モルタル下地には、漆喰ベース?それとも城かべ中塗り用(砂漆喰)? | 近畿壁材工業株式会社 匠に役立つ塗り壁ブログ 【漆喰】昔ながらの漆喰壁材「城かべ」の販売。

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2017 09

モルタル下地には、漆喰ベース?それとも城かべ中塗り用(砂漆喰)?

先日、お伺いした現場は文化的価値の高い昭和初期の建物で、躯体はコンクリート、間仕切りはレンガ積みに、モルタル⇒砂漆喰⇒プラスターで仕上てあります。
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下地の補修を行った後、漆喰仕上げにするとのご要望で、早速見本作成をしていますが下地はモルタルで漆喰の押さえ仕上の場合、中塗りは城かべ中塗り用(砂漆喰)がいいのか?それとも漆喰ベースがいいのか?悩んだことはありませんか?・・・・

ありませんよね・・・・

というわけで、悩んでなくてもこの違い、見本塗りで申し訳ないですが当社の主観で検証してみたいと思います。

まずは、モルタル塗り!モルタルは現在はほとんどが軽量モルタルなので今回も市販の軽量モルタルを塗ります。モルタルに関しては、各社モルタルメーカー様の仕様に従って塗って頂くわけですが、最近は全面ネットが主流なので全面ネットがお勧めですが、漆喰をその上に塗る場合、あまりにネットが表層でむき出しになっている場合は、城かべ中塗り用(砂漆喰)はシーラーをしていても浮いてくることがあります。
また、ネットを十分にノロで伏せこんでも表面のノロは強度が無くこれもまた剥がれた事例があります。
ネットの伏せ込みには注意が必要です。

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通常軽量モルタルの仕様は、16㎜(8㎜2回塗り)ですがそれはさすがに見本では無理なので省略。

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見本ではありますが、やはりモルタルを平滑に塗るのは難しいですね。これが大壁で16㎜厚ともなると大変ですね。やはりプロは凄い!

1、ここで1つ目の「漆喰ベース」か「城かべ中塗り用」かが登場!
このように少しであってもモルタルの不陸は漆喰の大敵!
これを直し場を整えるには「城かべ中塗り用(砂漆喰)」が良いと思います。

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モルタル下地には、どんな場合でも「城かべシーラー」を塗布しましょう!
城かべシーラーを塗るのには理由が3つあります。

1)一つは、水引き調整。吸水の激しい下地には城かべシーラーを塗ることでドライアウトを防ぎ急激な乾燥を防ぎます。
2)二つめは、接着増強です。接着増強と言ってもモルタル乾燥時の白華による表面を固める意味もあります。白華の上にそのまま城かべ中塗り用(砂漆喰)を塗ると付着せず浮くことがあるので注意が必要です。
3)三つ目は、施工後モルタルに雨などによる水が入りにくくする為です。シーラーをしておけば少しはモルタル面への水の進入が防げます。モルタルまで水が回ると漆喰面の乾燥が遅くなり、「カビ」などの原因にもなりますからね。

2、ここで2つ目の「漆喰ベース」か「城かべ中塗り用」かですが、モルタルへの付着に関しては、断然漆喰ベースが有利ですね!付着力は抜群です。もちろん様々な下地の塗り替えにも使える優れものですから、もちろんモルタルへの水の進入をブロックするにも漆喰ベースは優れています。

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で、「城かべシーラー」塗布完了!今回は、3倍液(水2Lに城かべシーラー1L)で希釈!

≫城かべシーラーに興味が湧いてきましたか?どうぞこちらのリンクをご確認下さい。

城かべシーラーは、原則完全乾燥です。
2時間~6時間ぐらいで乾くと思います。乾いていないと余計に水が引くので注意して下さいね。

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それでは城かべ中塗り用を塗ってみましょう!
城かべ中塗り用は、城かべに砂が入っているだけではなく、すさもマニラすさに変え厚塗りに対応しています。大き目の砂が入っており、海藻糊も強めなので固練り・厚塗りに向いています。

水持ちのよい材料なので鏝押さえもゆっくり出来ます。

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通常は、3㎜~5㎜厚程度で塗って、モルタルの不陸調整をします。

次に、漆喰ベースはを塗ってみます。

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先ほどもお伝えしたように厚塗りは出来ません。よって不陸は直りませんが、塗りやすさは間違いありません。下地がもともとフラットな下地であればなんら問題は無いですね!

3、ここで3回目の比較ですが、施工性は断然漆喰ベースですが、厚塗りが必要な場合は城かべ中塗り用ですね。これは用途によってなので比較はおかしいですね。

≫外壁用塗り替え下地材【漆喰ベース】はこちら・・・
≫城かべ用砂漆喰【城かべ中塗り用】はこちら・・・

両者の乾燥時間ですが、漆喰ベースは24時間~48時間。城かべ中塗り用は、3日~7日程度かかりますが、城かべ中塗り用の場合は、下地と季節によってまったく乾燥時間が違うのと、薄く塗れば上塗りの城かべ漆喰の追い掛けも可能なのでこれも比較になりませんね。

さて、いよいよ上塗り城かべ漆喰塗りです。

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ご存知、漆喰界の横綱【城かべ漆喰】上塗りです。
漆喰ベースにはそのまま塗ります。完全乾燥した城かべ中塗り(砂漆喰)の上には「引き糊」を塗ってから追い掛けます。

※「引き糊」・・・最近の当社の説明も、砂漆喰に追い掛けよりもフラットにした城かべ中塗り用を完全乾燥し、城かべ角又を沢山入れた糊の濃い城かべをしごき塗りしこれに普通の城かべを追い掛けする工法です。このやり方のほうがムラ引きが少なく水引きが均一です。

4、いよいよ「城かべ中塗り用」対「漆喰ベース」対決も大詰め、上塗りを塗った感じですが、正直・・・・どちらでもOKです。。。すいません。
もちろん、早く仕上がるのは城かべ中塗り用への引き糊です。ゆっくり乾くのは漆喰ベースですね。真壁など小壁には引き乗りがいいでしょうし、少々大壁で人工が少ない場合は、漆喰ベースのほうがよいと思います。

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「とことんまで押さえたい!」場合は、城かべ中塗り(砂漆喰)のほうがよいと思います。

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結論として、「好み」と「状況」と「季節」と「下地」と「予算」と「工期」と「手間」を考えて使い分けて下さい。

本当に漆喰は奥が深いですねぇ~

≫漆喰の最高峰「城かべ漆喰」をお探しの方はこちら・・・

≫外壁下地の決定版!「漆喰ベース」はこちら・・・

 

 

2017/09/11 11:00

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