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利用場面に応じた使い方CONSTRUCTION METHOD

ラスボードに漆喰を塗る方法

皆さん、漆喰塗るときラスボードお使いですか?

最近は、塗り壁でもプラスター(平)ボード(PB)が主流!

 

現場でもあまり見ることのなくなってきたラスボード、昔は塗り壁と言えば!みたいな雰囲気でしたが、一般住宅ではほとんどみないですよね。

見た目にも穴が開いて塗り壁が塗りやすそうな雰囲気で食らいつきもよさそうですね。

ただ「島かべしっくい」をラスボードに塗るときは気を付けて下さいね

 

ラスボードに漆喰は直接塗れません!

 

プラスターボードももちろんですが、ラスボードにも「島かべしっくい」は直接塗ることはできません。

なぜなら漆喰は強アルカリ(Ph12から14)で乾燥も遅くラスボードの表面の紙と内部の石膏が剥がれたり、表面の紙と漆喰が付着しません。

ラスボードは穴が開いているから付着しそうですが、お控え下さい。

ここでは、ラスボード下地に「島かべしっくい」を塗る方法をご紹介します。

  • 手順1

    ラスボード 下地処理

  • 手順2

    下塗り

  • 手順3

    中塗り下地

  • 手順4

    中塗り

  • 手順5

    上塗り

施工手順詳細

手順1

ラスボード 下地処理

ラスボードはビス止めし、間柱の間隔は450㎜以内としつなぎ目部分に設置

ジョイント部分・出隅・入隅等はファイバーテープで補強

手順2

下塗り

Bドライプラスター2回塗り【吉野石膏】8㎜厚(48時間乾燥)

手順3

中塗り下地

石膏プラスターの完全乾燥後、「島かべドライストップ」を3倍液で、ローラーまたは刷毛で塗布。

手順4

中塗り

ドライストップの完全乾燥後、ボードベース を0.7㎜厚で薄くしごき塗り。(夏場12時間 冬場24時間乾燥)

手順5

上塗り

ボードベースの完全乾燥後、島かべしっくいを1.5㎜厚で塗る。(7日以上乾燥)