弊社は、ここ淡路島で「土屋の浜岡」として大正元年に創業いたしました。
当時は船舶を使用し国内はもとより国外にまで販路を持ち、土の文化を支えてきましたが、戦後の高度成長期、世の中の流れは次第に繊維壁や砂壁へと移行していき、
「土屋」の弊社も「壁屋」としてそれらの壁材を主に製造販売する時期を迎えます。
しかし、火災による煙やガスで命を落とす人や、建材に含まれる化学物質が原因で体調不良を訴える人達が年々増加することに疑問を抱き、次第に昔ながらの不燃材である漆喰や土壁を復活させる必要性を強く感じるようになりました。
繊維壁や砂壁が全盛の時期に、漆喰という昔の材料を売ることに周囲からは時代遅れだとか、手間や工期がかかるという声もありましたが、必ず復活させなければならないと信念を持ち続け、昭和39年今までにはなかった既調合漆喰「城かべ」の販売を始めました。
地元淡路島から腕の良い左官職人とともに全国で実技講習会を行い、各地の職人の声を集めては試行錯誤を繰り返し、今日では漆喰の必要性と商品の高いクオリティーが認められ、国宝や重文、神社仏閣そして一般住宅や蔵にと数多く使用されております。
十数年前の阪神淡路大震災で弊社は全壊の被害にあいましたが、その経験を生かし
「万一火災が起こったとしても燃えず有毒ガスの発生しない漆喰や土壁で、逃げ出す時間を少しでも確保できれば」という思いから「元土屋」として新たに「土壁」にも注目し、本物を求める方に安心して使っていただける壁材を真心込めてご提供しております。
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