■土の素材を感じる大胆な割れ壁
大胆に割れた土壁の表情、デザインを見れるのは【荒壁土】を塗って、乾燥した状態の時に見る事ができます。
【荒壁土】とは竹を格子状に編んで作る、昔ながらの伝統工法の下地【竹小舞】に塗る土壁で、塗り厚は約50㎜(5㎝)と非常に厚い土壁です。
また、現実的にみても【竹小舞下地】を採用する建築現場はほとんどなく、現代では文化財の補修工事など、ごくわずかでしか採用することがない下地になっています。
しかし、この【荒壁土】の大胆に大きく割れた表情を好む方も多く、
「土の素材を感じれるからかっこいい」
「割れた壁が土!という感じをより引き出してくれ、本当に自然な感じがする」
などの声をたくさんいただきました。
■現代の内装下地 石膏ボードに割れ壁ができないか?
現代建築の場合、内装でもっとも採用される下地が「石膏ボード(PB)」になります。
そこで弊社はお客様のご要望にお応えするため、石膏ボードの上に施工でき、大胆に割れる土壁仕上げ材を開発しました。
開発した【割れ壁セット】を利用した、石膏ボード下地への施工方法をご説明いたします。
- 手順1
石膏ボードジョイント処理
- 手順2
ジョイントパテ乾燥後下地材「さっと!」全面塗り!
- 手順3
さっと!乾燥後【割れ壁セット】の【下塗り用土壁】を塗ります
- 手順4
【下塗り用土壁】施工後2時間経過したら【上塗り用土壁】を塗ります