漆喰にできるアクは、防げます。
漆喰にできるアクはどう防ぐのか疑問に思い調べてみました。
漆喰には様々な原因でアクができます。アクは、乾きにくい冬場にできやすくなっています。
「アク」は、水分があると浮いてきやすくなります。
では、冬場などにアクができてしまう場合にはどうすればいいのか。
「あく止めシーラー」を塗布することでアクや汚れを仕上げ面に出てこないようにします。
コンパネやべニアなど材質が木でアクがでやすい下地や、古壁のリフォームで古壁に汚れがある場合などにご利用いただけます。
アク止めシーラーの施工は刷毛またはローラーを使用し、噴霧器による施工は行わないでください。
例えば、合板(コンパネ)下地に漆喰仕上げ材を施工する場合。
①目地やジョイントの処理をした後、アク止めシーラーを塗布する。
(24時間乾燥)
②漆喰専用下地材「ボードベース」を施工
(夏場 12時間 冬場 24時間)
③漆喰仕上げ材を施工
このような手順でアク止めシーラーを使用します。
下地のアクが強く下地材に浮き出てくる場合は、再びアク止めシーラーを塗布し下地材を施工する。
この作業を下地材にアクが浮き出てこなくなるまで繰り返す。
漆喰の灰汁(アク)を防ぐには、こういう方法があることを知りました。
今後も様座な下地に対応できる知識を学びたいと思います。
「ここ間違ってる」や「このほうが良いよ」などアドバイスがございましたら
【fujimori@kinkikabezai.com】このメールアドレスにご意見送って下ると光栄です。
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