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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2019年1月の記事一覧

2019/01/03(木曜日)革新した土壁 塗ってくれい【Clay】・・・開発の想い

土壁 塗ってくれい【Clay】の特長は・・・
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★石膏ボードにそのまま塗ることができ施工が簡単
★土壁なのに表面は硬くボロボロしない
★仕上がりは本格的な土壁と変わらない
★リフォームにも使える高い接着力。
★土中塗りとして上に漆喰や珪藻土壁が塗れる

今回は少し開発目線で・・・
弊社は定期的に商品会議を行い、お客様からのニーズや現商品の状況等、商品についてのありとあらゆるご意見について話し合います。
その中でも以前からご要望の多い石膏ボードへの直塗り製品と中塗土のような水引き性能がある下地材が同時に出来ないかと考えました。
弊社はかなりのお客様に漆喰でご愛顧頂いていますが、創業は土屋から始まった土のメーカー。挑戦し甲斐のある取り組みです。

耐震や免震などの観点から住宅の躯体も年々変わっていき、内装壁の下地の主流も石膏ボードに移っています。
石膏ボードだから塗れないよね~。土壁は工期がかかるから難しいよね~。強度が弱いからボロボロするじゃん。ボンドを入れたら伝統と違うじゃん。
様々なお声がありました。
もちろん、伝統工法に使用する伝統材料も弊社は素材から提供させて頂いています。文化財等昔ながらの工法、材料で修復する場合の製品も多数あります。
その中で現代の革新的な工法に合うようにチャレンジした製品が【塗ってくれい】です。土壁の良さを現代建築にも合うように作り変え土壁を残していくのも伝統を守る革新であると思います。
が・・・実際に開発しようとしたら難しかった。付着力、強度、仕上がり具合、水引き性能、乾燥スピード、塗りやすさ等々。下地として使う場合の水引き性能等は上塗り材料で変わりますしね。試行錯誤を重ねてようやく完成しました。

塗ってくれい【Clay】はピンポイントでこの時にだけ使用する製品というわけではありません。
・漆喰塗りの前の土壁(中塗り)下地材として
・店舗のアクセントの土壁仕上げとして
・和室の聚楽風仕上げとして
・外壁への土壁施工(要 撥水剤塗布)としてetc.
使用する場所や用途はお客様に決めて頂く製品です。色んな想定をし沢山の機能を詰め込んだ製品にるので、是非近壁の営業にあれこれ尋ねて下さいね。ご希望に合った使い方提案をさせていただきます。
>>土壁 塗ってくれい【Clay】くわしくはこちらから・・・

 

2019/01/01(火曜日)店舗デザインで土壁の意匠をお考えの設計士様、荒壁風に土壁が作れる提案!

味噌屋の店舗で土壁仕上げを検討中!大きな藁入りの土壁仕上げをご提案


 

土壁塗ってくれいのアレンジで、様々な土壁デザインが作れます!

 

店舗設計で、古民家風土壁デザインをお考えの設計士様、石膏ボードに直接塗れる土壁、「塗ってくれい」ならそんなニーズにお応えできます。

下の写真は、実際の店舗での使用例、土壁「塗ってくれい」に大きめの荒すさを入れ塗ると、古民家の荒壁風の土壁になります。

石膏ボードに直接塗れるので、工期の無い店舗工事に最適です。

 

 

土壁のデザインについてイメージをお聞かせください。
土壁専門の弊社がご提案します。

2019/01/01(火曜日)古民家に土壁|日本の伝統的な雰囲気を土壁で演出しませんか?

石膏ボードに直接塗れる土壁で古民家風に


最近デザインや質感の良さで土壁を探し、弊社にお問い合わせを頂くことが増えました。
リゾートホテルや店舗で空間の一部として土壁がマッチするというお声です。

しかし、本格的な土壁の施工にはどうしても目に見えない手間暇がかかります。
伝統的な土壁施工は・・・
木舞下地→貫伏せ→大直し(ムラ直しや不陸調整)→中塗土→上塗り土壁のような工程ですが、実際は書かれていないような事も施工現場では必要になります。
例えば、中塗土の塗り厚は10ミリ程度です。10ミリ塗った中塗土は乾燥収縮により材料が縮み、その際に柱と土壁の間に隙間ができてしまいます。
その隙間を防ぐため、あらかじめ柱の方に溝を付けその溝の中にまで土壁を塗りこみ、乾燥して縮んでも隙間が開かないようにします。この溝のことをちりじゃくりと言い先に処理しておくやり方です。
一方、ちりじゃくりがない柱の場合は、布連やひげこを用いて柱に釘止めし、その上に土壁を塗っても乾燥時に隙間が開かないように処理します。
どちらも大変な作業で勿論その分、工期も価格もかかってしまいます。

では主流の石膏ボードではどうか?ですが、石膏ボードの上に10ミリもの厚付けは中々難しいです。
乾燥途中の水分が石膏ボードまで達し、ボードが反ったり湾曲したりする危険がありますし、。接着力も不安です。
ですので繊細な薄塗り仕上げの糊土や糊差し仕上げ等しか出来ないです。

そこで開発したのが新たな土壁「塗ってくれい(CLAY)」です。
石膏ボードに一発塗りで薄塗りながら、特に土壁でご要望が多い荒々しい仕上げも可能で、鏝を通すことにより繊細な仕上げも可能です。
さらに乾燥収縮も出来るだけ減らし、ボードの継ぎ目部分の処理も珪藻土壁や漆喰壁の下地処理と同じ工程で済みます。
現代の下地に合わせ、より皆様が土壁を使いやすくした製品になっており、イメージされている空間を演出する仕上げ方が出来ると思いますので、気になる方は是非ご検討下さいね!

≫石膏ボードに直接塗れる土壁の施工方法はこちら


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