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利用場面に応じた使い方CONSTRUCTION METHOD

店舗内装 床材|削れず、埃がたたない土間たたき施工方法


 人の出入りが多い店舗の中でも埃がたたないデザイン性豊かな床材


 

土系の土間材、たたきは今注目されている人気の高い床材です。たたきを採用いただいた方に選択理由を聞くと、たたきはデザインが豊かで、土のあたたかみが有る素材感、重厚感、高級感などが多い理由です。

 

 

このような選ばれる理由から、特にお問わせが多いのが店舗内装。お店の空間、雰囲気はご来店するお客様にとっても、大事な要素のひとつです。

しかし「たたき」を知っている方ならこんな風に思うのでは?素材が土だから、そんなに強くなく強度が足りない。削れや埃も心配だよね。

確かに伝統のたたきは素材は自然素材ばかりなので、コンクリートほど強度が無いのも事実です。

当社が店舗におすすめする土間たたきは、安心してご利用いただけるだけの強度があり、削れて埃がたつこともありません。

メンテナンスはゴシゴシと水洗いすることもできます。

そんな土間たたきのデザイン性は持ったまま、従来のたたきより強度面を大幅に改善した製品の施工方法をご説明いたします。

  • 手順1

    ◆下地と下地処理

  • 手順2

    ◆施工する土間たたきの混ぜ方

  • 手順3

    ◆土間たたきの施工、塗り付け

  • 手順4

    ◆仕上げ拭き取り

  • 手順5

    ◆白華除去

施工手順詳細

手順1

◆下地と下地処理

■適応下地


下地はコンクリート及びモルタルでつくってください。

 

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■下地処理


コンクリート・モルタル乾燥後、「ウルトラ下塗材」をローラーや刷毛、鏝を用いて塗布し、完全乾燥してください。

 

※注意事項


・コンクリート下地のレイタンス、汚れ、付着物等は完全に除去してください。

手順2

◆施工する土間たたきの混ぜ方

①タライミキサーを用い混錬します。たたき製品の「主材」と「骨材」及び、「添加剤」を入れ空合わせを行います。
※全体に混ざり合うまで十分に空合わせを行ってください。

 

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②水3.4リットルと「配合材」を希釈します。

 

③水と配合材の希釈液を入れ、十分に混錬します。

 

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④最後に少しずつ加水しながら塗りやすい硬さ調整します。

 

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※注意事項
・混錬水は水道水をご使用ください。
・予め水3.4リットルと配合材を希釈してください。混ざりやすくなります。
・最終の加水調整は軟らかくなりすぎないよう、入れすぎに注意してください。

手順3

◆土間たたきの施工、塗り付け

■塗り付け


塗り付けは土間モルタルと同様に、一度に標準施工厚15㎜で塗り付けます。鏝で平滑にしながら、勾配等は定規などを用いて均一にしてください。

 

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手順4

◆仕上げ拭き取り

■仕上げ


塗り付けをし、鏝押さえを行った後、スポンジで拭き取り、仕上げます。

拭き取ることで表面に意匠の砂利が見えるようになり、土の風合いが増します。

 

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●スポンジ拭き取り仕上げ


スポンジ拭きはモルタル洗い出しの要領で表面のノロを拭き取り、骨材が見えるように拭き取ってください。

 

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手順5

◆白華除去


このたたき製品にはセメントが含まれています。特に乾燥が遅くなる、寒い時期の施工は白華(表面が白くなる現象)する場合があるので、乾燥後【たたき洗浄剤】を利用し、白華を除去してください。

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