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課題解決事例MAINTENANCE METHOD

漆喰がカビで汚れた、お悩みの業者様へ!「塗り替えたいけどどうすればいいの?」

Before

After

汚れた漆喰面を新しく漆喰で塗り替えたい!


 

漆喰の塗り替え方法について

カビで汚れてしまった漆喰壁、黒くなってしまったので塗り替えたい!
そんなお客様のご要望に、ご提案!カビで汚れた外壁漆喰の塗り替え方法をご提案致します。

 

漆喰のカビ!Q&A

Q:漆喰ってカビが生えないって聞いたけど?

A:確かに!カビが生えにくい建材であることは間違いありません。でも、カビの生育条件(温度・湿度・栄養)があるとphの高い漆喰面でもカビは発生します。特に漆喰は古くなると表面が劣化し表面の撥水性能が落ち、カビの栄養源となる水を吸水してしまいます。また、中性化し抗菌性能も落ちてしまいます。

Q:なぜ?カビが発生するの?

A:環境にもよりますが、特に漆喰面のカビの主な原因は「水」と考えられます。雨などが原因で壁面が一定期間濡れた状態が続き、その上にカビの胞子が付着すると繁殖します。
空気中に無数に浮遊しているカビ菌を防ぐことが出来ないので原因となるものを取り除く対策になります。

もちろん、塗り替えはカビだけが理由ではありませんが、問合せが多い事例です。

 

それでは、塗り替え方法について順にご説明致しますが、読むのが面倒な方はお電話ください!

考えられる原因

なぜ?漆喰にカビが発生するの?


カビの胞子は、空気中のあらゆる場所を浮遊しているといわれています。その胞子が、漆喰の壁面(水分が多い場所)や繁殖に向いた環境で広がっていきます。

■カビが好きな(繁殖)の条件

①栄養:水やホコリなどの有機物を栄養源とします。特に湿気が高い場所や、水分の多い場所では胞子も付着しやすく活発に繁殖します。

②温度:気温20℃~28℃ぐらいがカビ繁殖の最適条件となりますが、もちろん冬場でも発生します。

③湿度:湿度60%以上で繁殖します。梅雨時期や日陰、植栽付近や水田・ため池付近などもカビにとっては好条件となります。

④酸素:微量の酸素でも十分繁殖するそうです。

 

【カビの繁殖過程(参考)】

漆喰は、強アルカリ(ph12~14)で主成分の消石灰は鳥インフルエンザや牛の口蹄疫などの殺菌にも使用されるように抗菌性が強く衛生的で菌には強いと言われています。
よって漆喰内部よりカビが発生することはあまりありませんが、カビ繁殖の条件が整うと漆喰表面にカビが発生します。

特に壁面の水切れが悪く湿った状態が続く場合は、その水分を栄養源に繁殖します、室内では結露なども原因となります。漆喰には高い吸放湿性能があり、湿気や結露を防ぐのに有効な材料です。しかし、パターン仕上や鏝押え不足、などにより表面から雨水などが侵入が原因で水分が飽和してしまいます。この表面の水分が栄養源になります。

アルカリである漆喰面でも条件が整えばカビは繁殖します。

もちろん、条件が整えばですが、壁面全面に発生するのではなく隣の建物と隣接した壁面、日当り風当たりなど条件が悪い壁面、雨掛かりが多い面などに発生しやすくなります。

その他にもブロック、RC下地などへのモルタル中塗りに直接漆喰上塗り施工などを行った場合など、モルタルやブロックが保水し下地に水が溜まり易く乾燥しにくい状況でもリスクは高くなります。

それ以外にも長期間の漆喰への水分の影響により、漆喰表面が溶け表面がざらざらになり、白く粉を吹くような状態になります。このような場合も漆喰の中性化を早め著しく表面の吸水率が高くなりカビの発生が早くなります。

※実施に施工後1年でカビが生えた現場もあります。

 

では?どうすればいいの?


キーワードは、漆喰の雨水対策です。

「漆喰内部に水を侵入させない!」

それでは、順番に材料をご紹介!

 

① 対象となる下地の状況を確認する。

1、塗り替え面に亀裂はありませんか?

2、浮きや剥がれはありませんか?

塗り替える下地面がしっかりとしていることが重要です!

亀裂がある場合は・・・

亀裂の周囲は浮いていることが多くあります。カッター(サンダー)などを用い、亀裂箇所をVカットし浮き部分を除去してください。

浮き剥がれがある場合は・・・

浮いている個所は、ケレン・ヘラなどで取り除いて下さい。

 

② 下地の汚れを清掃する

 

【カビの場合】

カビの程度にもよりますが、殺カビ処理が必要です。
乾燥した塗り替え面に「島かべ殺カビ剤」を刷毛ローラーで全面に塗布します。(24時間乾燥)

≫島かべ殺カビ剤は、漆喰についたカビを殺す薬品です。塗り替え前にお使い下さい。

【通常の汚れの場合】

市販の中性洗剤などで清掃します。塗り替えを行うので完全に取れない場合でも大丈夫です。(24時間乾燥)

島かべしっくいは、強アルカリ(ph12~14)の性状で主成分の消石灰は鳥インフルエンザや牛の口蹄疫などの殺菌にも使用されるように抗菌性が強く衛生的です。よって島かべしっくい内部よりカビが発生することはありませんがカビ繁殖の条件が整うと城かべ漆喰表面へのカビの発生は起こります。

