品質になっています。

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漆喰(しっくい)とは何か?その1~漆喰(しっくい)の歴史

 

現在も継承されている日本の漆喰は、飛鳥時代から1400年以上続く歴史ある建材です。
近畿壁材は日本の漆喰を忠実に継承した「漆喰製品」を50年以上販売しております。


弊社は、大正元年創業者濵岡重吉によって土屋として創業しました。当時はまだまだ土壁(木舞荒壁)の住宅が主流で建築における「土」は建築には無くてはならない建材でした。重吉の父弁吉は海運業を営んでおりまだまだトラックなど無い時代、海運が物流を支えていました。重吉が二十歳を過ぎたころ、淡路瓦に欠かせない「淡路土」の採掘場を見て思います。「この粘土、壁に使えるのではないか?」早速に重吉は良質な淡路土を取り寄せ、砂とすさを混ぜ壁に塗ってみました。淡路土は粘性が強いわりにネバみがすくなく、施工性も良好でした。乾燥後の強度もある、これは建材として売れるのではないか!重吉はこの淡路土の原土を乾燥粉砕し稲わらで編んだ俵に詰め販売を始めました。もともとの海運業での物流の下地と、淡路瓦で安定的に採掘されていたことなどもあって順調に建築用壁土として販路を広げていったのです。 昭和に入り戦前までは、朝鮮半島から台湾にも出荷することになり、隣町から大きな港がある現在の淡路島郡家に拠点を移動し現在に至っております。

 

桃山時代に入り白亜塗籠建築が主流になり漆喰の需要状況が大きく変わりました。1600年頃より姫路城などに代表される城郭の建築が各地で建立され始めました。これを機に日本の石灰製造技術と左官技術が劇的に進化したとも考えられます。江戸時代に入り米糊から海藻糊をいれる製法に変り薄く真直ぐに塗る技術が進化し、安価な海藻糊を使う事で大壁を真直ぐに仕上げる事も出来るようになり城郭以外にも町屋の土蔵等にも急速に普及し始めたようです。1700年以降には町の火災が各地で問題となり漆喰の特長でもある燃えない性質を生かし増々広がりを見せました。
明治時代に入り日本建築にも西洋文化が全盛となりますが、そもそも日本の左官技術は高く室内の大壁や蛇腹、西洋装飾なども容易に習得したと考えられます。
このように歴史ある建材と匠の職人技術の革新が日本の伝統建築を支えてきました。

≫日本の伝統漆喰関連商品はこちら



「淡路島の土壁」土屋重吉物語~その1

◇土屋としての歴史~大正元年創業

弊社は、大正元年創業者濵岡重吉によって土屋として創業しました。当時はまだまだ土壁(木舞荒壁)の住宅が主流で建築における「土」は建築には無くてはならない建材でした。重吉の父弁吉は海運業を営んでおりまだまだトラックなど無い時代、海運が物流を支えていました。重吉が二十歳を過ぎたころ、淡路瓦に欠かせない「淡路土」の採掘場を見て思います。「この粘土、壁に使えるのではないか?」早速に重吉は良質な淡路土を取り寄せ、砂とすさを混ぜ壁に塗ってみました。淡路土は粘性が強いわりにネバみがすくなく、施工性も良好でした。乾燥後の強度もある、これは建材として売れるのではないか!重吉はこの淡路土の原土を乾燥粉砕し稲わらで編んだ俵に詰め販売を始めました。もともとの海運業での物流の下地と、淡路瓦で安定的に採掘されていたことなどもあって順調に建築用壁土として販路を広げていったのです。 昭和に入り戦前までは、朝鮮半島から台湾にも出荷することになり、隣町から大きな港がある現在の淡路島郡家に拠点を移動し現在に至っております。

淡路島は、土の産地!

重吉が淡路土をブランド化する以前より、淡路島は土の産地でした。近年では多くの陶芸作家がこの淡路土の魅力に魅了され淡路に移り住み窯元となっています。とある陶芸家は、「備前焼や清水焼など全国に焼き物の産地はあるが、淡路島ほど多様な粘土が出る町は珍しい」と言っていました。
この様な「土の都~淡路島」では多くの産業が生まれました。中でも400年以上の歴史ある淡路瓦はいぶし瓦としても有名で、日本瓦3大産地として三州、石州と並んで全国に出荷されています。ほかにも江戸後期の文政、淡路島の南端で賀集珉平が創始した珉平焼が前身となっているダントータイルも淡路島の土を使ったのが始まりです。

そのような淡路土も弊社では壁材としてだけではなく、戦後の高度成長期、セメントが主流になる中その混和剤として「浅黄土(ブルー)」も各地へ流通するようになりました。
このような歴史と日本の伝統文化を支えてきた地域資源淡路土を、壁土だけでなくこれからもあらゆる方面への活用を目指しております。



「淡路島の土壁」土屋重吉物語~その2

◇土屋重吉創業者、濵岡重吉の思いを継承し復活!

