版築の施工中現場へ | 近畿壁材工業株式会社 匠に役立つ塗り壁ブログ 【漆喰】昔ながらの漆喰壁材「城かべ」の販売。

17

2017 09

版築の施工中現場へ

当社の淡路配合真砂土天然にがりをご使用いただいている版築施工現場へお伺いしました。版築とは、コンクリートのような型枠に土を突き固めた工法で、主として土塀に多く利用されます。一定の間隔で積み上げ所定の高さまで突き上げていき、土と石灰と天然にがりを利用した土間たたき同様、セメントの無い時代より続く伝統工法です。コンクリートや、セメントブロックが主流となり、版築工法はほとんど見ることが出来なくなりましたが、土の持つ自然な風合いと、地層のように積み上げられた模様が独特で、店舗や住宅の外壁などにも近年は使われるようになってきました。
DSC04479 (1280x851) DSC04476 (1280x851)
よく世間に知られているのは奈良県法隆寺の版築土塀が有名です。しかし、この度の現場は非常にめずらしい小学校の改修工事で採用されました。私も長年この業界にいますが、小学校での版築はさすがにはじめてです。施工される職人様ももちろんはじめてと言うことで施工前からご相談をいただき、試行錯誤しながら入念に試験施工などを経て本日の施工に至っております。
20170908_100133 20170908_093138 20170908_091324 20170908_094100
お伺いした日は施工最終日でしたので、お1人で施工していました。ただ最終日に至るまでにはもちろん複数の職人様が現場に入られていて、職人様方で「もっとこうすればいいな」「こうすればスムーズにきれいになる」などと実際施工してはじめて分かることも多かったそうです。あと職人様方や現場監督様のお言葉で印象深く残ったのが「試作を何度もつくり版築の仕上りを見たけど本物の土を使った版築は重厚感、土の素材感がすごく、これは鏝塗りの材料では出せないでしょうね」とも言っていました。伝統工法なので作業手間はかかりますが、その分得られるものもやはりあると言う事なのでしょうね。職人様方本当にお疲れさまでした。型枠をはずした迫力がある版築の完成写真楽しみにお待ちしております。

2017/09/17 11:30

このページの上に戻る

ブログ内検索

近畿壁材工業株式会社

商品一覧

  • 城かべ漆喰
  • 土間たたき
  • 本土壁
よくある質問