特に水切れが悪く著しく湿潤状態が続く場合はその水分を栄養源に繁殖します。島かべしっくいには高い吸放湿性能があり、結露を防ぐのに有効な材料です。しかし、施工上パターン仕上や鏝押え不足、城かべ油の未混入などにより表面の吸水率の向上などが原因で水分が飽和してしまいます。したがって、アルカリである漆喰面でも条件が整えばカビは繁殖します。

以上のことから、壁面全面に発生するのではなく隣の建物と隣接した壁面、日当り風当たりなど条件が悪い壁面、雨掛かりが多い面などに発生しやすくなります。

その他にもブロック、RC下地などへのモルタル中塗りへの直接上塗り施工など下地に水が溜まり易く乾燥しにくい状況下では長期間の漆喰への水分の影響により、漆喰が溶け表面がざらざらになり、白く粉を吹くような状態になります。このような場合も漆喰の中性化を早め著しく表面の吸水率が高くなり中性化を早めることからカビの発生が施工後3から8年程度で現れるようになります。

メンテナンス方法

施工要領例1

その1:カビが生えないようにするには!

島かべしっくい(本漆喰)を使ってのカビ対策


理論上「壁を早く乾燥させる!」ということですね!

ということは、島かべしっくい表面から水の侵入を防ぎ、モルタル下地に水を回らさないようにすることが有効です。
島かべしっくいの撥水対策は効果的です!

近畿壁材では、効果的な撥水対策を沢山ご用意しております。
お客様の現場の状況とニーズによりご提案を変えておりますので、お気軽にお電話下さい。

【撥水対策のご提案】

 

① 伝統工法!文化財には「島かべ油」をお使い下さい。
先人の知恵、水と油!漆喰内部に油を入れることで漆喰の撥水効果は高まります。

② 島かべしっくいを強くし、撥水効果を高める現代しっくいに最適な撥水剤!「島かべミクサップ」
雨が多く当たる場所や、外壁のパターン仕上げ面など漆喰に混入する撥水剤です。

③ 漆喰乾燥後表面に塗るので一番効果的!「島かべ撥水剤」
漆喰が完成したら最後に塗る撥水剤です。浸透性で効果も長い防カビ剤配合の撥水剤です。

この場合に使用する材料について
文化財仕様!漆喰に混入する「島かべ油」

島かべ油は、自然素材の植物油です。漆喰に入れて塗ることで撥水効果が高まります。

商品のお問い合わせ・資料請求はこちら
ニュータイプの混入型撥水剤「島かべミクサップ」

島かべミクサップは、漆喰の強度を上げ、撥水効果を高めます。

商品のお問い合わせ・資料請求はこちら
効果が長く撥水効果が一番高い!「島かべ撥水剤」

島かべしっくいが完成後、塗布する撥水剤です。抗菌剤配合で高い浸透力で漆喰を守ります。

商品のお問い合わせ・資料請求はこちら
施工要領例2

カビと汚れに強い外壁用漆喰!を使えばバッチリ‼

カビと汚れに強い現代風漆喰「リライム」で建物をカビから守る!


 

漆喰をカビから守る方法は、油や撥水剤だけではありません!
漆喰その物をもっとカビに強くするという方法があります。

リライムは、漆喰内部への水の侵入を防ぐ力を通常のより高め、撥水性!抗菌性!付着力!を向上させた漆喰です。

モルタル下地に専用のリライムベース(シーラー)を塗ることで、モルタルへの水の侵入を防ぎ、付着力も高めます。

パターン仕上げ、フラットな押さえ仕上げ両方に対応した今までにない外壁用漆喰です。

この場合に使用する材料について
パターンも押さえもできる外壁専用漆喰!「リライム」

リライムは、「抗菌」「撥水」「曲げ」「付着」「耐候」すべてを従来の漆喰より向上させたニュータイプの漆喰です。

 

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施工要領例3

カビ面の塗り替えについて!(古い漆喰の塗り替え)

カビの生えた壁面を、島かべしっくいやリライムで塗り替える場合


漆喰のカビが生えた場所の塗り替え(メンテナンス)!

カビの生えた面がしっかりし、亀裂、浮き剥離が無いことを確認し下地処理を行い下地材を塗ります。

① 下地処理の所でご説明した下地処理と殺カビ処理を行います。

② 下地の補強とアク止め処理として島かべプライマーを塗布します。

③ 専用の下地材(外壁なら漆喰ベース・内壁ならボードベース)を塗ります。

④ 漆喰を塗ります。

※状況に合わせ、撥水剤を使うかリライムを使うかご検討下さい。

この場合に使用する材料について
塗り替え用下地処理剤【島かべプライマー(アク止め)】

島かべプライマーは、下地のアク止め、汚れの隠蔽、下地強化、吸水調整、付着力の向上に役立つ下地処理剤です。
ローラー刷毛で施工でき、シーラー感覚で施工可能です。

 

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外壁の塗り替えに最適!漆喰専用下地材、漆喰ベース!

漆喰の塗り替えはどうすればいいの?そんな疑問が解決する下地材です。
外壁古壁の塗り替えにお使い下さい。

商品のお問い合わせ・資料請求はこちら
内壁の塗り替え!ビニールクロスのリフォームにも使える、ボードベース!

結露でジメジメ、ビニールクロスがボロボロ、そんなときに漆喰にリフォーム!
ボードベース下地材を使えば家中すべてを漆喰にできます。

商品のお問い合わせ・資料請求はこちら

近畿壁材は、漆喰のプロ!お客様の「困った!」を解決します。