大正元年濵岡重吉が「土屋」として創業して100年、戦後の高度成長期からバブル期を経て、土屋から壁材メーカーへ、そして現在では日本の伝統建築を支える「漆喰メーカー」としてその地位を確立してきました。しかし、創業者重吉の熱い思い「淡路土が日本の建築を支えるんや!」の気持ちを忘れた事はありません。創業から一貫して販売し続けてきた「淡路土」をもう一度お客様に役立てるため、「日本の伝統建築材料「土」を通じ空間・外観・景観を豊かで夢のあるものにすることでお客様の幸せを実現する。」の経営理念実現に向けお客様ニーズを聞いてきました。淡路土を使った「土壁」そして「土間たたき」以外にも様々な製品を生み出していきます。

土は人類の誕生からずっと身近に存在する親和性のあるものです。建築以外にも、医療や製紙、陶器や化粧品などにも使われております。この素晴らしい大地の恵み、淡路島の地域資源に目を付け、創業した創業者重吉の思いをこれからも継承していくため、またお客様に益々役立てていくために土のブランド【土屋重吉】を立ち上げました。

土屋重吉は、淡路土はもちろん全国各地の土を利用し日本の建築業界発展の為進化を続け次の100年につなげていきます。



「淡路島の土屋」土屋重吉物語~その3

◇淡路土について・・・土の都「淡路島」

淡路島は古くから土の産地として知られ、多くの産業が生まれました。中でも陶器や淡路瓦は有名で淡路瓦は愛知県の三州瓦や、島根県の石州瓦と並び日本三大瓦産地としても有名です。またタイルや陶器などの生産拠点も作られました。そんな豊富な粘土土の中でも「浅葱土(あさぎ)」はブルーセメントとしてモルタル混和剤として全国に出荷されておりました。
土屋重吉の本土壁、土間たたきはもちろん、400年以上の歴史を持つ淡路瓦や、江戸時代にはじまった珉平焼など、淡路土は様々な分野で用いられ、地域資源として日本の伝統文化を支えてきました。 近年は、産業の空洞化でタイルや瓦も以前ほどの活況ではありませんが、量も豊富で色の種類は多く、狭い地域の中で白、赤、黄、茶、様々な色の粘土が採れる淡路土を求め、若手陶芸家や芸術家が淡路島にアトリエを構えるなど、淡路土の魅力が見直されています。 

左官業界でも淡路土は粘性が強いわりにネバみがすくなく、施工性も良好で乾燥後の強度があるなどの理由から、北海道から沖縄まで出荷されています。



「淡路島の土屋」土屋重吉物語~その4

◇土壁って何?淡路島の土壁

大正元年濵岡重吉が「土屋」として創業して100年、戦後の高度成長期からバブル期を経て、土屋から壁材メーカーへ、そして現在では日本の伝統建築を支える「漆喰メーカー」としてその地位を確立してきました。しかし、創業者重吉の熱い思い「淡路土が日本の建築を支えるんや!」の気持ちを忘れた事はありません。創業から一貫して販売し続けてきた「淡路土」をもう一度お客様に役立てるため、「日本の伝統建築材料「土」を通じ空間・外観・景観を豊かで夢のあるものにすることでお客様の幸せを実現する。」の経営理念実現に向けお客様ニーズを聞いてきました。淡路土を使った「土壁」そして「土間たたき」以外にも様々な製品を生み出していきます。

土は人類の誕生からずっと身近に存在する親和性のあるものです。建築以外にも、医療や製紙、陶器や化粧品などにも使われております。この素晴らしい大地の恵み、淡路島の地域資源に目を付け、創業した創業者重吉の思いをこれからも継承していくため、またお客様に益々役立てていくために土のブランド【土屋重吉】を立ち上げました。

土屋重吉は、淡路土はもちろん全国各地の土を利用し日本の建築業界発展の為進化を続け次の100年につなげていきます。



「淡路島の土屋」土屋重吉物語~その5

◇重吉も惚れた・・・土壁の5つの特長

  • 調湿機能
 

土壁は呼吸します!
土壁の表面は、多孔質で空気中の湿気が多いときに吸収し、少ないときに放散する、湿度を一定に保つ機能があります。畳や木材などの住宅建材にもその機能がありますが、土壁は特に、木材の約3~5倍の効果があるといわれております。

  • 断熱機能
 

土壁は断熱効果があります!
土蔵などの室内温度が一定に保たれているように、土壁には高い断熱効果があります。これも土の持つ多孔質で、熱の伝達が遅い特性が活かされ、在来工法の民家でも屋根瓦の下に土を敷き、天井裏に木舞下地を作り、土を載せる土天井などといった工法により夏でも快適に生活できます。

  • 防火性能
 

土壁は燃えません!
木造建築においての研究で、土は厚さが同じなら耐火構造であるコンクリート壁より熱を通しにくいとされており、そのほかにも土壁の防火研究は各地で進められ、防火構造としての高い評価を得ています。

 

  • 安全性能
 

土壁は自然素材です!
近年問題となっているシックハウス症候群でも土壁の評価は高く、土・砂・藁などの100%天然素材からなる土壁は、化学物質の混入や、揮発もありません。土壁の持つ呼吸性能により汚染物質の除去にも効果が期待されています。

  • リサイクル
 

土壁は環境にやさしい素材です!
土といっても壁に利用できる土壁は、無限にあるわけではありません。古い土壁の土を新しい壁土に混ぜて利用することで、収縮の少ない良質の荒壁に変わります。リサイクルとヘドロなどの廃品利用を可能にする環境建材でもあります。

 

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