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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2017/08/23(水曜日)漆喰を長期的に保護する為に奮闘中!

外壁漆喰での悩みで多いのが汚れです。
施工した当時は真っ白で美しくても、環境によって違いは出ますが徐々に雨などの影響で汚れていきます。
弊社も日々研究を続けて、今までトップコートの保護材「城かべ撥水剤」や「プロテクターEx」を発売しています。
≪城かべ撥水剤はこちらから・・・
≪プロテクターExはこちらから・・・

撥水剤は漆喰の施工後に塗布して保護するものですが、漆喰壁そのもので防汚や防水に出来ないかを現在研究中です。吸水しなければ汚れも壁内へ進入しにくいです。
今回は出来るだけ吸水しないようにの実験を少し紹介です。

①押さえの漆喰の様子です。
クラック部分は水滴を垂らした直後から一瞬で入り込みます。水の通り道が出来ているので当然ですね。
クラックが無い部分も数十秒で漆喰内部へ入ってしまいました。


②こちらは高機能外壁漆喰壁の「リライム」です。
≪高機能漆喰壁「リライム」はこちらから・・・

本漆喰と比べると全然吸水しませんが、20分ぐらいするとジワーっと水分が入っていきました。
2~3年の短期的にみると充分な防水効果でしょうが、パターンなどの粗い仕上げをする場合は撥水剤の併用を考えた方がいいかもですね。


③こちらは「リライム」を改良している途中経過です。
より水滴が玉になっているのが分かります。これでも凄いんですが、まだまだ満足できないので、防カビ性能や防汚性能、塗りやすさといったところを改善し皆様へお届けしたいと思っています。

ちなみに・・・
発売開始となった超撥水漆喰壁メンテナンス商品「ベッラムーロ」
現在汚れてしまった漆喰を白くしたい!カビが生えてしまった漆喰をきれいにしたい!などの要望におすすめさせて頂きますが・・・

水滴がそのままのっている感じです。3時間経ってもこの状態で変わりませんでした。
壁面が上を向いている事はないので、雨がかかっても流れ落ちてくれますね。

側面からみるとこんな感じです。抜群の撥水力です。
≪ベッラムーロはこちらから・・・

このように日々研究を続け、お客様一人一人に合った壁材を提供したいと思っていますので、些細な事でもご意見を聞かせて下さい。
お問い合わせはこちらから・・・

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