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2020/03/07(土曜日)漆喰って何?お客様からのご質問

お客様から~城かべは、漆喰ですか?というご質問!

『はい、城かべは漆喰です。』

漆喰とは、生石灰(CaO)や消石灰〔Ca(OH)2〕(水酸化カルシウム)を主原料としたアルカリ性物質で、すさ(繊維)と糊材(海藻糊)とで練り合わせたパテ状の塗装材を示します。通常は乾燥によって硬化するといわれていますが、しかしこれらは空気中の炭酸ガスと徐々に反応し、炭酸カルシウムと変化する化学反応により硬化してゆきます。これを基本とし組み合わせているものに、様々な顔料や骨材などを混入したものを大きく漆喰と呼びます。

そのうな事から、城かべは漆喰です。既調合漆喰ですね。

原材料は、

■ 城かべ・漆喰の成分

漆喰・城かべは消石灰より製造されており、その消石灰を生み出すのには手間と時間がかかります。これにはまず、質の良い石灰石(CaCo3)を塩焼きし、生石灰(CaO)を作ります。出来上がった生石灰に水をかけ消化し、消石灰〔Ca(OH2)〕となります。化学式は以下のとおりです。

化学式  

① 石灰石CaCO3   →  生石灰CaO + 炭酸ガスCO2        

② 生石灰CaO  + 水H2O → 消石灰Ca(OH)2

 

  • 石灰石(せっかいせき)limestone

城かべの主成分である生石灰や、消石灰の原料となる石灰石は主成分が炭酸カルシウム(CaCO3)です。これらは海中の生物である珊瑚や生物の死骸の石灰分や、排泄物が海底にたまって出来た水成岩(堆積岩)が主なものです。これらには火山活動により火成岩化したものや、成分に粘土分が多いものなど多くの種類の石灰岩があります。産地も日本中ほとんどの都道府県にあり、特に日本のものは不純物の少ない非常に良質なものといわれております。

  • 生石灰(きせっかい・せいせっかい)quicklime

石灰石を土中炉において過熱することにより、分解反応により炭酸ガスを放出して生石灰となります。(化学式①)漆喰・城かべを製造する上ではただ過熱するだけでなく、『塩焼き』を行います。これは日本の伝統技術で岩塩を混合し焼くことにより、焼きしまりを防ぎ生石灰の結晶が大きく成長し、消化しやすい生石灰が出来ます。

  • 消石灰(しょうせっかい)slaked lime

生石灰に水をかけると激しく発熱し、水和反応を起こし消石灰となります。(化学式②)この反応を消化といいます。よって生石灰は発熱による火事などの被害も考えられるため、危険物として取り扱われます。左官用に使用される消石灰は、工業用とは違い高い品質を求められるため、製造には十分な手間と時間を費やしています。日本工業規格でもJIS A 6902左官用消石灰と、JIS R 9001工業用消石灰に品質基準が分けられており、漆喰・城かべはこれらの基準は下記のとおり合格しております。

  • すさ

すさは基本的に麻・藁・紙の3種からなり、漆喰・城かべには基本的に麻すさや、紙すさが使用されます。(一部地方により藁を入れるものもあります。)これらの成分も様々ですが上塗りの漆喰には、白く晒した上質のすさが使用され、高級城かべや、桂離宮で有名なパラリ仕上げなどには紙すさ(和紙)が用られています。

城かべに混入される糊は、材料に適度な粘性と、鏝作業による作業性や水持ちを向上させる働きがあり、炭酸化によりゆっくり硬化する漆喰の初期硬化を補助する役目があります。
基本的には海藻糊で角又・銀杏草・ふのりなどが使用されます。過去には現場での炊き糊にとして混入されていましたが、現場での臭いがきつく、火災予防と手間もかることから使用は困難となっております。しかし現在、本格的な銀杏草を混入したものを工場で混練した『ほんねり』や『古代漆喰外装用』などの練り漆喰以外の、漆喰・城かべ商品には良質の角又を乾燥粉砕した、粉角又の城かべ角又を使用しており、問題なく施工できるようになりました。

 

 

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