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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2017/11/27(月曜日)これから冬の寒い季節!内装漆喰パターン仕上の表面の白華やテカリにご注意下さい。

内装パターン漆喰が多くなっています。

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内装漆喰工事も標準仕様で行われるようになり、ボードに漆喰を塗ることが多くなっています。
しかし、その反面、これからの1月、2月の寒い時期必ず施工後皆様からご相談頂くのが表面のテカリと、白い粉が手に付くという白華の問題です。
これは、漆喰である以上残念ながら発生する現象ですが、100%防ぐことは出来ないにしろ多少は減らすことは可能です。

テカリも、白い粉も漆喰の特徴からなる似たような現象ですが、やはり多くは寒い時期に現れます。
テカリに関しては、冬場は漆喰の乾燥が遅く下地にあまり水が引かないような場合(乾燥がおそくなるような場合)、漆喰表面に浮き上がってくるノロが幕を張ったようになり、表面がテカル現象です。
光の当たり具合では、ニスを塗ったようなテカリになります。

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特に写真のようにノロを浮かせて模様を作る引き摺り仕上げなどは顕著に現れる現象です。
対策としては、
①早く乾燥させる。下地にボードベースライトのような少し水の引く下地を厚く塗り、水引を早めたり、固練りの薄塗りで乾燥を早めます。
②暖房等で乾燥を早くさせる。暖房を現場で使うことは難しく、使ったとしても日中だけで、夜間は寒く冷え込みます。漆喰の乾燥には時間がかかるので夜間に発生することがあります。
③押さえるようなパターンにする。塗ってすぐにパターンにせず、少し乾燥させてから押さえるような、表面を荒すようなイメージのパターンにする。

このような対策をしてもテカル場合がありますが、比較的押さえの場合は、水が引くまで押さえ、テカリとなるノロを沈めるので出にくいとも言われています。
水の引く下地で、うす塗りの固練り、押さえっぽい仕上げを試されては如何でしょう。

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次に白い粉ですが、これも同じような原因です。白華は、漆喰以外にもセメントなど漆喰を使う材料ではよく発生します。
これも一種の冬場に起こる硬化不良で、漆喰がゆっくり乾けば乾くほど(冬場)特に発生します。
難しい話はよくわかりませんが、漆喰の主成分、消石灰内に含まれる石灰の結晶は、寒いほど大きく成長するそうです。この結晶が乾燥後硬化せず漆喰表面に残ったものが白い粉になります。

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対策としては、テカリと同じように乾燥を早くさせることとなりますが、出た場合完全に硬化後状況があまりひどくなければ、硬くsg絞った濡れタオルなどで拭き取ることで除去できます。

冬場に漆喰を塗らないで、というのは不可能ですが出来るだけ暖かい日にあまり夜遅くまで塗り付けを行わず、早く乾燥させると少し増しになります。

これから寒い時期、現場も大変ですが、頑張って下さい。

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