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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2019/01/01(火曜日)古民家に土壁|日本の伝統的な雰囲気を土壁で演出しませんか?

石膏ボードに直接塗れる土壁で古民家風に


最近デザインや質感の良さで土壁を探し、弊社にお問い合わせを頂くことが増えました。
リゾートホテルや店舗で空間の一部として土壁がマッチするというお声です。

しかし、本格的な土壁の施工にはどうしても目に見えない手間暇がかかります。
伝統的な土壁施工は・・・
木舞下地→貫伏せ→大直し(ムラ直しや不陸調整)→中塗土→上塗り土壁のような工程ですが、実際は書かれていないような事も施工現場では必要になります。
例えば、中塗土の塗り厚は10ミリ程度です。10ミリ塗った中塗土は乾燥収縮により材料が縮み、その際に柱と土壁の間に隙間ができてしまいます。
その隙間を防ぐため、あらかじめ柱の方に溝を付けその溝の中にまで土壁を塗りこみ、乾燥して縮んでも隙間が開かないようにします。この溝のことをちりじゃくりと言い先に処理しておくやり方です。
一方、ちりじゃくりがない柱の場合は、布連やひげこを用いて柱に釘止めし、その上に土壁を塗っても乾燥時に隙間が開かないように処理します。
どちらも大変な作業で勿論その分、工期も価格もかかってしまいます。

では主流の石膏ボードではどうか?ですが、石膏ボードの上に10ミリもの厚付けは中々難しいです。
乾燥途中の水分が石膏ボードまで達し、ボードが反ったり湾曲したりする危険がありますし、。接着力も不安です。
ですので繊細な薄塗り仕上げの糊土や糊差し仕上げ等しか出来ないです。

そこで開発したのが新たな土壁「塗ってくれい(CLAY)」です。
石膏ボードに一発塗りで薄塗りながら、特に土壁でご要望が多い荒々しい仕上げも可能で、鏝を通すことにより繊細な仕上げも可能です。
さらに乾燥収縮も出来るだけ減らし、ボードの継ぎ目部分の処理も珪藻土壁や漆喰壁の下地処理と同じ工程で済みます。
現代の下地に合わせ、より皆様が土壁を使いやすくした製品になっており、イメージされている空間を演出する仕上げ方が出来ると思いますので、気になる方は是非ご検討下さいね!

≫石膏ボードに直接塗れる土壁の施工方法はこちら


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